![[H81W]再起動を待ってます [H81W]再起動を待ってます](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/090/204/47090204/p1m.jpg?ct=c63c8c9f8b4f)
昨年で運行終了した
H81W(eKワゴン)ですが、場内留置線に留置のままとなってまして、1カ月に1回程度、エンジンの状態などを点検して維持し続けてます。
今回は燃料も多めに入れておいたのでまだまだ余裕。
6月は多雨で実施できなかったので本日炎天下の中でやってました。
場内定期点検は
電圧の確認やエンジン状態、その他計器類や装備の不具合が無いかの点検です。
初めてご覧になる方にちょっと説明付記しますと、もともと
翌日解体として中古車店に置かれていたのを、偶然に閉店後に店内に残っておられた社長さんと話すことができて売ってもらうことになった車です。
まだまだ走れる状態でしたが外装が凸凹で修理して売っても採算取れないというのもあったようで
4万円+初期整備の破格で車検11カ月残余という車体をゲットしてきたんです。
当初エンジンの音なども気になるところがありましたが、それも自主整備などを経て問題なく快調に。
内装も
全部解体して清浄したうえで再組付け。購入から1月後には売ってくれた店も驚くほどの奇麗な状態に再生されて本線に出てきました。
何しろ喫煙車で解体留置とあって廃棄物が詰め込まれていましたから、内装も結構汚損してたわけです。これをすべて洗浄、清浄作業。
こうやって再生はするものの、
追加装備などはすべて産業廃棄物上がりの再生品ばかりで、この車のテーマは
「いかに軽自動車1台を破格で維持するか」
となっていて、結果としては
古参保存車2台を通常運用するために必要な経費で十分に賄えてしまうという、
プラマイ0の経費で軽自動車を1台持てたという優秀な実績を残してくれました。
で、1回車検通して3年弱運用したところで現在主務機になっている新車の軽が入ってきたために引退。
当初の予定通り解体・・・の予定でしたが、来年には練習車としても1台要るだろうとして、その時まで留置されることになったわけです。
なんとも
運のいい車というか。
何の変哲もない、普通のATの軽なんですけど、解体直前に「救出」されて、解体予定が「
延命候補」となって今に至るわけですね。
初代の延命対策車だったEG4シビックも
複数回の解体危機を逃れ、最終的に解体工場まで行って積まれたのに戻ってきて、現在は知人のところで再生の道(未だにやっとる!はやくしようよ!)を進んでいます。
この車の奇異な変遷詳細は「愛車一覧」から興味あればご覧ください。
なので2代目の「
なかなか死なない車」になってしまったわけですが。
この車、前オーナーが鬼のような良いコーティングをかけていたようで、
雨が降るとピカピカに戻ってしまうため、留置しているのに
洗車したように定期的に自然に蘇ってますww
これほど
留置しているのに管理が楽な車は無いww
本日は各所の規定点検と窓の油膜取り、エアコンの動作確認を行ってました。
結果は良好。
エアコンもよく冷えます。臭かったけどww
再生予定まであと8~9か月。
車検を再度通すにはいくつかの消耗部品交換が要りますが、おそらく新たに中古車買うよりはかなり安く済みそうです。
再び、また走りたいという意思を感じる車に
「憑りつかれて」しまっています・・・
ちなみに、この車、
壊れた廃棄物の車載機器を
使える範囲で使おうと設置すると、
壊れていたところが自然に直ってしまうという不思議な現象も2度あった車ですw
まあ、使ってるうちに内部の基板の接触が良くなって改善したって原理なんですけどねw
ま、何かと廃れてゆくこの時代に、何かと蘇ってゆくのもいいのではないでしょうか。
車号は「蘇来」。
管理番号は初の中古軽自動車枠で81号車が付与されています。
82号車は当分やって来そうにないです。
再び公道走る未来を見つめ・・・

なんで?
Posted at 2023/07/16 17:26:55 | |
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