
事故が多く、違反もし放題のエリアがありました。
固定式のスピード違反取締を行えば地域の老害が警察署にクレームを入れてややこしくし、取締りが行われない好き放題なエリアでした。
しかしそれが今は・・・
毎日~1日おきで交通機動隊が取締りにやって来ます。
地域の老害も府警本部には文句言っても届かない。
「違反するものが悪い」
それで門前払いです。
制限時速40キロ。
ここを80キロ以上でタイヤを鳴らしながら曲がってゆく一般車。
その道の歩道は通学路の幹線。
横転、炎上、店舗突入、民家激突、駐車場突入、などなど、大規模な事故が多発していました。
地域の人は誰もがこの事実に懸念。
警察に取締りを依頼する人と取締りした所轄警察に文句を付ける違反常習者。
なかなか徹底した取り締まりが行われずに、
飲酒、無免許、暴走と行政区内でも特段に多い地区だったそうです。(所轄談)
しかし最近、地元の協力あって警察も取締りしやすく。
毎日山間に響くサイレンの音。
これまで飛ばしまくっていた車は何台か捕まりました。
必ず1台は検挙して行く交通機動隊。
多い日は数台。
その検挙している光景を見ることで、他の車も速度を控えて走るように。
深夜に飛ばす奴はまだいますが、日中はほとんどの車が制限ちょい。
流れが全体的に遅くなりました。
40キロで走っていても煽られません。
自治連合の広報には毎回、違法駐車の多いターミナル駅やスーパー前について、
違法駐車を見たらすぐに警察に連絡するようにと呼びかけられています。
それも警察担当者からの駐車違反となるケースの個々の場所についての説明付。
「この場所は交差点付近の「法定駐停車禁止場所」ですので運転者が乗っていても駐停車禁止です」
「この場所は標識はありませんが無余地駐車で取締り対象になります」
など交通法規に詳しくない人でも判断しやすいように説明が付いていて、
「通報したら迷惑などと思わずに・・・」などとも書かれています。
そのためか、これまで無法化地帯だった区間で定期的に駐車違反の取締りが行われ
ウソのように一台も停まっていないことがあります。
残念ながら駐車違反は取締りがしばらく行われなくなると元に戻りますが、
こちらも徐々に適正化が行われるのではと期待されています。
小型の住宅街用オービスが開発されるなど、最近の取締りは、
「どうでもいい楽な山間部取締り」
から
「必要とされる地域での取締り」
に移行してきていると言います。
「どうでもいい楽な山間部取締り」というこれまでの現実は上記のように、
住宅街で取締まるとクレームが多く寄せられるという背景もあったようです。
以前警察の方に聞いたところ、ネズミ捕りで引き込む場所がなかなかなかったと。
民家の前でやるとウルサイとか場所を提供するなとか言われるなどと苦情が寄せられ、
どうしても何もない山間部や団地や公共の施設前のひらけたところで取締りに
自然と集中していってしまっていたと。
それが徐々に住民の希望による「必要とされる地域での取締り」に移ってきているのでしょう。
まだまだ他の県警では自分らの好きなようにしか取締りしませんが、
こういう府警の地元連携の徹底した取締りは、地域安全には大歓迎だと思います。
★意見には個人差があります。
警察嫌いや捕まった腹いせの反論、各種法令を理解していない方のコメントは削除します。
(一般プロバイダ、携帯キャリアからの投稿の場合は大抵の場合発信元を特定できます。)
Posted at 2016/08/16 02:35:34 | |
トラックバック(0) |
地域・鉄道・都市交通 | 旅行/地域