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むらっち2のブログ一覧

2015年01月30日 イイね!

アイヌ “マキリ(小刀)” を作ってみよー!

アイヌ  “マキリ(小刀)”   を作ってみよー!

だんだん引き返せなくなってきました


σ( ̄∇ ̄;)






さて、前回1500円で購入した『関 孫六』 の全鋼 『間切り包丁』

まずは柄に彫刻を施します









鞘と柄のデザインを決めて下書き




ここで彫刻刀を使うとフツーなので、肥後の守で頑張るw

にしてもこの肥後の守はスゴイ!

刃こぼれ一つしない! サクサク切れる!








で、完成♪









まるで合口のような味気ない柄が見違えましたw




次はイタヤカエデが到着しましたら、鞘の作成に取りかかります(^o^)




あっそうだ! もう一本の鉈はタシロ(山刀)風に作ってみようかなw


Posted at 2015/01/30 12:59:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 木工・彫刻・刃物 | 日記
2015年01月27日 イイね!

【雑記】祖父との思い出②

【雑記】祖父との思い出②

祖父の行李には一緒に遊んだ、懐かしい物がたくさん詰まっている
鉈2本、鋸1本、魚入れ、仕掛け入れ、渓流竿2本(長いのが祖父ので短いのが当方の)
失くしたと思っていたのだが祖父が大切に保管してくれていたようだ
ちなみに、仕掛け入れからは「熊除け鈴」まで出てきた
今現在売られている物と違い、古い鈴は澄んだ綺麗な音が鳴ります♪






ゴミの山のようにも見えますが、実は値打ち物も多い!特に鉈はね!
しっかりと裏打ちまで施され、美しい乱れ刃の刃紋まで確認される
なんだか「日本むかし話」の「村正の鉈」みたいですねw
(一番好きなストーリーは『戸倉山の大鷲』です)


祖父は亡くなる前に、この行李は絶対に孫の「むらっち2」に渡せ! 
と言っていたらしい…






で、「肥後の守」の件

今回購入したのは、ただ懐かしいだけではない
久しぶりに祖父の形見である行李から出した、前述、2本の鉈… 
手入れが悪く少々錆びついてしまっていた。それに、敢えてよく見てみると
その抜き身が収まる鞘… その造りがあまりにもお粗末だった





つまり、23回忌前に、鞘を自分で作ってしまおうと思い立ったのである


当初はこんなことをブログにするつもりはなかったため
作成工程の写真はゼロですw 完成した姿のみを、お披露目いたしますwww




木材の合せに隙間はありません。上手く出来ました
表側の出っ張り、抜け落ち防止用の「栗型」については
大抵切り込みを入れ、後付で接着されるのですが、この鞘は大量生産品ではなく
当方のワンオフ品なので、鞘の一部として削り出しで作成します
これで「栗型」自体が割れない限り、剥がれ落ちたりすることはありません







あとよくある事故として、鉈の刃が不意に鞘を割り、手に怪我を負うことがあるようなので
強度出しの籐(ラタン)を全体に巻き、上部の鯉口には「柄止め」の段差をつくっています
それと、内部の削りにも少々小技を利かせており、ハバキは無いのですが刃の一番厚い
根本部分のサイズに合わせて全体を削り、納まる最後はキツくしています
感覚的には、刃をスゥ~~っと入れ、最後にクッと押し込むような感じです






なので刀身は鞘の中で中空状態となるうえ、ひっくり返しても鉈は落ちてきません!
刀身を中空にする利点は錆を呼ばないことですね! 鞘の中で刃がどこかに触れていると、水に濡れたときは勿論、湿気でもその接地している部分に錆を呼んでしまうんですね

後は腰に結ぶ「真田紐」を「栗型」にくくり付け完成です






ちなみに使用した道具はこれだけです
けっこう驚かれるのですが、本当にこれだけしか道具は使っていません
あっ!あと、しいて言えば鉛筆とペーパーと漆塗りのハケくらいですかねw








それから今回は鉈自体のレストアも同時に行っており、腐食の酷かった柄は
新たに樫材(ハンマーの柄ねw)で作り直し、米国生まれのゴムコーティングを施す
そして余った籐(ラタン)を巻き、人工漆で固めてみました

和洋折衷ですwww



「刃」や「地」の部分もペーパーを掛けたのですが、そこは、あえて“ある程度”でやめています
ペーパー掛けをしてよく分かったのですが、祖父の言う通り、確かにこの鉈は非常に良質な鉄を使っています。 アルミも同様ですが、良い素材ほどバフ掛けをすると、より綺麗な鏡面仕上げになるのは既にご存じかと思いますが、今回そこまでやらなかった理由として、本来「鉈」とは観賞用ではなく実用的な物であるからです

そういったバックボーンを第一に考えた結果、ある程度の鈍い輝きに留め
ペーパーは800番→1000番→1200番までとし、丁子油が乗り易いようにしました




それと余談ですが、植物油である「丁子油」は酸化が早く、マメに手入れをしないと錆を呼んでしまうらしいので、機械油用に精製された「椿油」の方が、使いやすく長持ちするそうです



さて、そんなこんなで引き籠って木工を楽しんでいるのですが
次回はニジマス釣り用にと1,500円で買ってきた「関 孫六」全鋼の「間切り包丁」に
アイヌ「マキリ」に似た細工を施し、柄と鞘を作成してみようかと思います





※参考画像







ではまたw


Posted at 2015/01/27 21:05:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 木工・彫刻・刃物 | 日記
2015年01月27日 イイね!

