出来事をちょっと。
代休でお休みとのことで名古屋の金城埠頭にある、リニア鉄道館に行ってきました。
で、初公開。秘蔵EK9チョイ弄り仕様車。休日だけ時たま借りて乗る車なんですww
高速使って金城ふ頭まで運転。
JRのリニア鉄道館に入ります。
入場料1000円。
ここはSLからリニア試験車まで、新旧の鉄道財産車を展示しています。
まず入るとシンボル展示。
C62蒸気機関車と300系新幹線、リニアと並んでいます。
写真ですが、ストロボ撮影しなくてもこんな感じ。
ライトアップで上手に撮れるように配慮されてるんですかね?
ちなみに撮影は自由ですが、三脚等の使用は禁止ですので
撮影の際は息を止めて身動きしないようにしないとぶれます。
展示場はでっかい吹き抜け。
そこにSL、昔の電気機関車、旧型客車、気動車、国電、新幹線各種が展示されています。
最初は1000円で高いかな?と思っていましたが、
大半の展示車体に入れますので、
一つずつ見ていると時間かかって、
鉄道マニアでなくても結構満腹感が味わえます。
モハ52系流電。
この不細工な顔と思いますが、当時は流行したんだそうですね。
高速化のために関西に急電として投入された戦前の電車。
6両だったか製造されて活躍したそうです。
だけど乗務員用のドアがなかったり、貫通口がなくて不便で、
その後は一般型の貫通口のあるデザインになったとか。
晩年は飯田線で横須賀色という青とクリーム色のツートンで走ってました。
その当時の映像は
こちらから。
JR吹田工場にも1号車が保存されていますが、
こちらもこのマルーンとクリームのツートンの製造当時の色に復元されています。
リニア鉄道館の4号車も同じですが、元々は佐久間のレールパークにあったもので
当初は飯田線で使われていたそのままが展示されていました。
わざわざ復元しなくても晩年の姿でも良かったんじゃないかと思うんですがね。
そして新幹線。
0系という初期の新幹線の食堂車。
懐かしいです。個人的に。
当時、コンビニもなかったので、新幹線での移動中の食事は食堂車。
昼や夕方は長蛇の列でした。
駅弁か食堂車が当然な時代でした。
いつしか高速化と何処でも食べられる環境になり食堂車は消えてゆきましたね。
最後に0系の食堂車を使ったのは確か受験での移動。
駅弁売り切れで探す時間もなく飛び乗った新幹線で、
カレーライス食ったのを覚えています。
まだレトルトなんて珍しい時代でしたから、食堂車で煮込んでましたね。
ちゃんと厨房もあるんです。
今の時代の人知らないでしょ?ww
食堂車は割高で、カレーライスがやっと食える価格でしたね。ww
席には今ではメイドカフェくらいでしか見れない姿のウェイターさんがいて、
紙に包んだスプーンを持ってきます。
紙ナプキンは定番の三角形の上が△△△に折られたタイプ。
わかる?ww
あの時代はゆったりしてましたね~
旅って感じだった。
もっとも受験前日でそれどころじゃなかったけどw
こちらは国鉄バス1号車。
ライトアップとかの演出もいいですね~
今では宮崎アニメとかくらいでしか見れませんw
鉄道関係の施設の定番といえばジオラマ。
そのジオラマの一角にあったww
これって製作者の趣味かな?
イタ車にメイド姿のコスプレフィギュアww
その他、運転シュミレーター(100円)や車掌シュミレーター(500円)もあり、
こちらは入館時の抽選券を出しておけば抽選で体験できるというシステム。
2名分当たったので電車の運転ごっこしてきました。
後ろでは車掌シュミレーターでオニイサンが萌えてましたww
あっという間に3時間ほど経過。
それくらい見所満載です。
鉄道館を後にするとここからは電車のプチ旅。
金城ふ頭からではなく、
2つほど先の稲永駅から名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)で名古屋に向かいます。
ここって高架式の鉄道で、集客に確か名古屋市長がSLはしらせっど!って燃えてたはず。
ここでポイされて独りで電車に乗ります。
シビックは乗務交替で終点まで旅を継続。
俺は単身折り返し。
あおなみ線で名古屋に着くと国鉄の切符を探しに金券ショップへ。
回数券のばら売りを1割引ほどで買って、名古屋駅改札口に。
これから乗り換えだらけなので時刻表が欲しい。
あの線区全部出てる冊子のヤツね。
西日本は無料配布してんだけど東海はどうか?
