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ROSSO1970のブログ一覧

2025年06月15日 イイね!

CDI交換修理

CDI交換修理なかなかアップできずにいましたが・・・先日、不調だったBBがやっと復活しましたのでご報告です。

細かな部分は省略して、大まかな経緯を報告します。(それでも長文になりますが、極一部の方には「キチンと走らせつつBBを維持する」のに立ちはだかるであろう問題として参考になるかと思います)





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まずはどうにか参加できたクラシケイベントのあとすぐ、某所を経由してCDIの修理を依頼したのが3月初旬。












その後、一か月ほどで「修理完了」しましたが、スケジュールがなかなか合わず紹介していただいたお店でのユニット交換は断念し、いったん手元にCDIが戻ってきました。それがちょうどカウンシル見学(4月中旬)の時です。












会場で偶然お会いした「闘牛」さんに相談したところ、現在氏のミウラをメンテナンスに出している某メカニックさんを紹介していただきました。


長年お世話になった、名メカニックの故・中村氏を紹介してくれたのも「闘牛」さんとご友人のW氏でしたし、信頼を置けそうだと思い早速その方にユニット交換をお願いすることに。


それが岡山旅行を終えた翌日・GW最終日。本降りの雨の中、ローダーで運んでもらい工場へ。











作業はすぐに終わり、期待してエンジンをかけたところ4000~5000rpmくらいでリミッターがかかったように咳き込む症状が・・・数年前不調になり交換した時と全く同じ。つまり直っていなかったのでした(涙







闘牛さんのミウラ。故・中村氏のガレージでも偶然一緒に入庫したことがありました・・・






工賃が噂で聞いていたよりはるかに安かったので喜んだ一方、「それでキチンと直っているのか??」とむしろ不安でもありましたが、結局はそれが的中。カバーを外して見える、表面に出ている部分のハンダを直したり、ちょっと弄っただけで、肝心の「樹脂でガチガチに固められている内部」は手つかずだったため、原因の部位については何も変わっていなかった、ということです。












その、固まった樹脂をコツコツ剥がしてから、内部に埋もれている基盤や使用されている電子部品を修理・交換するのが極めて困難なため、そもそもリビルドには時間と超高額な工賃がかかる、との認識でしたが、やはりその通りで、それをやらないと直らないし、安価に修理できるものではない、という当たり前の結果なのでした。







作業を待つディノや512






自分としてはそこまでの時間とお金はかけられませんし、仮に修理しても数年でまた同じことを繰り返す可能性もあり、今回はやむを得ず極力見える範囲はオリジナリティを残しつつ、根本的にはMSDを利用する方向で・・・と話が進みました。










ガレージの飾りにせず、いつも完調で走らせたいと思っていますし、そもそもアバルトは車検時に偶然イグニッションコイルが故障し、その時中村さんが良かれと思って(ワタシに相談無く、というのは当時引っかかりはしたものの・笑)MSDに換装してくれたことで、明らかにトルクもアップし走りやすくなり、MSDにした方が性能も信頼性も上がるのは実感していたので、「それでBBも同じように走りが改善するなら」と自分の中でも前向きになっていました。














が、その後、以前カウンタックにお乗りのお客さんで、好調だったにも関わらずオリジナルからMSDに換装された方がいらしたそうで、その際外したCDIユニットが見つかったのでそちらを付けてみましょうか?とのお申し出があり・・・





オリジナルのユニット







完全なオリジナルではないものの、365BB用との違いはリミッターがついているかどうかだけで、基本的な設計は同一・品番も途中までは同じです。見た目の違いはこんな感じ。ひとつ多い「小箱」がリミッターです。







上の画像にあるブルーのカウンタックはまた別の個体です




それならリアカウルを開けると左ホイールフェンダーの部分にあるマレリのイグニッションコイルもオリジナルのまま利用できますし(MSDにするとこちらもそれ用のものに換える必要があります)、CDIは奥まった位置にあるので覗いて見てもよほど詳しくないと違いは分からない程度です。








オリジナルのイグニッションコイル







MSD用のコイル







ということで、先月下旬に改めて工場へ訪れ交換してもらいました。うまく動くか不安でしたが、見事問題なくエンジンはかかり、吹け上りも上々。やっと一安心・・・かと思いきや、今度はタコメーターが示す回転数が突然2倍程度に上がったり、しばらくすると元に戻ったり、という謎の症状が(汗


