今日は特に用事がない・・はずだったのですが、うちの奥さんが伊集院というところで会議なのに体調がすぐれないということで送り迎えをすることに。
自宅から伊集院へは無料実験中の南九州自動車道を使えば20分ぐらいで行けます。
伊集院で奥様をおろし、会議終了まで待ちぼうけ。
とりあえず近くに車を停め、たまたま線路の近くだったのでちょっと撮り鉄♪
これは薩摩松元駅から伊集院駅に向かう列車ですね。
なかなかいいカーブで、それっぽい写真が撮れました。

さて後は何をしようか・・と思ったところ、今日と明日、ここ伊集院は妙円寺詣り一色。鹿児島ではメジャーなイベントです。
元々は関ヶ原で敵中突破を成し遂げた島津義弘公の苦難を偲ぶ形で、旧菩提寺である徳重神社にお参りする習わしだったそうですが、現在では鹿児島市から徳重神社までの20㎞あまりを歩いてお参りするウォーキングイベントのような形になっています。
自分は鹿児島出身ではないのでこのイベント自体あまり知らなくて、この内容も今帰ってきてネットで調べている状態です(^^;)
せっかくなので徳重神社にでも行けば良かったのですが、そもそもそういう行事であることも知らなかったのでとりあえず街中の広場でやっていた妙円寺詣りイベント的なものを見学。
ちょうど示現(じげん)流の演武をやっていました。
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示現流とは薩摩藩に伝わる古流剣術で、『一の太刀を疑わず』または『二の太刀要らず』と云われ、髪の毛一本でも早く打ち下ろせ(『雲耀』うんよう)と教えられる。初太刀から勝負の全てを掛けて斬りつける『先手必勝』の鋭い斬撃が特徴である。
幕末期、新撰組局長・近藤勇をして「薩摩者と勝負する時には初太刀を外せ」と言わしめたとされるのは、示現流及びその分派(示現流、太刀流、薬丸自顕流など)を指している。これらの薩摩の剣術は初太刀での一撃必殺を旨としており、正面から初太刀を受けると真剣でもへし折られ、仮に折られなかったとしてもそのまま押し込まれてやられてしまう可能性が高く、かわすのが困難なためである。(wikipediaより抜粋)
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初めて見たときは正直かけ声が凄すぎてビックリするばかり。。
でもこのような記述を読むと妙に納得させられます。
今日の演武でも大人、子ども問わず、鬼気迫る表情で木刀を振るう姿が非常に印象的でした。

せっかくなので前で写真を撮ってみました。
本当にいい表情だったのですが、こういう写真ってどこまで載せていいのか・・
肖像権とか難しいですよね。
ちょっと調べてみましたが、祭りで御輿をかつぐ人の写真とか色々議論はあるようです。
一応モザイクいれてみましたが、これはこれで失礼なのかなぁ・・
<追記>
アナウンスで「じげんりゅうの・・」って言ってたように思い、↑のように書きましたが・・
今ちゃんと写真を見たら道着に「自顕」と見えます。。
どうやら「じげん」違い?(T_T)
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薬丸自顕流(やくまるじげんりゅう)とは、薩摩藩士・薬丸兼陳(やくまる けんちん)が示現流を修めた後、家伝の野太刀の技を元に編み出した剣術である。野太刀自顕流(のだちじげんりゅう)、薬丸流、薬丸派示現流または単に自顕流とも呼ばれる。読みが同じなためしばしば示現流と混同される。
八相の構えより剣を天に向かって突き上げ、腰を低く落とした、示現流とは異なる「蜻蛉(トンボ)」の姿勢を基本とし、「横木打ち」を反復して練習する。ちなみに、時代劇などではよく「蜻蛉の構え」と言うが、「構え」とは防御の型を意味する言葉なので、薬丸自顕流の修業者はこの呼び方を嫌う。薬丸自顕流は先制攻撃を重視する流派であり、万一、敵に先制攻撃を仕掛けられた場合には、自分が斬られるより先に一瞬の差で相手を斬るか、相手の攻撃を自分の攻撃で叩き落とすかで対応する。防御のための技は一切無い。
また、抜刀術的な技である「抜き」も備え、「抜即斬」と称される神速の攻撃(刀を腰に差した状態からの電光石火の斬り上げは、かわすのが困難だったと云われる)が特徴。一度刀を抜いたら相手を斬り殺すまで攻撃を止めることはない。示現流よりも技の数が少ないが、ひとつひとつの技は示現流よりも強烈であり、その少ない技を徹底して鍛え上げる。実戦的で有名な示現流よりもさらに実戦を重視した剣術である。
(Wikipediaから抜粋)
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関係者のみなさま、本当にすみません。。
知らずに書くものじゃないですね。。(恥
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2010/10/23 22:00:45