なにわのべんぞうのブログ一覧

１１月も後半に入ってくると、スケジュールがかなり詰まってくるようになってしまいました。
仕事仕事で毎日走り回る日々が近づいてきます。
そんな状況を回避すべく、今から走り回っておかなければ。

先日は営業で、飯田橋をはじめ、水道橋→日本橋→京橋→銀座→新橋→赤羽橋と、文字通り“橋のハシゴ”でした。
その途中でベントレーのフライングスパーに突っ込んでいる軽自動車に遭遇したり、日本に数台しかないパガーニ　ゾンダを見たり、着物姿の銀座のママ（たぶん）がＡＭＧ　ＳＬ６３から大また開きで降りるところを目撃したり、テレビのインタビューされたりと、びっくりすることが続きました。
お客さんの駐車場に停まっているフェラーリＦ５９９を遠巻きに見て、「綺麗なＦＴＯですね」などと言ってドン引きさせたことも（汗
早くもパニクってます。

本格的に忙しくなる前に、どうしてもしておきたいイベントがありました。
それは、超レアなキャラット号を駆るＫさんとのプチオフです。

相談の結果、季節がら紅葉を見に行くか、最近テレビで取り上げられたうなぎ屋さんへ食べに行くか、どちらかになりました。
まずはうなぎ屋さんへ電話して、予約をすることにしました。
でも、電話がつながりません。
そこで、筑波山あたりの紅葉を見に行く事にしました。


常盤道守谷Ｓ．Ａ

ここで、もう一度うなぎ屋さんへ電話をしてみる事にしました。
これでつながらなかったら、そのまま筑波山へ向かいます。
でも今回は普通につながり、予約までできました。
そこで、急遽うなぎ屋さんへ向かう事になりました。

下道をゆっくり流して小一時間、途中房総のむらというところで休憩しました。
ここは、以前公私にわたってお世話になっているアルファロメオ乗りのＯさんに連れてきてもらった事があります（関連ブログ）
昔の建物を移築していたりして、江戸から昭和初期の雰囲気が味わえるスポットなのですが、休館していました。


駐車場横の道にて

でも入口のほうがなんだか騒がしいのでそちらに行って見ると、車両と車両の間におかしな服装の人々が。


着物姿の人々

もっと奥に入ってみると、ロケの撮影をしている最中でした。


箱に“連続テレビ小説　花子とアン　２０１４年度・・・”と書いてます

来年放送予定のテレビドラマ撮影のようです。
先日放送終了したあまちゃんのように、ブレイクしたらいいですね。
ネット検索したら、ありました。

連続テレビ小説　花子とアン←クリック

その後、粛々と車を走らせ、予定の３０分前にうなぎ屋さんに到着。
成田空港近くにあります。


新川うなぎ

最近テレビで放送されたからか、けっこうなにぎわいです。
車もひっきりなしに来ます。

とりあえず車を停めてお店に行こうとすると、なんだか雰囲気が違います。
のれんは出ていないし、すれ違う人が「もうダメなんだって」とか言ってます。


のれんが中に

極めつけが、この看板。


今日は平日ですが・・・

せっかく来たのに売り切れなんて・・・と思いながら中に入ったら、お店の人が「予約している人は大丈夫です」との事。
予約無しで来た人を尻目に、優越感に浸りながらうなぎを食することができました。

途中、予約無しで来たおばちゃん２人が「私達、遠くから来たのでもう来れないんです。何とかうなぎ食べられませんか？」と店員に詰め寄っていました。
結局、おばちゃん達のねばり勝ちでした。おばちゃん、強し。

その後、京葉道路から首都高に入り、流れで解散となりました。
久しぶりにキャラット号とランデブーできて、楽しく運転できました。
食欲の秋も満喫し、よかったよかった・・・。



しかし、駐車場に戻り、Ｋさんにお礼の電話している時に、悲劇が起きました。
駐車場に、組長が現れたのです。
本日は思いっきり平日。
本来なら仕事しているはずなのに、何をやっているんだと。

色々すったもんだの末、こちら側の無条件降伏。
日々家事をしながら、ほとぼりがさめるのを待っている、今日この頃です（泣

以前、まさか増車するかも・・・みたいなブログを書いたのですが、その顛末です。
ちょっと長いですよ（笑

私の義兄が、昔メルセデスベンツの５００Ｅという車に乗っていました。
この車には、ドライバーをトリコにするなにかがあるそうですね。
別に車が好きでもない義兄でさえ、大事に乗っておりましたから。

しかし、車には故障というものがついてまわります。
彼の愛車も、あるときから故障が頻発するようになりました。
そして決定的な故障により、仕方なく車を乗り換えたのです。
今まで２～３年で乗り換えていたのに、５００Ｅは８年乗ったそうです。

それからＷ２１０のＥ５５に乗り、現在Ｗ２２１のＳ５５０で落ち着いています。
しかし、５００Ｅの乗り味が忘れがたく、いつかはまた乗りたいと思っていました。
そんな時、知り合いの車屋さんで、見てはいけないものを見てしまったのです。


’９２　５００Ｅ　ポルシェライン

その車は、当時乗っていた仕様と、内装・外装ともにそっくりさんでした。
どこかのおじいさんが別荘に置き去りにしたまま入院し、乗る機会が無いからということで引き揚げてきたばかりだったそうです。

ひと目で惚れた義兄に私は呼ばれ、試乗したりチェックしたりしました。
でもって、修理項目を書いて「これだけ修理できたらしばらくは乗り続けられるでしょう」と言いました。
はっきりいって、購入をやめさせるためにムチャな事を言ったのですが、義兄は乗る気マンマンです。

