
90年代末から00年代にかけて、
シビックなどの人気スポーツ車が各地で大量に盗難されました。その後、高排気量のスポーツ車やハイブリッド車が海外への不法輸出のために盗まれるケースへシフトしていましたが、ここ数年の90年代スポーツ車の高騰もあってか、盗難が再び増えてきているようです。
※写真は当時の盗難車捜査時のもの
当時は阪神間の特定の場所を数か所巡ると複数台は発見されるという時期もあったほど、
シビックなどは高確率で被害に遭っていました。
40代以上の方で当時スポーツ系の車に乗っていた方なら、そういう当時の盗難被害の恐ろしさは何らかで聞いたことがあるかと思います。
ニュースで報道されていましたが、和歌山のタイヤ店で発生したEK9盗難事件。
当時を思い返されるような残念な事件です。
店がどういう対応をしていたか不明ですが、ここ数年でこれらの車体はさらに高騰しているので、せめて隔離されたスペースに収容しておいて欲しかったものです。
なかなか当時の盗難の悲惨さを知らない世代の方はピンと来ないかもしれません。
とにかく
盗む側は一瞬で盗み、同行している車も盗難車が多く、警察車であっても平気で体当たりして来ます。
盗まれて当然というくらいで思っておいてもいいくらいです。
ちなみに
セキュリティ装置つけてるから安心♪はありません。
鳴ったまま逃走します。
盗む側は
あらゆる手でターゲットの行動を把握しています。
例えば
家では厳重に管理していても、SNSなどで
車検だよ~などと書くだけで、
出入り先の店を探し出して預けた瞬間に盗みに行くこともあります。
再度盗難に備えて、
盗難防止機材は当然として次の点を心掛けていただきたいです。
・みだりにネット上に所在や行動を掲載しない
・不特定多数が集会するイベントには参加しない
・目につきそうなスポット(走り屋のコースなど)には該当時間に近寄らない
・写真をどうしても知らない人に撮られそうなとき(車のイベント会場での駐車時など)はナンバーを隠しておく
・整備に出す場合は工場に特段の配慮を要請する
などなどキリがありませんが。
うちの車は整備で預けるときは店がその辺理解してくれていて、
・夜間は上階(のある店の場合)または屋内の奥に収容
・さらに可能な場合はリフト上に収容
・電源を切断
・日中は奥の目に付く場所に留置
などの最低限の対策+αを取ってくれています。
これだけでもかなり取り出す時間がかかるので防止効果はありますが、整備工場は無人であることが多いので、警備会社が到着するまでの5分~10分(平均)を稼げるかと言えばどうでしょうか...
まあ、警察本署の隣ですが...
警察も夜中は人少ないですからねえ...
盗まれやすい車種をお持ちの方は、一度防犯対策見直してみてはどうでしょうか。
ちなみに
工場が火災になった場合はうちの車が真っ先に焼失します。
Posted at 2022/07/18 20:23:57 | |
トラックバック(0) |
ニュース | ニュース