童謡

昨晩、会社帰りに映画鑑賞

この道


詩人：北原白秋と、作曲家：山田耕筰の出会いからを描いた作品で、
名作「この道」の誕生秘話を描いた作品です。

奔放でだらしない性格の北原に対し、洋行帰りで、日本の音楽の将来を考えていた山田、
北原没後10年の記念コンサートで、山田が女性記者のインタビューに答える形での思い出話という形で描かれます。

明治末期から関東大震災、太平洋戦争までの、北原白秋やそれを取り巻く人々と、
軍事国家へと変化していく日本の中で、苦悩していく姿を描いていますが、
もし時代が違っていたら、この二人どんな動揺を生み出していたのでしょうね。

エンディングのATUSHIIIの歌う「この道」が良かったですね。