【雑記】祖父との思い出

【雑記】祖父との思い出
今回のブログはバイク・クルマに関係のない事ですので

興味の無い方はスルーしてください

ブログなので独り言のつぶやきです







もうすぐ祖父の23回忌だ
その法事を迎えるにあたり、フト、祖父との思い出が蘇った
祖父は「むらっち家の男子たるもの、刃物の取り扱いには精通していなければならない」
そんな事を言い、まだ小学3年生の自分に「肥後の守」を買ってくれた


この有名なジャパニーズフォールディングナイフの「肥後の守」については
いまさら特に説明するまでもないが、昔の子供達はこのナイフを使い自分で木工や木彫りを施し
何でも遊び道具を作っていた。当方が子供の頃は、すでにカッターナイフが主流であり
「肥後の守」はかなり少数派だったが、このナイフを買って貰った時は、本当に心が躍ったものだ


切れ味が悪くなると“パキパキ”と刃先を折るカッターナイフに対し
「肥後の守」は切れ味が悪くなると、砥石で研がなければならないので、面倒といえば面倒である
だが実は、この頃に刃物の研ぎを覚え、いまだに包丁等をカミソリ並みに研ぎあげる事ができる
まあ、一応、特技の一つであろうと思っている







さて、祖父に買って貰った「肥後の守」
コレをズボンのポケットに携え、祖父と山林でよく遊んだものだ
柳の木の皮を剥ぎ、それを撚って弦を作り、同じく柳を使い簡易的な弓を作ったり
自在鉤や習字の筆置き、木彫りの閻魔面なんかまでも作った
あと、食べられる山菜やキノコを切り取ってきたり、薬草なんかも教えて貰ったなw



そんな遊びに大活躍していた「肥後の守」だが、ある日、山で無くしてしまい
大変悲しい思いをしてしまった。それ以降は便利なカッターナイフにバトンタッチし
祖父とはあまり遊ばなくなり、当方は中学生へとなっていった…









ずいぶん時間が経過した… 祖父が亡くなって22年目の今年「23回忌」がやってくる


そして先日、なんとなく赴いたホームセンターで「肥後の守」を見つけ、非常に懐かしくなり
思わず購入してしまった。しかもコレは、特別鍛え青紙割り込み(若干、刃が厚い)の優れた一品だ
五~六百円から購入できる従来タイプの物に対し、二千円近い値付けは少々お高く感じるが
和鉄の上位ランクに相当する「青紙割り込み」なのだから、考え方によっては安いとも言える






ちなみに、刃物に使われる和鉄(安来鋼)を簡単に説明すると「青紙、白紙、黄紙」と別れており
ちょっと良い刃物は、高い硬度を持つ白紙を使い「包丁、小刀、鉋、剃刀」などを作っている
そして、白紙よりもさらに硬度が高い「青紙」はタングステンを含む高級鋼で
更に良質の刃物に使われているのである


そう、すっかり忘れかけていたのだが、祖父は亡くなる前に、当方に二本の刃物「鉈」を残してくれた






まず 「鉈①」

これは普段使い用で、当方との山遊びで使用するのは勿論だが
薪を割ったりするのにも使っており、いつも祖父の腰にこの鉈がぶら下がっていた
祖父曰く、「白紙割り込み」の良い鉈で良く切れる。そんな事を言っていたのを覚えている



そして「鉈②」

コチラは相当特別な物で、敢えて銘は伏せておくが、当時、名のある鍛冶屋に青紙と軟鉄を
積層し鍛えて貰った業物だとよく言っていた。いつも湿気を防ぐ行李に入れ
滅多に抜き身は見せてはくれなかった。 ただ、月に1回くらい、神棚をお参りする際
古い油を打ち粉で綺麗にふき取り、半紙を切る様を見せてくれていたな!
その半紙はスカッと切れていたのを覚えている。

それは、それだけ緻密に鍛造できている証拠なんだそうな


その後、祖父は必ず新たな丁子油を塗り、行李に納めていた

  


つづく

Posted at 2015/01/27 16:24:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 木工・彫刻・刃物 | 日記
2015年01月09日 イイね!

東京オートサロン2015

東京オートサロン2015
カービートでも取材に入ってます♪

ノッシー編集長はRJCの役員だから忙しそうですね!

でも嬉しい事に、編集長が忙しいぶん

カービートの若い衆が頑張って動いてます♪





クルマが元気になれば日本が元気になる!
日本が元気になれば希望が持てるようになる!
希望あふれる日本のために!!



ん?


こんな写真まで…… !!(゜ロ゜ノ)ノ





まあ、分かるヤツは分かるってーー事でw




負けられんなぁ… (-∀-;)ブツブツ

Posted at 2015/01/09 23:08:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | カービート | 日記

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