若い駅員に聞く。
「あー、今はないです。新幹線ならありますけど。」
新人研修で教わらんかったか?
接客時はお客様の顔を見てニコヤカに。
斜め目線で無愛想な回答でした。
JR西日本なら即日勤教育行きです。
で、仕方ないのでもう一度地下街に戻って時刻表を買う。
んで改札口。
回数券で岐阜で区切られた2枚組。
どうやって乗ればいいのかな?
改札口の駅員に声をかける。
無視!
もう一度声をかける。
無視!!
目の前に回りこんで聞く。
「あー、名古屋からの券だけ入れてください。出るときに2枚入れてもらえれば・・・」
こちらも無愛想に答えるとすぐにそっぽ向く。
お前ら日勤教育や!!
んで、ホームへ行って電車を待つ。
名古屋のラッシュ時なのになんでこんなに本数少ないの!?
来たのは313系6両編成。
ラッシュ時にたった6両??
大阪で12両とかが当たり前なので少々ビビリました。
超満員だし。
でも岐阜で空っぽ。
だから台数も便数も少ないのね・・・
岐阜では高山線が遅れて接続のために停車とのこと。
3分遅れで発車。ちなみに後続は10分後の普通電車。
7分待ったらあかんのか?
変なトコだけ律儀。
乗ったのは大垣止め。後続は米原行き。
後続に最初から乗れば乗り換えは不要なのですが、
せっかくだし色々乗って帰ろうということで先発の途中で止まる電車に乗りました。
大垣では15分ほど待ちます。
その間に駅の中を見物。
昔、大垣夜行という東京発の普通列車があった時代の終着駅。
いつの間になくなったんですかね。
昔ながらのホーム。電車が発車すると、ひと気もなくなります。
待ってると後続の米原行きの電車が。
来たのは東海では珍しい部類になった、西日本では当たり前の現役117系。
オネエサンが運転してました。
東海は多いんだね。
この古臭い電車が落ち着いて好きですな。
車内は独特の国電臭さ。ニオイね。
揺れるしうるさいし臭いし。
でもこれが各駅停車の旅に意外に合うんですな。
電車乗るときは通路側ばかりなんですが、この日はあえて窓側。
窓の外の夜景を眺めながら関ヶ原。
曲がりくねった線を古い電車のモーター音響かせながら走るのって
普段車ですぐに目的地へ行ってしまう自分には懐かしくて落ち着きます。
シートはボックス席。
4人掛けに他の3人は女子大生。
「さっきコケタの大丈夫?」
「あーここここ!ずるーっといったのでずりーっとえぐれたみたいに怪我して
ジンジン痛むけど、コレ見てコレ見てえ!!すごいっしょ?」
生々しいねん・・・
散々騒いだあとは「グガーーー」
寝てます。
40分ほどでこの旅らしい区間は終わり。
米原に到着します。
ここからは西日本の管轄。
車両もガラッとかわります。
地方線ではボロばかりの西日本も東海道は最新の電車ばかり。
何系だっけ?しらんけど新しい新快速の電車でした。
米原からはレールの音が消えます。
そしてスピードも速くなる。
アナウンスは丁寧。
駅員も対応良い。
みんな必死ww
ここからは普段の電車での移動と変わらない時間。
短い間でしたけど、少し懐かしい時間を過ごしてきました。
車って便利で何処でもすぐ行けるけどなんかゆとりってのが少ないですね~
時間的に長時間の各駅停車の旅ってできないけど、
合計3時間ほどだけでしたが何気にリラックスしてきました。
到着後の出来事は先の「牛丼店にて」のとおり。
今回の運賃出費は260円+2300円でした。