無資格者、完成車検査

先月の日産自動車に引き続き、SUBARUも３０年前から、無資格者が検査していたことが発覚しましたね。

そのほかの７社、トヨタ、ホンダ、マツダ、スズキ、ダイハツ工業、三菱自動車は、２７日までに問題がなかったことを
国土交通省に報告しているとのことです。

そもそも、生産工場の検査員は、整備士のように国家資格ではなく、工場の定める経験期間と、講習やら資格審査
に合格すればよいとのことで、その認定基準もメーカーでバラバラ。
（日産がバレてから大慌てで、資格認定しているところもあったかもしれないですな。）

現在では完成車検査で行われるテストはほぼ半自動で、コンピューターで管理されているんで、ある程度の経験が
あれば誰でも出来てしまうことは確かなんでしょうけど、
だからと言って、決まり事を守らなくていい言い訳にはなりませんが。

日産同様過去３年分の生産車にリコールが適応されるようですが、
OEMのトヨタ８６はどういう扱いになるんでしょうかね？

車検間近の車の場合、初回車検の点検費用分はリコールでタダになりますので、ある意味お得なのかな？

トラックの日野やふそう、ND、２輪のヤマハや川崎の報告はされているんでしょうか？

あと輸入車の完成車検査は、どうなっているんですかね？
９か月の完成車検査修了証切れと同じように、陸運局で検査を受けて登録することになるんですかね？

今後は、メーカーの性善説任せずにせずに、自動車検査員の資格が必須になったりするのか、
逆に有名無実として、準検査員でもOKと甘くなったりするのか、どちらに転びますかね。