校内裁判

本日、月曜日はMOVIXのメンズデイなので、会社帰りに映画鑑賞。

宮部みゆきのサスペンス小説原作の

ソロモンの偽証　前編　事件

23年ぶりに母校、城東第三中学校に教師として戻ってきた
中原涼子（尾野真千子）　校長に請われて、この学校の伝説に
なっている校内裁判事件の真相を語り始める。

1990年12月25日、前日からの雪ですっかりホワイトクリスマスとなった朝、
クラス委員の藤野涼子(藤野涼子)はウサギ小屋の掃除のためにクラスメイトの男子と一緒に登校したが、
正門には嫌われ者の教師がいたため、通用門から構内に入ったところ、雪の中から手が出ているのを発見。

慌てて雪を掘るとそこには、2-Aのクラスメイト柏木卓也の遺体が。

警察と学校側は、遺書は見つからなかったが自殺と判断したが、年明けに3通の告発状が届く、
「柏木は自殺ではなく、校内の問題児、大竹とその取り巻きが突き落とした殺人である」というモノだった。

この告発状の存在を知った地元ケーブルテレビの報道により、保護者を巻き込んで大騒ぎとなり、そんな中、
担任教師は辞職し、3年に進級した春に、クラスメイトの浅井松子が交通事故で亡くなり、
その責任に耐えきれず、校長もまた辞職してしまう…。


前編は、柏木の死から、翌年の夏に涼子が校内裁判をすることを決心し準備するまでのお話。

話の中の時系列が、かなり行ったり来たりするので、其々のシーンの順番を理解するのにチョット混乱する
ところがありましたね。

顔のアップと、焦点をズラしてボカシなどを多用する傾向がみられましたが、その意図は理解できましたかね。

周りを固める、教師、保護者などの役者陣が中々豪勢でしたね、オーディションで選ばれた生徒役の33名、
さぞかし大変だったでしょうね。

後編は4月11日から公開されますが、裁判で一体どんなどんでん返しをしてくれるんでしょうね？

原作を読んじゃうと、つまらなくなっちゃいそうな気がしますので、後編を見るまで、予習はしないようにしますかね。
（何しろ３部作６巻で、３０００ページに及ぶ作品ですので、読む気にならないですけどね)