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2024年09月24日 イイね!

30年前夏の怪


30年前の夏。
周囲で自分の車を持つようになった人が増え、ドライブに最適な伊豆箱根周辺。
当然に夏の夜ともなれば、友達を誘って出かける人が多くなりました。

学生ともなると夜のドライブの定番でもある心霊スポット訪問
今の時代のようにインターネットはメジャーではなく、学部内の連絡に専用の掲示板やチャットシステムがあった程度で、人伝いに知られたスポットを訪問する程度でしたが、周囲の街では誰もが知っていた伊豆のとある旧道にはみんなが興味を持っていました。

最初に車を持った者は生活が楽になる反面、こういう場で車を出す役になってしまいます。
そんな中で、やはりこの旧道に行ってみたいという3人。
そして不運にも車を出さなければならなくなった仲間。

4人は国道414号線を走り、その旧道へ向かいました。

助手席には興味あるものの冷静な女子大生、後部の男子は2人とも興味津々でずっとはしゃいでいました。

その日は平日とあって旧道に入ると1台も車を見ませんでした。
ここは有料トンネルが完成したために旧道に格下げになった旧道トンネルのある区間。
本線の国道が急に細くなり対面通行になります。
そのために有料でもトンネルを通過する車が大半で、滅多に旧道を通る車はありませんでした。

旧道に入ると後部の二人は更に大はしゃぎ。

せっかく持った車を砂利の散らかる旧道に乗り入れて汚れるのを気にしながら運転する車の持ち主
心霊スポット何かどうでもよいのに車を出してほしいと言われ渋々走らせてきました。
助手席には一人冷静に前を見る女子大生

そして車は旧道の峠最頂部にある隧道に。
手前には車が停車できるスペースがあります。

ここに車を停めるとすぐに降りる後部の2人

運転していた学生は降りて行った2人に目をやります。

「ちょっと待って!」

声を掛けますが2人はそれまでの大はしゃぎとは相反して、黙ったままトンネルの中に早足で入って行ってしまいました。

それを見た女子大生

「ヤバいかも・・・」

運転していた学生は心霊スポットには興味なく、むしろ怖い方。
追う勇気もなくただ車の横で見ているしかありません。

トンネルの中には数か所だけ照明が点灯していて、その光を頼りに入っていった2人を確認していました。

トンネルの中で立ち止まる2人、何かに話しかけています。

そして横で一緒に見ていた女子大生が急に頭痛を訴えます。

「ヤバいからあの2人、車に乗せてさっさと行こう!」

トンネルの中を車の横から見ていた2人は車に乗り込みトンネルの中に車を走らせます。
そしてトンネルの中央で何かに取りつかれたように呆然と立ち尽くす2人を車に押し込もうとしますが動こうとしない。
女子大生も手伝って車に押し込むと運転手の学生は車を猛スピードで走らせて旧道を下ります。

旧道を下り、国道を飛ばし、最初のコンビニに停車。

明るいところで後部の二人の様子を見ますが、2人とも目の焦点が合わず無言。
運転していた男子学生女子大生後部の2人の顔をたたくなどして、ようやく2人の意識が正常になりました。
しかし会話ができる程度。

その峠から彼らの下宿町までは夜ともあり1時間少々。
とにかく帰ろうと車を走らせ・・・

それでも2人の意識は正常とは言えない状態。

運転していた男子学生は自分の友達でもあったため、深夜だったもののSOSの電話があり、車で出向きました。
下宿街のコンビニにいると。
自分も車を持っていましたが2ドア車で4人乗るには辛いために彼の車が呼ばれたという不運なこと。

あまりに異常な状態が続いたため、必死に2人を正常に戻そうとする男女
その様子を見てか、誰かが警察を呼んだのか、自分の到着と同時に交番所のパトカーが到着しました。

警察官に電話があって自分も呼ばれたという事情を話して一緒に車へ。
後部席には血色をなくした2人
事情を話す前席の男女2人

そして事情を聴いている警官からの一言。

「さっきから後部席2人と言ってるけど、さっき後ろに乗ってたもう一人はどこに行ったの?呼んでくれる?それにこの車は乗車定員4人だよね?」

霊感を持ってる自分はわかってました。

警察は事件性が無いために事情を聴いて、「これに懲りてやめなさい」な感じで去ってゆき、どうしてよいか困ってる運転していたその友達に、まず2人に多くの水を飲ませ、病院で異常が無いか診てもらって、翌日にでもお祓いしてもらうように進言しました。

後日、そのトンネル内に入って行ってしまった2人から事情を聴くと、車で旧道に入ったころからトンネルの中に行かなければいけないという気分になり、何か呼ばれるような感じでトンネル内に、そして誰かから話しかけられたのまでは覚えているがあとは全く記憶がないとのことでした。

あまりの興味心から心理的な自己暗示にかかったのかもしれませんが、実際によく心霊現象のある隧道と言われている場所で昔心中もあったところです。
興味本位で行くべきではないでしょうね。

しかし警察官の「いない人w」反応も謎でした。

車の持ち主は、後日お祓いまでしたものの気持ち悪いということで買って間もない車を買い替える羽目に。

見えない人が見える自分ですがw必ずしも心霊現象は信じません。
多くの場合が自己暗示による自己心理操作です。

だって、心霊隧道、そこには奥の集落の電話回線も通ってるんです。

もしも霊がいるなら、その隧道内の電話線、どうにでもできるわけですから、

奥の集落は毎晩のようにいたずら電話に悩まされませんか???

なわけないかww
でも貞子はいたずら電話できましたよねww
貞子さんはもしかして理系で器用な人なだけ?
Posted at 2024/09/24 15:43:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 思いごと | 日記

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