内部告白者か、裏切り者か

本日から2月、2017年も1カ月過ぎちゃいましたね。

毎月1日はファーストデイですので、映画鑑賞。

スノーデン

オリバー・ストーン監督作品の、アメリカ国家安全保障局職員の
エドワード・スノーデンが、どうして政府が通信記録を傍受していた
ことを内部告発したかを描いた、実話ベースの映画化。

スノーデンは軍の特殊部隊を希望し、訓練に励んでいたが、
両足を骨折し、軍をあきらめざる負えなかった。

次に彼が選んだ道は、CIAで合格した彼は、
ハッカーとしての才能を開花させていくが、テロリストや犯罪者だけでなく、一般市民まで監視されている事実を知り、
彼は苦悩する。




「６次の隔たり」という、６ステップ踏めば世界中の赤の他人とも知り合いになれるという理論があるように、
悪人を監視しようとすると、その通話記録等をたどっていくと、最終的に全人口を監視すろことになるということが
実際に行われていたことを暴露して、世界中のニュースにもなったスノーデンの２００４年から２０１３年までのお話。

所詮人間が構築した情報通信システムなんですから、情報監視している人間がいることは当然のことで、
SNSに匿名性があるなんて幻想を描いているのは、あまりにも無知すぎるでしょうね。

当然SNSの一つであるこのみんカラも、監視されているんでしょうし、
炎上騒ぎでも起こせば、それが何処の誰かなんてことはすぐにバレるでしょうね。

この映画が普通に劇場公開されている時点で、まだ監視社会としては安心できる部分が残っているとも
考えられますね。