症状が出た時は針がピョンと跳ねるような、不自然な動きをするので、ユニットからの信号は問題なくメーターの不具合があるのかも、という感じです。



念のため帰りもローダーで送っていただき、帰宅後高速道路を含め1時間弱試走、また先週の日曜には久しぶりにBBでおはポンに参加しましたが、いずれの際も走っている途中で10秒程度また針が上がる現象が出たモノの、その時以外は安定しており頻繁には繰り返しません。








走り自体は快調。ついでにガスチャージもしてもらい、今ぐらいの気温ならクーラーもバッチリです。





その後他の某メカニックさんに聞いたところ、BBのタコメーターではよくある症状で、計器屋さんに修理に出しても完治しない場合の方が多いらしいです。若干アースが悪くなったとか、ちょっと信号の伝達に今までと違いがあるのか・・・単なる偶然か?わかりませんが、ま、走る分には影響ない程度なのでとりあえずは(イタ車で良くあることですが・笑)気にしないことにしました


いずれにせよ三カ月ぶりにやっと安心して走れるようになり、ホッとしました。






今月初め、久しぶりにBBでおはポンにも参加できました




もちろん基本的に同じ設計のCDIなので、今までのように走らせていればいずれまた何らかの不具合が出る可能性は高いです。


さすがに3回目は諦めてMSDにするしかないか、と腹をくくっています。さしあたりイグニッションコイルは目立つので、せめて見た目は寄せたいと思いリプロのステッカーだけは取り寄せました(笑)








クラシケも取得していますし、できる限りオリジナルパーツで維持したいところではありますが、あくまで「キチンと走らせられるコンディションを保つ」のが前提という自分なりの拘りもあります。

貴重なクルマではありますが、これからもガレージの飾りにせず定期的に走らせてあげて、その魅力も楽しんで行きたいと思います





Posted at 2025/06/15 20:39:57 | コメント(9) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記
2025年06月01日 イイね!

ウェブマガジン「VAGUE」に掲載♪

ウェブマガジン「VAGUE」に掲載♪
先月中旬のことですが、久しぶりに拙宅でBBの取材がありました。


媒体は雑誌ではなく、ウェブマガジンの「VAGUE」。クルマやバイク、時計、ファッションなど主に男性向けに発信されるライフスタイルメディアです。






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当日は蒸し暑いながら薄曇りで撮影には最適な天気。あまりピーカンに晴れると、外が明るすぎて輝度差が大きくなってしまい厄介です。












ライターはこれまで何度もお世話になっているハッサンこと高桑さん。ワタシとは同い年でいつも友人感覚でお付き合いいただいています。













今回のカメラマンさんは、「ガレージライフ」掲載の際も撮影していただいたKさん。その時はまだ2台目はボクスパでした。











いつもながらテキパキと無駄なく撮影が進みます。ワタシのクルマ遍歴については、もう何度も取材されハッサンのデータに入っているので、撮影中はほとんど世間話をしていました(笑)












撮影はBBに集中するため、この日はアバルトは駐車スペースで待機。ハッサンのチンクとにらめっこしているのが微笑ましかったです(笑)











そしてすでに先日、早速記事がアップされました。クルマの専門媒体と違ってカジュアルで読みやすいハッサンの文章と、Kさんの素晴らしいお写真が見ごたえありますので、ぜひご覧になって下さい(^^ゞ



VAGUE「Ferrari 365GT/4 BB」








Posted at 2025/06/01 19:14:40 | コメント(8) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記
2025年03月02日 イイね!

A Ferrari Day Classiche

A Ferrari Day Classiche この週末は関東ではポカポカ陽気、この後寒の戻りもあるそうですが、春本番も近づいているようですね。


かなり寒かった24日の祝日、赤坂アークヒルズにてフェラーリジャパン主催のイベント「A Ferrari Day Classiche」が開催され、参加してきたのでレポートします。








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参加条件として「会場入りは自走で」とのことでしたが、前回書いた通り、大黒へ行った日から突然のエンストという症状が出始めたため、大事をとって陸送を手配し、イベントやオフ会で良く利用する芝公園の東京プリンスホテルで降ろしていただきました。













一旦ホテルの駐車場に停めて、一息ついて入り時間に合わせて出発。距離にしてわずか2km程度なので大丈夫だろうと思いきや、あと残り数百メートル、というところでエンスト(汗 しかもしばらく時間をおいてもかかりません。


「とにかく移動させないと」と思い、電話して待機場所からすぐに現場まで来ていただき、どうやって載せようか思案しましたが(牽引するウインチはありますがフロントには掛けられるフックがなく、リア方向へは引っ張れますが道路状況からローダーを後ろ向きに寄せることもできず)妙案は浮かばす・・・ダメ元でキーを捻ったところ復活。急いで積みなおし、会場のすぐ近くまで移動してからまた降ろしてもらい、時間ギリギリでどうにか到着しました。(※さすがにこの間ブログ用に写真を撮っている余裕はありませんでした・汗)





