モンスター店主の拘りすぎラーメン店活用？

まあ、行列のできるラーメン屋の大半は消費期限があり、いつの間にか閉店しているもので、あまり口うるさいとその期間も短くなる世の法則。

こだわってラーメン作りたいという気持ちはわかるが、押しつけは単なるオッサンの「我」で、たとえ美味くてもあまりいい気持にはなれない。

そして人とは残酷なもので、そういったこだわり過ぎる店ほど短期間で閉店した姿を見ることで、何か不思議な「楽しさ」を感じてしまう。

かっこよく装飾された店構えが連日「営業終了」札のまま風化してゆく姿は、何かマニアックな心理まで興奮させる不思議な世界。


こういう「こだわり過ぎ」なモンスター店主の店では、食べ方、完食強制、私語厳禁など、単なる店主の支配力を示したいのではないかと思ってしまうような「モンスタールール」が多数存在し、中にはそれを守らず恫喝されて退店させられる客も少なくない。


こういう店は立ち寄りたくないと思う人が多いかと思うが、活用方法は無いのか考えてみた。


「わざとそういう店に入り、食べ始めるまではルールに従って食べ始めてからルールを破り店主を怒らせてわざと追い出してもらうとただ食いできない？」


法的にはどうなのか？

こちらは代金を支払って食事しようと入店し注文し食事するが、その対価を支払うべき相手から「出て行け！」と命じられ、支払いも要求されなかった場合は支払う必要はないだろう。
「出て行け」と命じられているので、そのまま居座ると不退去罪ともなる？

では「出て行け」と命ずる店主の行為はどうなのか。

出てゆかなければいけない状況がどういうものであって、それが義務なのか努力義務なのかが明示されていれば、それに違反する行為を行った客の過失であるので、その行為は正当なものとなって違反した客側に対価の支払い義務は生じるだろう。

しかし、そこまでの明示がない場合は双方の承諾が事前に無いわけなので、「出て行け」という命令は食事の提供と対価の支払いという双方の契約が履行中であるので契約の合理的な理由のない一方的中断？

出てゆけというのであるから食事の提供者である店主の都合で中断を申し出るので対価の支払いは不要とも考えられる。

とすれば、


こういうモンスター店主の店であれば、一定の条件下においては「ただ食い」できるのではないのか？？


という悪い考えが出てくる。

一定の条件とは、店に掲げてあるくだらないルールがわかり易く明示されており、それが義務的条件であるものを明示している場合。
わかりにくい表示であったり、表示自体が無かったり、努力義務的表示であれば、その非遵守を理由に食事の提供を中断することはできないだろう。


とするならこういう法的事前明示が不十分な「モンスター店一覧」でもネットで公開されようものなら、連日モンスター店には店主を怒らせてただ食いしにやってくる客で行列ができてしまわないか？


みんな食事途中に店主を怒らせて追い出されてただ食いして帰ってゆくｗｗ


この筋の法の専門家の方に一度聞いてみますｗｗ

てか下らんことを考えている昼下がり。