さほど悪い個体ではありませんでしたが、やっぱり経年劣化には勝てません。
結局しばらく乗りたいとのことで予防整備も視野に入れ、外装・内装で手を入れなかったところはないくらい修理をし続けました。

２ヵ月後、かなりの金額と引きかえに納車されました。
修理代金が車両金額のようなものでした。



同じ頃、その車屋さんに、一人のお客さんが来ました。
そして「ここにあった５００Ｅはどこにいきましたか？」とたずねたそうです。
車屋さんは、「今日納車したばかりですよ」と回答しました。
するとその人は、どうしてもその車を譲って欲しいといい始めました。
一度売った車を買い戻して売るわけにもいかず、何度も断ったのですがどうしてもというので、訳を聞くことにしました。

その話によると、その人は前オーナーの甥でした。
小さい時から叔父が乗っているその車に憧れ、いつかこの車を譲ってもらう約束をしたのです。
さっそうとゴルフ場や別荘へ向かう叔父は、すごく格好よかったそうです。

そんな叔父も病気で入院し、遺産相続でもめているドサクサに、ある親戚が勝手に売り払ってしまったのです。
引き揚げたその日、たまたま車の様子を見に来た甥は、積載車に乗せられた叔父の５００Ｅに唖然とし、はるばる長野県から東京都まで大追跡。
車が修理工場へ入ったところで、後日返してもらおうとその日は帰りました。
その直後、義兄がその車に一目惚れしてしまったのです。

車屋さんから、「もうかなり修理し納車も済ませているのに頼み込むものだから、一度話を聞いてやってくれないか」と電話がありました。

翌日、義兄が車屋に行き、話を聞いてあげることにしました。
甥は、その車が叔父の車だったこと、学生時分からすごく憧れていた事、いつか譲ってもらう約束をしていた事などを熱っぽく語ったといいます。

自分自身も、昔の思い出からもう一度買おうと思って購入した車ですから、気持ちはわかります。
しかし、義兄はかなりのお金を出して購入した訳ですから、執着もあります。
そこで、この車はマトモに乗れるようになるためにこれだけの費用がかかったんだという事を説明しました。
すると彼は、その額プラス８０万円を自分の車から出し、「これで何とかお願いします」と頼み込んだのです。
そこまで言われたら仕方ないなということで、納車の次の日、売ることとあいなった次第です。

車屋さんは、ホッとしたらしく、よかったよかったと。
義兄も、突然降ってわいた話で８０万円も儲かって、よかったよかったと。
甥も、やっと念願かなって叔父の車に乗れるようになったので、よかったよかったと。

俺、全然うれしくありません（泣

以前からわがべんぞう号で走っていると、思うことがありました。
最近いい感じで重低音が響く排気音だなと。
でも、いつもべんぞう号を診てもらっている主治医から「以前よりうるさくなってない？」との指摘が。
そういえば、排気漏れの音が目立ってきているような気がします。
そこで、色々相談してみた結果、友人からマフラー屋さんを紹介してもらえました。


場所はココ

電話で聞いてみると、一度持ってきてとの事。
その間にもだんだん車内が排気ガス臭くなってきていたので、わがままスケジュールの合間をぬって診てもらうことにしました。

リフトで上げると、主治医からの指摘どおり、キャタライザーあたりから排気漏れしてました。
エンジンに近いところなので、うるさくなってきているのはここが原因でしょう。


カバーの隙間から排気漏れの跡が

それ以外にも、後ろのタイコ手前部分で、以前修理したところの近くにまた穴が発覚。


錆びてます

まずキャタライザーの方から。
長年外していないマフラーですが、けっこうあっけなくネジがまわりました。
昔のベンツのマフラーって、なぜかちゃんと外れるようです。


車体から摘出

キャタライザーのカバーを切ってみると、こうなってました。


ちぎれてるし・・・

キャタライザーはこの際使用せず、ストレートのパイプを作ってもらってつなぎます。
フランジから現車あわせで作ってもらいます。


かなり面倒な作業です

本当ならエキマニから後ろを総ステンで作ってもらいたいところなんですけどねえ。
予算が・・・。
ためしに金額を聞いてみたら、エンジンO/Hできそうな金額でした。
泣く泣く却下です。

というわけで、ここまで完成。
懸念だったスチールとステンレスの溶接も完璧のようで、太鼓判を押してもらいました。


装着後

このあと後ろの穴をふさごうとしたのですが、錆びていた為溶接不可でした。
そこで、またパイプを溶接して穴部分と交換します。


後ろも完成

エンジンをかけてみると、マフラーからは以前より深みの増した低音が。
キャタライザーがあった部分は、排気漏れが治ったので静かになりました。
気になるお値段は、予算ギリギリでおさめてくれました。
Ｐさんありがとうございました。

帰り道、環八で信号待ち中、後ろに白バイが２台付いてジロジロ見ていましたが、とがめられることはありませんでした。
たぶん、車検的にもＯＫなんじゃないかと思います。

今回はツギハギで何とか治してもらいましたが、いずれはマフラー交換しなければ。
総ステンレスだとどんな音になるんだろう・・・。
おこづかいはいくらあっても足らない今日この頃でした。



追記　以前もしかしたら増車かもとお伝えしたのですが、残念なことに一瞬で終わりました。
確かに増車したことはしたのですが・・・。
詳しくは後日。
顛末を語ります、ご期待下さい（笑