
各地にいろんな
路線バス走ってます。
行く先々で旅の雰囲気を拡大してくれる要素にもなりますけど、その一つに
停名案内の車内放送。地域によっていろいろな特徴があって、地方に行けばそれなりの情緒ある放送が聞けたりしていいものです。
そんな車内放送、もともとは人が
肉声で録音したものを右チャンネル、
制御信号を左チャンネルに録音して、8トラテープや普通のアナログカセットテープに収録して、制御信号を検出すると自動的に停止したり整理券や運賃表の送りをしたりという方式でした。
なので各地で
いろいろな声や言い回しがあって雰囲気がありましたが、今は
コンピュータでの合成音声式や、
人の肉声のサンプル音声を自動的につなぎ合わせたものなどがあり、合成音声になると発音が変だったりという感じで、運転士の中には
うぜえ!
って顔見知りばかりが乗ってる場合は途中で切っちゃう長老さんもww
「つぎは・・・●前・・・」
ぶちっ!!
合成音声はHOYAが出している
音声合成エンジンを関西圏ではかなり使っていますが、地名などの固有名詞はどうも発音が変。
聞いていて気持ち悪いし、設定によっては
次は。●。●。です。
と途切れ途切れで吐きそうになるんですねw
観光都市(らしい)日本第2位の大赤字都市京都の京都駅から大原までの路線バスの車内放送はこんなの。
作り方にもよるんですけどね。
音声合成ではもう一つ、
AIソフトというところが出していますが、こちらは
民間も1万円以下で購入できるいいソフトがあります。
こちらはとても滑らかな発声なので、なんでこっちを採用しなかったのかが疑問。
一部、実話をもとに作ってみましたww
フルボリュームで人のいるところで聞かないようにww
かなり聞きやすいと思いますね。
で、音声合成を採用しているところはこんな感じに残念なことになってしまってます。
ここまで引っ張ると地方線の味が引き立てられるのですが、過去に住んでた茨城県のつくば市を走る関東鉄道バスの車内放送がこちら。
よく利用した路線です。
当時はTXがまだ計画段階だったので、この路線は
牛久旧道から谷田部要害住宅ゆきで、1時間に1便あるかないか、牛久行きは18時が最終、谷田部行きも20時くらいで終わりで、暗くなって乗客いないと羽成で運転勝手に打ち切って回送みたいな(違法)、今やったらSNSで密告されて行政処分なこと平気でしたww
それくらいのローカル線でした。
音声は当時と同じ人か同じ系統ですかね。
肉声をサンプリングする方式のようで、今でも当時の雰囲気が残っているようです。
サンプリング式で容易なのは、案内時に流す「ぴんぽーん」とか「ぴんぽんぱんぽん」ってやつなんですね。
あの音と、「ございます」、それに長々と流れる広告や警告放送。
これが地方ローカル路線の特徴でもあって、これが雰囲気を大いに出してくれるんですが、今は都心部では「うるさい!」とのクレームもあり簡素化。
旅行に行って
駅の始発駅から乗り込んで最初に聞くバスの車内放送って結構
旅情があったものですが、これも便利なシステムの半面で消えてゆくものになってます。
ちなみに、昭和時代は中距離路線バスも多く、観光地ではそういう路線に行列ができるような時代でした。
幼少のころに連れて行ってもらった箱根湯本~箱根芦ノ湖などの、現在の一般路線バスも当時は観光路線的。
乗車5台待ちなんて平気で小さい時分には苦痛でした。
今はオフシーズンは貸し切りですねww
なのでそういう路線は
長々とした観光案内も入っていました。
最後に長野県のスキーの聖地、志賀高原を経由する長野湯田中から
グンマー帝国長野口の長野原
ゆきの
昔の国鉄急行バスの車内放送を。
4分あたりで歌も流れますww
今は長野電鉄バスが引き継いでるのかな。
スキー行ってた時代は長野電鉄のバスで移動したりしてました。
目的地へさっさと行って温泉でゆっくりもいいけど、途中の経路をじっくり楽しむ旅行もたまにはやってみたいもんです。
ということで早朝から夜間で対応、365日無休で対応しているなかでの、どっか行きたいな~な気分でまとめてみました。
Posted at 2023/04/13 12:35:04 | |
トラックバック(0) |
地域・鉄道・都市交通 | 旅行/地域