人間は炎さえ制御できないのに、原子力なんて

ランチ後にもう一本映画鑑賞

オンリー・ザ・ブレイブ


地元の森林消防団の団長エリック（ジョシュ・ブローリン）、実績はありながらも
レベル１のホットショットとは認められず、せっかく育てた隊員が抜けてしまっていた。


募集した新人も入隊し、ある森林火災現場で、ホットショットの認可を受ける
こととなったが、審査官の意見に反抗し、見事に延焼を食い止める事が出来たが、
認可は絶望かと思われたが…。










アリゾナ州に実在した森林消防団グラニット・マウンテン・ホットショット。
2008年に認可を受け、米国で初めての地方自治体によるホットショット隊となり全米各地の森林火災に飛び回り、
2013年隊員２０名中１９名が犠牲となった森林火災により６年間の足跡を閉じた。


この実話を元に、映画化された本作、日本の森林火災とは、規模もレベルも違う火災に立ち向かう男たちの姿と、
一人の新人消防士の成長を通して描いた作品です。


奇しくも、２本とも実話ベースの映画となりましたが、方向性が違いますね。


人間の知恵や力では、炎の制御すら完璧にはできず、燃えるものを取り除くことで類焼を防いで、
自然鎮火を待つしかないっていうのに、
原子力の核分裂や核融合なんて、本当にコントロールできるなんて考えているんでしょうかね。