
最近みん友さんになった方に
過去の車の紹介を。
基本的に持った車は長期間乗る人で20年とか平気で走らせるのですが、過去に
唯一好きになれずに短期間で手放した車がありました。
写真のEK9。
EK9自体は実交流ある方はご存知の通り好きなんですが、
この「車体」が気に入らなかったんですね。
当時、サーキット兼用の車体を探していましたが、
紹介されたDC2が焼失し、EG6が場内事故で大破し、
運よく出てきたEG9が水害で水没したりと連続して縁が無く、
選定にかなり時間がかかってました。
そんな中、詳細はちょっと伏せておきますが、
急なことであるEK9が移籍してくることになったんです。
その車体は前オーナーが色々弄っていた途中で急にワケあって移籍。
コンセプトが複数入り乱れたような実に中途半端な車でした。
また改造の方針も自分とは相反するもので
見かけ重視。
肝心な部分はブランド志向で弄られて折角の能力カスカス。
車内の色んな所に配線跡やスイッチ跡の穴があり、
工夫して付けられたのではなくて業者がポン付けした痕跡だらけでした。
(自分の場合は永年固定配線は穴は空けずに埋め込んで空間利用して
ビスなども既設のビスを利用するなどして設置、
仮設配線は突貫工事なので不細工に目立って悪いんですけど
基本的に内装に穴を空けたくないんですww)
最初から
自分の好みに合わせるのが重要課題になって、
楽しむどころではなかったんですね。
余計な物を一気に外した記憶があります。
若い頃はそれも
楽しみの一つで
前のオーナーの気持ちを想像しながら
不思議な改造されてたボロシビックを自分色に何年もかかって
徐々に
自分の手で染め直して行ったこともあるんですが、
このEK9だけは何故かできませんでした。
純正色に戻したり足回りやエンジン回りを組みなおしたりといろいろ試みましたが、
結局短期で手放してしまいました。
前オーナーの
弄りのブランド志向が強すぎたんですかね。
車弄りの方針が自分と全く違うことは事前に知っていたのですが。
最終便の岐阜までの廃車回送は特段寂しい感情も何も無かった記憶があります。
それでも過去の写真を振り返ってみると、
仕事で行った先々で何気に写真を撮っていたようで、
他の車同様までは行きませんがそれなりに残ってます。
何とか好きになろうと
努力はしてたみたいw
中古車って
前オーナーの色が必ず残っているものですが、
唯一
その色を染め直せなかった車でした。
単に当時余裕が無かっただけで
もう少し乗ってれば時間が解決してくれたのかもしれませんが。
でも自分色になったらなったで思い入れが深くて手放せなくなりますし、
どっちもどっちで大変なんですよねw
その車種自体が好き、
その車体自体が好き、
色んな車体が好き、
車の好みって色々あると思いますけど、
こんな思いのまま手放してしまった車ってありますか?
Posted at 2016/10/18 03:12:25 | |
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