本日ちょっとした機会があって、au版iPhone5とSoftBank版iPhone5のLTE率を、実際に体験できたのでアップしてみたいと思います。
移動範囲は、水戸市・ひたちなか市・東海村がメインで、茨城町と那珂市も少し回りました。
あくまで個人的な体験なので、これが全てではありませんが、少なくてもこれからiPhone5を購入しようとしている方への参考になれば幸いです。
結果的には・・・・
au版iPhone5
上記移動範囲では、LTEと3G率は「3:7」という感じ。県庁所在地である水戸市ですら「4:6」程度だと思う。市の中心部はもちろん良好だが・・・・
SoftBank版iPhone5
上記移動範囲で、LTEと3G率は「9:1」という感じ。殆どLTEのままで3Gになりません。これは正直スゴイと思った。
au版はLTEと3Gが頻繁に切り替わり、しかも切り替え時に「○」のマークまで出現。それがなかなか戻らなかったりと、かなり不安定な印象。
そんな状況でサファリ等でネットをしていると、画面上の読み込みの所がクルクル回りっぱなしになってタイムアウトしたり、挙句の果てには「ネットに繋がってないぞ」みたいなエラーが出たりもした。
それに比べてSoftBank版はLTEが非常に安定しており、最初は本体の故障か?とまで思ったほどです。
3Gに限定すれば、多分まだまだauの方がエリアは広いと思われるが、LTEに限って言えばSoftBankの圧勝。
折角料金の高いLTEのプランなのに、LTEが使えないとかバカバカしい。
これらの状況を裏付けるかのように、現にauではiPhone5用LTEのエリアマップを公開していない。
多分エリアが狭すぎ、または穴だらけで公開なんて「とてもできない」と予想される。
auはiPhone5発売当初、「開始時から全国の主要都市をカバー」「4G LTE(iPhone 5含む)対応機種なら受信最大75Mbpsの超高速ネットワークを実人口カバー率96%に急速拡大。(2013年3月末予定)」などとホームページやカタログでうたっていた。が、実際はそれには遠く及ばず、実際にiPhone 5を使用して4G LTEに接続したとき、75Mbpsサービスを利用できるエリアの実人口カバー率は96%ではなく14%だったことが明らかに。しかもいつの間にかコッソリとカタログ等からこの謳い文句は消えていた。簡単に言えばauが嘘をついた事になる。
これを「誤表記」などと誤魔化そうとしているが、この表記を信じてauのiPhone5を購入したユーザーは沢山いると思われる。へぇ~さすがauだ。auのiPhone5を買っておけば間違いないだろう。と・・・・・・
信じて買ったユーザーへの救済策も全くなく、目立った改善策も出そうもない。それどころか昨年暮れから大規模通信障害出しまくり。おまけに国からの行政指導が入っても全くお構いなし。
通信インフラは現代人にとって切っても切れないモノとなり、生活の一部と言ってもおかしくありません。
そんな中、このauというキャリアは一体何なんだ?と思われても仕方がないと思う。
ちなみに、SoftBankはiPhone5で使えるLTEエリア率が91%であると明確にしている。さらにエリアマップもきちんと公開されていて、確認する時にもとても参考になる。
この先どうなるか分からないが、このままだとau版iPhone5は悲惨な運命を辿るような気がしてならない・・・・・・滝汗。
参考:
KDDI、揺らぐ信頼感 通信障害続発、ユーザー拡大に設備追いつかず?
iPhone 5の4G LTE人口カバー率誤記、KDDIに消費者庁から措置命令
au「4G LTE」の通信障害、利用集中で3G通信にも影響
au「4G LTE」、再び通信障害が発生
KDDI、iPhone、iPadのEメールで不具合
追伸1:ちなみに色々と書いてしまいましたが、自分は現在au版iPhone5を使ってます。
追伸2:auでもAndroidで使用している800MHz帯のLTEはカタログの内容通り96%近くになっているらしい。
追伸3:建屋の中までは検証していません。また、通信速度に関しても確認はしていません。
追伸4:あくまで実際に両端末を持ち歩いて比べた結果です。しかも水戸周辺に限った範囲の事です。
追伸5:上記内容は2013年6月3日現在の内容です。ご注意下さい。
Posted at 2013/06/03 21:16:34 | |
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