
ちょっと前に、実家の方で使っていた年代モノの「DVD」レコーダーが壊れた為、今までリビングで使っていたブルーレイレコーダー(そちらも一度HDDが壊れて修理してからしばらく使っているので、気づけばもうほぼ10年選手なんですが・汗)と入れ替え、リビングの方を新調することになりました。
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また、同じタイミングで(とりあえず)全9話のサーガが完結したSWの、UHD ブルーレイのスペシャルボックスも発売となり、DVDボックスセット(Ep4~6)→同ブルーレイ(Ep1~6)、と都度買い直してきて「何回目だよ」と思いつつ購入(^_^;)
そしてこれを機に、建築時は(予算的に妥協して)一部マンションからのキャリーオーバーとしていた、ホームシアターの内容をアップデートしました。
当時、テレビは4K HDR対応のモデルを、またAVアンプも最新の11ch搭載・「ドルビーアトモス」対応のデノン(未だに違和感が・・・「デンオン」と呼ぶ世代です・笑)の準フラッグシップモデルに買い替えました。
スクリーンも部屋の寸法に合わせてドンピシャに設えてもらい、各サラウンド用スピーカーもアトモスに準じて天井等に埋め込みました。
が、一方レコーダーとプロジェクターは古いままで、フルHD止まり。中途半端な状態で、せっかくのアンプやSP配置の性能が活かせないままでした。
ブルーレイレコーダーは、性能ではここ数年パナの1人勝ちです。書斎用は入居時パナを購入しましたが、リビングもこれまでのソニーからパナのモデルにしました。
画質もさることながら、スマホや他機との連動ではパナの独壇場で、無料アプリを使ってスマホで番組予約、録画したコンテンツの視聴、さらに別室や別宅にあるレコーダーと相互に共有できるなど、とても便利になっています。
プロジェクターの方は、ソニーとJVCが強い高級機を除いてはエプソンに定評がありましたが、ここ数年で状況は一変していました(汗
10年前にはほとんど認知すらしていなかった「BenQ」というメーカーが、低価格でありながら画質も定評があるようで、ホームシアター用でもシェアを拡げていました。
中でも比較的安価な中堅クラスでありながら4K HDRに対応しているDLPプロジェクター「HT3550」が、AV雑誌で受賞するなど高評価なので、そちらを選びました。当時はDLPというだけで高嶺の花でしたが、これまで使っていたエプソンの液晶HDモデルの何と半額(!)くらいです。

(※ブログ編集中、さらに輝度の高い最新機種が発売になりました・涙)
ただし、安価な分レンズシフトなど設置の調整に関わる自由度は低く(上下はわずか10%、左右は調整できず、スクリーンのセンターに置くしかありません)ウチのリビングではソファ近くで床置きでの使用となります。
今までは、せっかく折り上げ天井を活かしスッキリしたセッティングだったのですが・・・同等以上の画質でセッティングの幅が広がる高級機は、価格が一気に数倍なので仕方ないところ(汗

(※先代のエプソン。現在このスペースは空っぽです・汗)
それ用のサイドテーブルを置くのも邪魔になりますし、微妙な高さや位置の調整がしづらいしどうしたものか、と思っていたら、既存の三脚に雲台を利用して取り付けるプレートなんてモノがあり、サイズもぴったりで「コレは便利」と即決。1500円程度です(笑)このところすっかり使わなくなっていたカーボン三脚を活用します。やはりいちいち設置するのは面倒ですがガマンです(^_^;)
これでやっと「4K HDR+ドルビーアトモス」の環境が仕上がりました。早速視聴してみると、DVD→ブルーレイではそれほど激変した感じはなかった(当時のPS3の超絶素晴らしいアップスケーリング性能により、フルHDになった程度では、差が無いくらいDVDでも綺麗に見えました)のですが、やはり画質は目を見張るものが・・・特に4Kの解像度以上に、HDRによる輝度・コントラストは素晴らしく、最新のデジタルシアターで観ている感覚と同等です。

(※画像はイメージです)
また、改めて各パラメータの設定を追いこんでじっくり聴くアトモスは、これも昔ドルビーが「プロロジック」から「デジタル」になった時のように、サラウンドのクオリティが格段に上がったのを感じました。物理的に頭上に、しかも前後にSPがあるのは、当然ながら音の空間表現に効きますね。大変満足です(笑)
しかし、とはいえ夜間子供たちが寝た後に、大音量で観ることはできません。(子供たちの部屋はリビングの真上)ということで、以前からソニーのサラウンドヘッドホンを使用しています。9.1ch、ドルビートゥルーHD、dts-HD対応のワイヤレス。(※ただし、4kまではパススルー対応ですが、HDRは非対応なので接続には工夫が必要です)
もちろんリアルサラウンドに比べたら空間の広がりは狭いですが、うまいことデコードしてくれて、そこそこの囲まれ感はあり、大きなボリュームで聴けるので、気を遣いながら小さな音で普通に観るより、はるかに臨場感があり結構満足しています。
ただ、登場からかなり年数の経ったこの製品以降、他のメーカー含めサラウンドヘッドホンの新型がでる気配がありません。あまりニーズがないのでしょうか(汗
結局は、子供たちが大きくなったとしても、一緒に観る時以外は同じようにヘッドホンで楽しむしかないですし、コレが壊れたりしたらその後どうしよう・・と思っていたら、何やらJVCが「EXOFIELD THEATER」という革命的なサラウンドヘッドホンを開発したようです。
従来のヘッドホンとは根本的に異なり、通常スピーカーで聴いているような「頭外定位」を実現するという画期的な製品。ヘッドホン内のマイクを使って、個々人の聞こえ方を測定・キャリブレーションするそうです。どんな聞こえ方をするのか、ちょっと想像できません。
実際にどれくらいリアルサラウンドに近づけるか疑問もありますが(特に高さの表現)、もともと現在のサラウンドヘッドホンでも結構満足しているので、これまでより大幅に定位が改善され「空間感」を実感できるなら・・・と、とても期待しています。発売されたらぜひ購入したいです(^O^)
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電化製品 | 日記
Posted at
2020/06/28 20:45:46