
写真は現在静態保存されている
EG4の
2010年4月14日、京都向日町での撮影です。
この年、仕事兼用車としてEK9から置換すべく、廃車留置となっていたEG4が再生されました。
廃車から3年4か月を経ての再起となり、泥だらけ、苔まみれの車体を再生しての再起でした。
3月上旬から自己修繕や清掃を開始し、
4月に入ると再登録に向けての最終整備。
4月9日にめでたく
再びナンバーが交付されました。
195,000kmからの再スタートですww
10日は工場に出入り、
11日は周辺で二度とないと思われていた桜とのショット。
その他近隣試運転。
12日は残余整備のために再度工場入りし13日出場。試運転。
そして
14日、朝7時53分。
定刻より5分遅れて通勤路線発車となりました。
いつもの58分間の通勤運転。
8時41分の定刻(8時46分着)の5分早着ww
新しい車を買ったとき、中古車を買ったとき、色々ありましたが、
この58分間(実際は48分)が
一番思い出残る「初運転」だったと思います。
3年以上野ざらしだっただけにいきなりエンジン回すと壊れないかと
慎重に慎重に走らせた記憶が「一応」あります。
写真は無事に初運行を終えて到着した後の記念撮影。
敷地から3年以上出られなかったEG4がピカピカにお色直しされて
別の場所へやって来た記念すべき瞬間でした。
この日はあまりにも感動でEG4をいたわるどころか、
復帰してすぐに公用で走り回っていました。
午後から連続稼働。いきなり
66km運行されています。
帰宅入庫は19時29分の記録。
長い再デビューの一日だったようです。
翌週には綾部、福知山と京都府北部を行脚、
年に2万キロを超える復活となったのでした。
その活躍は3年のブランクを思わせない走りで、
片道100km以上の遠方出張などを週に3回こなすなど、
古さを感じさせないハードな運用に1年間耐えてくれました。
当時は毎日のことだったのでそれほどは思いませんでしたが、
今から思えば老朽化で廃車した車を3年以上放置して、
特段大きな整備もせずに再起させてこの走らせ方、
おそろしいものですw
でも
故障もなく1年間走ってくれたのは今から思ってもすごいと思います。
やはり
日本車って頑丈ですw
ちなみに再登録から初運転までに気づいたこと。
エンジンオイル替えてなかったww
3年入れっぱなしのオイル。
泥水!
減ってた分、
そこらに残ってたいつのかわからない余りのオイル追加!
これでよく工場との移動や陸運局までの陸送、試運転とできたもんですww
古くてもボロくても面白い車、今のホンダはもう作れないんですかね。
成金クルマばかり・・・
Posted at 2016/10/18 11:13:31 | |
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