産めよ増やせよ、地に満ちよ！

昨日は4月1日エイプリルフールでしたが、ウソはつきませんでした。
毎月1日はファーストデイで映画鑑賞1100円でしたので、
会社帰りに寄ってきました。

ジュピター

アンディ＆ラナ・ウォシャウスキー姉弟による、SF作品

不法移民のジュピター・ジョーンズ（ミラ・クニス）は清掃婦として働いていたが、
変わり映えのしない毎日にうんざりしていた。

従妹にそそのかされて、卵子提供をしようとしたため、遺伝子情報が漏れた
ことから命を狙われることに。

そこに助けに入ったのがケイン・ワイズ（チャニング・ティタム）だった。

ジュピターの遺伝子配置は亡くなった宇宙王朝のアブラサクス家3兄弟の母親のそれと一致しており、王位を継承できる権利があるため、相続した遺産を取り上げられることを恐れた兄弟たちが、其々の思惑を持って、ジュピターを手に入れようとしていた。



映像的には凄い作品でしたが、内容はそんなに凄くはありませんでした。

宇宙には強大な王朝があり、生命体が存在する惑星に、原住生物と自分たちの遺伝子を掛け合わせて人類を誕生させ、勝手に進化繁殖させて置いて、繁殖限界を迎えたところで、収穫し「若返りの妙薬」の材料とするビジネスを繰り広げていたというやつ。

気の長い放牧というやつですかね。

神様=異星人というSFにはお決まりのパターン、もっとヒネリがほしかったですね。

しかし、ジュピターが王位継承をするために連邦のオフィスで行った手続き、そこら中の管轄をたらい回しにされた揚句、袖の下一発で手続き完了。

何処へ行ってもお役所仕事というのはこんな感じなんですかね？

アブラサクス家の長男バレム（エディ・レッドメイン)、ホーキング博士を演じた俳優ですが、こちらの役はあまり良くなかったですね。