相変わらず多いですよね。
運転席の窓からなぜか犬が顔を出して走ってる車。
あれは法規違反だし、犬の生命の危険でもあります。
大事なペットなら普通はやんない行為。
先日、ホームセンターで小型の何かといじった軽自動車が横に。
車降りるときに何気に見えたのがフカフカの茶色いムートン・・・
じゃないw
犬でした。
助手席と足元にうまくスポッとはまる大きな犬。
どうやら車が動いているときはこの姿勢みたい。
そしてご主人様が買い物に出かけると運転席に移動するんです。
運転席で防犯お留守番。
こういうしつけの犬はいいですね。
一方で走行中に運転席でウロウロしている犬は犬も犬だし飼い主も飼い主。
昔、交通事故現場に事故直後よく立ち会ったときは、
運転者との間に挟まれて圧死した犬や、
車外に放出されて息絶えている犬をよく見ました。
あんな風に死なせたくなければ、
やはり走行中はしっかりと席に寝させるしつけをするべきでしょう。
それでも飛んでゆくときは飛んでゆきます。
自分自身も犬を飼っていたころは、
獣医への送迎が役目でしたので、
レビンの助手席に万一の転落防止策をやって乗せてました。
慣れたもので、ギヤを入れるとペシャッと寝そべり、
信号で停まってギヤを抜いたりするとしばらく停まるなと感じるのか、
むくっと首を伸ばして外を見ます。
そしてまだ着かないなと思うとまたベシャッと寝ます。
それでも事故ったら飛んでゆくのだから細心の注意です。
実は犬ってのはしつけをしっかりすると、
頭は人間より賢いのでちゃんと自分で判断して動いてくれます。
実はというと写真撮りだしたのは犬がきっかけなのですが、
人間と違って動きの活発な犬の写真は極めて撮りにくいものです。
デジカメがなかった当時は、ワンカット撮るのに24枚撮りフィルムを3本ほど。
それで満足行くカットが数カットというものでした。
でもこれも教えると意外に合わせてきてくれるんですよね。
わかってます。奴らも。
なので気が乗らないときは逃げますw
エサで釣ってOKな時もあればこっちの気持ち読んでイケズするときも。
犬って人間と違って裏切りませんので、
しっかりと会話すればちゃんと通じるものなんです。
だからどっちかというと「しつけ」というより「理解」ですかね。
となると運転席で立ってる犬ってのは理解しあえていない関係??
そんなウチの子らも、各世代同じ獣医先生の適切なさじ加減で、
小型犬のほぼ平均寿命以上は全うできてあの世に行ってます。
人間と同じ価値観で埋葬すると
次世もペットとしてしか転生できないという説があるので
基本的に個人墓にはせずに供養塔という形式で埋葬しています。
そして一定期間を過ぎて滅多にお参りはゆかなくしましたが、
この動物霊園は24時間、大勢の墓守にしっかりと守られています。
山奥に存在するその動物霊園。
火葬のある時以外は無人です。
ただただ静かな山奥にセミの鳴き声だけが響きます。
門を自分であけて入るとどこからともなく犬が集まってくるんです。
襲いに来るのではありません。
吠えもしません。
ゆっくりと間をあけて近づいてきて、
こちらが歩くと後ろを群れなしてゆっくり間をあけて付いてきます。
そしてこちらがお参りしている間はなんと後ろでお座りして待つのです!
まるでそのワンらも一緒に亡くなった犬らをお参りしている姿です。
お参り済み、反転して戻ろうとすると彼らは道をスッと開けてくれます。
そして一部の犬らは門のところまで後ろを付いてきます。
おねだりすることもなく静かに見守ります。
これって習慣なのでしょうか・・・
どういうことかというと、個人墓を持つ人が来たらお供えの餌を置いてゆくので、
それをしっかりと「御下がり」としていただいているのですね。
そのためのステータスみたいです。
以前そっと戻ってみてみました。
お供えものはなくなっていますが、食い散らかすのではなくて綺麗に片づけていました。
食べ物を置いておくと腐ったり散らかって墓が汚れますが、
こういうふうにワンらが片づければ誰も掃除がいらないんですww
ここの墓守ともいえるこのワンたち。
管理会社の方が毎日餌をやって飼っていて、
必ず点呼を受けているそうですw
で、普段は山林を駆けていますので時には事故もあるそうで。
その点呼の際に現れないワンがいると管理人が問うのだそうです。
すると数匹のワンが誘導して「事故現場」まで誘導するのだとか。
そして野獣取りの罠にかかっているワンを発見、
救助するというケースがいつものことだとか。
管理人の方が感心していました。
ワンの世界って人間よりも助け合いと集団行動がしっかりしてるwと。
ここまで自然にできる犬なんですから、
運転中に正しく乗車するかどうかは、
やはり飼い主の教育次第なのでしょうかね。
大事に思うなら、正しく教えてやってほしいものです。
若いころは何かワンらに関わりたく一時は北里目指した俺だけど、
成績足りずに挫折ww
今でも暴れる犬を数分で寝っ転がして鼻を鳴らさせる技だけは有しておりますがww
意外にかかわれる仕事ってこの歳ではないのよね・・・
偉い人には絶対嫌われるけど犬には好かれる俺です・・・