メーカー対応の違い

何度も書いているように、異音が治まらず悩まされているわけですが…

新車を購入して、トラブルに悩まされるのは2回目。
1回目はスバル「レガシィ」です。

この2回の経験で、メーカーの対応について大きな差を感じて居ます。
どちらが良いかは別として…


わかりやすいので、シートの異音を例にとって違いを書いてみます。

ホンダの場合
1.まずはメーカーに情報を打ち上げ

2.対策は基本的にディーラーで行う
私の場合は、メーカーに情報が無かったようで、ディーラーが必死に音を止める対策を行っています。
シートの生地をはがして、シートのフレームをむき出しにして、音が出そうなところに布を巻いたりテープを貼ったりと、対策をしているようです。
（現状、異音は治まっていません）

3.治まったら、対策方法をメーカーに打ち上げ

4.その情報が横展開される模様

とにかく、ディーラー頼み。メーカーは情報の吸い上げと横展開というのがホンダのスタンスっぽです。ディーラーのメカニックは全国にたくさん居るので、対策情報がスピーディーに横展開されるメリットがあると思います。


スバルの場合
1.まずはメーカーに情報を打ち上げ

2.シートを交換

3.不具合のあるシートは、メーカーの検証部門に送られる

4.メーカーにて音の原因を特定

5.情報をディーラーに展開。
　ディーラーにて対策が可能な場合は、対策方法を明記した上でディーラーで対応
　ディーラーで対応か難しい場合は、現象の出たシートは交換で対応

スバルは、原因究明をディーラーに任せず、専門の検証部隊を持っているようです。
その結果、対策方法も含めて各ディーラーにフィードバックされています。
メーカーで対応するためスピードに限界があるが、確実な対策方法がディーラーに展開されるメリットがあると思います。


会社経営という観点で見た場合、当然コストがかからず、情報を素早く横展開できるのは、ホンダでしょう。しかし、アコードハイブリッドのように、台数が出ていない車は圧倒的に不利になります。情報も上がってこないし、当然対策方法についても下りてこない。必死にディーラーが対応します。


スバルはその点、時間もコストもかかります。しかし、台数が出ていない車でも的確な対処方法が下りてきます。

ここからは、個人の感想。
正直、私としてはスバルの方が安心できる。

ディーラーの対応は、スバルもホンダも本当にありがたいくらい対応していただいています。
でも、メーカーとなると方針の違いもあり、一概にどちらが良いとは言えませんが、私はスバルの対応の方が安心できたかなー
トラブルも多かったけど、確実に治って戻ってくる安心感がありました。

ホンダは、人任せにしないで、もう少し自分で動いてほしいですね。
正直、シートの異音対策でディーラーがシート生地まではがして対策とか初めて聞きました。