
信号機の脇に設置される
交差点名の標識。
自治体ごとにいろんな大きさがありますが、
京都市管轄にはなんと10種類以上が混在します。
というのも市電が廃止になった時に設置されたものが老朽化し、一気に交換ではなく、
部分的に交換してるからです。
しかも同じサイズで交換されるのではなく、
管轄する建設局土木事務所ごとに
仕様が異なっていたからなんですね。
2年ほどあたりからようやく
(新規の物に限り)市内全域で4種類に絞られました。
今は
・大通り信号柱は従来の標準サイズ
・大通り電柱では縦広のサイズ
・狭い通りの信号柱は従来の小型サイズ
・狭い通りの電柱では縦広の小型サイズ
の4種類で相変わらず多種になってますが、
統一されるまではでっかいのからちいさいのまで多数あり、
しかも
極太丸ゴシック
丸ゴシック
丸ゴシック+ローマ字
上からシールで補修
の表示にも複数種あったんですね。
てことで現行デザインを入れると10種類以上は軽く存在します。

5年ほど前の南・山科・醍醐地区の太丸ゴシックローマ字なしタイプ。
さらに標識の裏が
銀色と茶色があり、
別に景観を意識して色分けではなく、
交換した時の気分次第ww
茶色であるべきところで銀色、
銀色でいいところに茶色と適当です。
交差点で4種類の標識が各方面に並ぶことも多い状態。
景観景観と言う割には
実に
交差点が汚い!んです。
トップの写真は
北部土木事務所管轄で数年前まで採用されていた標識。
特大の国土交通省管轄の広域国道サイズ。
信号がオマケな状態です。
夜間、標識が反射して白く大きく光り、
信号が目立つんだか隠れるんだかという感じ。
文字数で横に大きくなるので、
6文字ある名前の交差点では標識がバカでっかく、
強風が吹くごとに右に左にと歪んでいます。
これに加えて国道と交差するところは国道仕様が国道側にあったりで、
まあ、統一感のない街のデザインなんですね。
で、いつものように、
民間にワーワー言うくせに
なぜ行政がこんな適当なことをやってんだ?と問うてみたんです。
交差点の標識が汚い
→「予算が無く、壊れたところから交換しています」
なぜデザインが統一されてない?
→「当初把握しておらず全所統一にしましたのでいずれ統一感が・・・」
普通に考えれば、交差点ごとに修理すれば工賃も安いはず。
しかしひどいものを1枚ずつ修理してるそうで、
交換する年次によってデザインが変わってしまうんですね。
一部の土木事務所では以前から仕様統一していたので
毎年のように交換されて各方向、同じデザインになってきていたのに、
2年ほど前の仕様統一で残された1方向だけが
別のデザインになってしまうってことも起きて
結局市内の大半の交差点では不細工な標識が並ぶ結果になってます。
標識に限らず、何年も前に電線地中化工事がされたのに
そのまま中途半端に放置の通りも多く、
歩道の工事が時期がバラバラで
左右、交差路すべての色やデザインの違うところもあり、
よく見ると京都の街って、他県に比べて
不細工!
なんです。
どうなんですかね?このセンスは。
ビルの広告看板とか社名看板とか不細工だってウルサイくせに、
市の構造物は実に不細工・・・
京都を観光される際は、
寺社仏閣もいいけど市内の景観も観察してみてください。
最後に・・・
大抵の街では存在する「○○駅前」とか「○○駅入口」の名前。
京都市はどうでしょうか?
京都駅前:駅前の3つの大きな交差点には標識なし
京都駅八条口:真ん前はなし、両端にの交差点は「竹田海道八条」「油小路八条」
京阪出町柳駅前:全くなし
京阪三条駅:ひそかに1方向向いて「三条京阪」
地下鉄終点国際会館駅:この地区全くなし
地下鉄終点竹田駅:あるかいな!
地下鉄終点太秦天神川駅:「太秦天神川駅前」 起終点ターミナル駅で唯一!!
なんですねww
他に途中の駅では「西京極駅前」などが存在しますが、
ほとんど無いと言っていい感じです。
不親切ですww
Posted at 2014/12/07 18:14:28 | |
トラックバック(0) |
地域・鉄道・都市交通 | 旅行/地域