2015年09月08日
前の職場の学校法人ですが、
自分の一連の労働紛争で我慢していた先生方に火が点き、
不当な行為の数々に怒った先生方が集団訴訟を起こしたのは
これまでのブログでご承知のことかと思います。
いよいよ裁判も本戦となってゆくとのことで、
メディアでの報道もこれから行われて表面化してゆくことでしょう。
そこで大きな変化が現れたということなんです。
自称管理職と豪語していた管理できていない校長、副校長らによる
校長室へ呼び出して恫喝し反省を強要し反省文を提出させる、
いわゆる密室叱責行為が訴訟以来
ぱったりと止んでしまったそうです。
この時代遅れの違法行為が当然のように行われていた頃、
校長は「私の方針でやってる学園だから私と同じ考えでないと困るのだ!」、
副校長は「何かがあっては困るんだ!私が毎回尻拭いをしているんだ!」、
などと自分らの行為を正当化しながらパワハラとも言える恫喝行為を
1人の教員に対して管理職5名以上で取り囲み1時間以上叱責
を続け、
強引に反省文を提出させると言う「強要」を常態化
していました。
これは「合法的に解雇するために反省文を何枚も提出させる」という、
顧問弁護士が言ったと言われている一般例(別の管理職談)を
拡大解釈した無知ゆえの愚行と見ていますが、
そのために何名もの教員が些細な失敗で叱責を繰り返され反省文を出してきました。
それが被告人となった途端に一切なくなったとのことなのです。
あれだけ学園の運営のためにと正当化して信念のようにやっていた
世間ずれした時代遅れの愚行が急に無くなった、
彼らの信念は何だったんでしょうか。
本当に正しい行為と信じるなら、
訴えられようが何されようがすればいいのです。
訴訟が起きて顧問弁護士から制止されたのでしょうが、
それで急にやめる行為自体、彼らの管理職としての不適切さが伺える出来事です。
これまでの大勢の犠牲は何だったのか。
ここまでならないと気づかないほどの世間に疎い管理職らだったのか。
訴訟では過去にいた先生まで大勢出てきているそうです。
訴訟を起こされるまで気づかず進めて来て、
校長、副校長らが言い続けていた
「学校にとって不名誉なことが起こってからでは困るんだ!誰が責任を取るのだ!」
というセリフ。
どうやら自ら吐いた痰唾、彼ら自らが飲むことになったようです。
どれだけ素晴らしい考えで進めようと思っても、
世間と言う常識、法律と言う国民の基本、
これを知らずに独りよがりの世界で他の人間を辛い思いさせることは、
それは管理職の行為とはとても言えません。失格行為です。
管理職たるものは、一般労働者が知らない常識、法律解釈を知って、
正しく組織を管理運営する能力が必要なことは基本です。
だから他の労働者よりも賃金が高いのです。
Posted at 2015/09/08 19:27:54 | |
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