スナイパーライフルの集弾性能は？その2

昨日、屋外シューティングレンジに行って、
スコープのゼロイン調整と、集弾性能の確認に行ってきました。

BB弾は東京マルイのパーフェクトヒットベアリングバイオ0.25g

まずは、クラウンモデルのTYPE96


弾道確認すると、左に曲がりながらホップが掛かっていきます。
銃を右に傾けて撃つとほぼ直線上に飛んでいきますが、
ホップ最弱でないとホップが掛かりすぎで浮き上がってきてしまいますね。

10mぐらいのところに2㎝位の穴空き的が有ったので、バイポッドで依託射撃して、ゼロイン調整。
同じところを狙っても5㎝ぐらいはバラ付くので、ぴったりに調整というわけにはいかなかったですが、10発撃てば2発ぐらいは穴に当たりますね。

20mぐらいの距離では弾道の癖さえつかめば、10㎝の的に10発9中ぐらいは行けます。
30mでは、10㎝的に半分ぐらい、30㎝的にはほぼ全中できました。

32発の1マガジンに1，2発ぐらいフライヤー（見当違いの方向に飛ぶ弾）が出ますね。

長距離射撃では40mの30㎝角の的に7割ぐらいは当たります。
50mでは、風と落下位を読んでも、3割ぐらいしか当たりませんね。
60mではスコープの外に的が来るぐらい上を狙わないと届かないので、まぐれでないと当たりません。
45mぐらいから球が落下し始めるので、マンターゲットの有効射程はこのぐらいが限度でしょうね。


続いて、ARESのMS700

弾道はほぼ直進、ホップは締め込みから1.5回転戻しぐらいが30mぐらいまで直進していい感じです。

１０ｍの穴空き的でゼロイン調整、こちらの銃の方がバラつきが大きく、調整しても10発に1発ぐらいしか穴に当たりません。

直進性が高いので10㎝的に、20mでは8割以上、30mでも7割ぐらいは当たりますね。

長距離では30㎝角の的に、40mでは9割、50mでは5割ぐらい、60mでは1割も当たらないかな。

弾道は50m手前から落下し始める感じで、50mを狙うときは10㎝ぐらい上を狙う感じになります。


結果を見ると、20mまでの距離ではTYPE96の方が集弾性能が良く、それ以上の距離では弾道に癖の少ないMS700の方が的に当てやすかったですね。

3時間ほどで、700発ぐらい弾を消費してきましたが、結構いい汗をかけました。