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すでにほとんどのお車が入場を済ませていました。会場の「カラヤン広場」にはアーチ形の開閉式の屋根があり、雨に濡らしたくないこうしたイベントにはもってこいのスペースです。


参加台数はほぼ予想した通り24台。特に注目を浴びていたお車を中心にご紹介します。












まず目を引いたのはやはりこちらの212インター。














1951年式とのこと。以前拝見した166インターと並んで、国内で走行可能なフェラーリでは最古の部類ですね。













みんな大好きスペチアーレ。エンツォももうクラシケ対象なんですね。













40はライトウェイトバージョンでした。











相場もうなぎ上りの50













そしてGTO。人気投票でトップでした。











地元のコレクター、Tさんが最近手に入れたディノ。ちなみに40は手放し(惜)、「一台はエアコンが利く車が欲しい」とのことで?なんとエンツォもご購入されました(^^;)














308から年式順にV8モデルが並びます。












前週、大黒でお友達になった「ある」さんのチャレスト。とても綺麗です。ワタシの数号後、スクーデリアで表紙を飾りました。











16Mスパイダーももう対象の年式なんですね~・・・赤は初めて見ました。













対面して12気筒の並び。以前コッパ・ディ・東京にも参加していた365GTC/4













デイトナ













そしてBBは、なんと365がワタシ含めて3台(汗 写真一番手前の個体もなかなか綺麗でした。














黒も日本に数台いるみたいですね。














写真だと違いがわかりにくいと思いますが、こちらが愛車です












さらに512が1台。












テスタ系は少なくて、TRが1台。これは限定モデルでしたっけ。












最新のモデルも展示してありました。296GTS。













気になっていた12チリンドリ。フロントは想像通りでした。最近のモデルにしては、Fフードの天地が薄くてカッコいいです。












リアは評価がわかれるところでしょうね。「コブ」二つになるスパイダーも見てみたいですね。













ランチ会場は隣接する「アークヒルズカフェ」。パネルや貴重な資料が壁に飾ってありました。











会場の名前にちなんで、あのカラヤンが275を注文した時のオーダーシート。












エンジンやシャーシの図面なども。












ちなみに参加者はこんな感じのランチが無料(^^)ラザニア(写真)かビーフか選択。なかなか美味しかったです。















西川淳さんを交えたトークセッション。カフェ内でのクラシケについての解説と、各車を前にしてのフリートークがありました。













会場は風が通り朝からずっと寒かったですが、現地で合流したフランクさんや以前からのお知り合い、また並んだBBの中でも愛車を特に気に入って下さり、熱心に質問やお声かけいただいたコレクターのYさんなどと楽しくお話しているうちに、あっという間に終了の時間になりました。











皆さんに見送られ颯爽と退場・・といきたかったところ、会場出口でまたもやエンスト(汗 惰性でスペイン坂を下り、しばらくしてエンジンがかかったところですぐ近くで待機していたローダーに積み込み、どうにか無事帰宅できました。













・・・さて今回、参加されたT氏および会場にいらした担当者の方含め数名の方に、イベントについて(開催にあたっての流れや募集時のことなど)色々と事情を聞くことができました。その中には、当初なぜワタシの愛車が外されたか、その理由も含まれており、全て納得することができました。(ここでは書きませんが、少なくともワタシの想像は邪推でしかありませんでした。)

あえて削除はしませんが、不満をぶつけるような内容の自分勝手なブログを上げてしまったり、自分を納得させたいがためにご迷惑をおかけしてしまったことを反省しております。また思いの外たくさんの方がこちらをご覧になっていることを改めて感じ、今後は気をつけないと、と思いました。

(※おそらくはこれもお読みになっていらっしゃると思います。その節は申し訳ありませんでした。)






※このナンバー隠し、カッコイイのでもらって帰ろうと思いましたが、予定時間になったら速やかに回収されてしまいました(^_^;)







イベント当日、寝る前にガレージで休む愛車の姿を眺めて、ふとクルマが「調子が悪いよ、もう動けないよ」と言っているのにも関わらず、自分がイベントに参加したいが為に「お前ならできる!」と肩を叩き、無理をさせてしまったな、と申し訳ない思いでいっぱいになりました。偶然運よく事故になったり他車の迷惑にならずにすみましたが、やはり安全を考えても、不調を理由に断るべきだったと思います。


