鉄分不足を補う為、久しぶりに鉄分注入です。
いよいよ3月16日のダイヤ改正日まで、残す所あと1週間となりました。
あまり一般の方には関係ありませんが・・・・滝汗
今回の改正で、残念な事が数点あります。
まずは、我らが常磐線のエース「スーパーひたち」に使われていた651系が全部なくなります。
この651系は平成元年の改正でデビュー。
国鉄からJRになって初めてのオリジナル車両。
当時、在来線最速の130キロ運転を初めて実施した列車でした。
ちなみに、列車の名称の前につく「スーパー」という文字は、この「スーパーひたち」が全国初でした。
この列車後、速達型の特急はよく「スーパー○○」という名前になりました。
今度の改正で登場する秋田新幹線でも「スーパーこまち」が誕生しますね。
自分はよく用事があって仙台に行く機会が多かったので、地元の水戸駅から仙台行きのスーパーひたちに乗りました。
震災後は駄目ですが・・・・
ちなみに、今の常磐線は震災と原発事故のダブル被害で3つに分断されています。
相馬より北は震災と津波で駅舎やレールが流され復旧まであと数年、原ノ町より南は原発事故の影響で、付近は立ち入りが制限されていて復旧作業すらできないとの事。(どちらもJR水戸支社管轄)
さらに、スーパーひたち「K202付属編成」は震災の後、原ノ町に取り残されており現在も放置。帰ってこられない状態です。
この放置されている651系の側面の行き先方向幕は「上野」表示のまま。このレールが確実に都内まで繋がっていたという証を伝えているかのような、ちょっと寂しいシチュエーション。
それともう1つ
「フレッシュひたち」で活躍していたE653系も姿を消します。
カラフルでカッコよく、とても楽しませてくれました。
常磐線で役目を終えた後ですが・・・・
651系は一部廃車され、一部は多方面での臨時列車(もしかしたら高崎線等の特急)で使用されるかも?との情報があります。
E653系は羽越線の特急「いなほ」や各地の臨時列車等で第二の人生をおくるようです。
見納めをされる方、あと1周間しかありません。お急ぎを。。。。
余談ですが、651系は藤代-取手間の
デットセクションで電源切替の為に車内の灯りが非常灯を残して全部消えるというイベント(?)がありました。が、運用から外れると、もうこの区間で真っ暗になる定期列車は全てなくなります。
さらに余談ですが、今もそうですが改正後も「スーパーひたち1号」がありません。
下りの一番列車は「1号」ではなく「3号」です。
そもそも「1号」は震災前まで「いわき発仙台行き」という唯一上野発ではなかった列車です。
今度の改正で、上野発の始発が1号となるかと思われましたが、復活しませんでした。
これはやはり、いわき以北の常磐線で「スーパーひたち」という名の特急が走っていた。という記憶(事実)を残そうとしているのかもしれませんね。
ありがとう 651系・E653系 そして、さようなら・・・・・・・
追記:ダイヤ改正後は全て新型車の「
E657系」になります。
Posted at 2013/03/09 20:37:22 | |
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