今日の午後に車検、タイミングベルト交換一式が終わった3号機です。
はい完成!って簡単には終わらないのがこの年代の車です。
タイミングベルト交換って事はクラセンを抜きます。
外す時にマーキングはするものの多少はズレます。
だいたいクラセンが2mmズレると点火時期は2度~5度近くはズレると言うシビアさ。(^^;)
なので最後の締めは点火時期調整ですね。
さすがに感を頼りにって訳にはいかずタイミングライトって言う工具を使います。
こいつが点火信号を拾って点滅する優れ物。
とは言え下準備が大事でディラーが持ってるコンサルタントならアイドリング補正、点火時期補正をしないように設定できるので楽なのですが手持ちの簡単コンサルタントはあくまでコンピューターのデータ-を表示するのみです。
なのでアイドリングで完全暖気を済ませスロットルセンサーから出てるコネクターを抜きます。
すると補正しなくなるのでここでISCバルブの手動調整でアイドル回転を650回転に固定。
その時点の基準点火時期は15度です。
点火時期のイニシャル調整はコンピューターの点火信号とエンジン側の点火をリンクするするのが目的で・・・・・あ~説明が長くなるので省かせもらいます。(^^;)
さっさと作業に掛かります。
まずはコンピュータの点火信号を表示します。
これが点火信号で現在は12度を表示です。
補正あり状態でこの数値を読むと10度~15度くらいまで常に変化します。
次にエンジン側の点火時期を見ますがここはアナログでタイミングライトで見ます。
白線が何本かありますが1番左が0度で右にズレるたびに5度ずつズレます。
この光ってるのはライトで照らしてるんじゃなくてタイミングライトの明かりで点火信号に合わせて点火するたびに点灯してるだけです。
そして、この後からが作業本番ですが・・・・・え~説明で書くのが面倒になってきたので省きます。(^^;)
まぁ~こんな感じでタイミングベルト交換と言ってもベルト交換してウォーターポンプ交換してはい終わりっていかないんで少し面倒なんですよね~。
あっ・・・・なんで点火時期を合わせるかだけ説明するとコンピューターで発してる点火が例えば10度なのにエンジン側がズレてて5度だと全域5度遅角でズレますんで加速が鈍くなるって事です。
車によって多少変わりますがトップスピードが120kmちょい出るとこなのに110kmくらいしま出ないみたいな。
逆にコンピューター側が10度なのにエンジン側が15度だと全域5度進角するんで加速が設定以上に早くなります・・・・が・・・・
壊れる場合があります!(汗)
ノッキングが出てブローって方が確率は高いかもしれません。
普通の車の場合は多少ズレてても全開負荷を掛ける事がほとんでないので滅多に壊れませんがスポーツカーの場合はちゃんと調整しないと危険ですね。
まぁ~その前に最近の車の点火時期はオート調整なんでこんな手間の掛かる事をする必要は無いんですけどね。
お~っと34ブラザーにしては珍しくウンチクネタで面白みに欠けましたね。
そして、3号機はどうやらクラセンの抜き差しで全くズレが無かったと言う奇跡的作業で点火時期は合ってたのでチェックだけで終わりました。
さて、これで3号機終了~!といきたいとこですがまだ次の作業があるんで明日も引き続き頑張ります。
Posted at 2012/09/04 20:04:06 | |
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