件のCDIユニットは、元々付いていたオリジナルの方を本日某メカニックさんにお渡し、早速明日から点検に入ります。状態の確認後実際に修理〜オリジナルを維持となるか、予算等の都合で今回はやむを得ずMSD等の社外システムで対応するかはまだ未定ですが、なにしろ今回は数度の立ち往生で懲りましたし、「飾り」ではなく動的コンディションでも常に完璧を目指したいので、自分が納得できるようであれば後者を選択するかも知れません。まあ、パーツさえあれば時間と経済的余裕がある際に「いつでも戻せる」という気持ちでいられますし。











イベント自体は「こうしてほしい」という点はあれど、まずはジャパンが主催する公式なクラシケのイベントが初めて開催された、というだけで素晴らしいと思います。

セキュリティなど難しい点はあると思いますが、できれば(一度お誘いがあった・笑)本国で開催されている「カヴァルケード・クラシケ」のように、ツーリングや宿泊を絡めた形であれば素敵だと思います。

いずれにしてもぜひ今後も定期的に、より魅力的なイベントとして継続していって欲しいなと願っています。





Posted at 2025/03/02 19:56:23 | コメント(10) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記
2025年02月24日 イイね!

久々の大黒・そしてトラブル(汗

久々の大黒・そしてトラブル(汗本日、赤坂アークヒルズにて「A Ferrari Day Classiche」が開催され、「結果的には」何とか無事に参加してきました(~_~;)

会場まで残り数百メートル、というところでエンストし、かけ直してもすぐにはかからず、一時は「ここまで来て結局リタイアか・・・」と天を仰ぎましたが、しばらくして復活・搬入時間ギリギリで這うようにして会場入りしました(汗

イベントの模様は次回アップする予定、またトラブルに関する事の流れはいずれ解決した際にまとめてレポートしたいと思います。



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先日のブログにも書きましたが、先週末、久しぶりに大黒へ繰り出した件です。


道中、しかも高速で突然エンストしましたが(トラブルは数年ぶりなので久しぶりに焦りました・汗)偶然すぐに某出口だったのでそのまま惰性で降り、停車後掛け直したところすぐに復活。迷ったものの慎重に移動し、まずは待ち合わせ場所の大井PAへ。












フランク78さんの308。












ofcさんはフェラーリ2台とも入庫中とのことで、ミニ・コンバーチブルで。













湾岸をプチツーリング。のんびり移動でも、やはりつるんで走るのは楽しいですね。














湾岸線で途中再度エンストするもすぐに復活し、なんとか無事大黒へ到着(汗 どうやら「たまたま」ではないことが確定・・・(その後現在に至るまでの経過で、今では(この時すぐに予想した通りですが)、ほぼ間違いなく原因はCDIであることがわかってきました)














目立つようなスーパーカーやレア車が比較的少ない日でしたが、それなりに気になったお車をピックアップ。


ロータスが多かったです。エスプリはクラブミーティングのようでした。













エミーラ、初めて見ました。EVに舵を切ることにしたロータスの今後やいかに・・・
















貴重な432R。たくさんお宝をお持ちのオーナーのOさんとしばしお話ししましたが、とても良い方でした。














綺麗なX1/9。色も珍しいですね。
















大黒の常連、赤のEタイプ













やはりフェラーリには目が行きます。このテスタも綺麗でした。














新目のところでは812スーパーファスト。













GTC4ルッソ。FFよりはシュッとしてカッコ良くなったかな?
















最新のプロサングエ。「実物はかっこいいのかも」と思っていましたが、個人的にはクラウンスポーツの方がラインがシャープでグッドデザインに感じました(^_^;)
















355、チャレスト。どちらもほぼノーマルで好感が持てます。チャレストオーナーさんとお友達になり、本日のイベントで改めてお話しさせていただきました。

















やはり丸目テールランプの時代がイイですね♪












赤のQV。カウンタックはいつでもどこでも人気ですね。














アイディングのM3。オバフェンがかっこいいですね。












レアなルノー・ウインド。フェラーリのスーパーアメリカのようにルーフがクルッと回って開いてオープンになります。開けるところを見たことがないですが(笑)












この日1番驚いたのは、プジョー205・ターボ16!













グループBのホモロゲモデル、ミッドシップ四駆でノーマルの205とは別物です。流石大黒、違いの分かる多くの方に注目されていました。












そしてこの日帰路は一度も症状は出ず、クーラーもバッチリ効いて、途中でちょっとハマった工事渋滞も苦にすることなく至って普通に帰れました。が・・・その後、数日後の平日休みに改めて高速で試走したところ、しばらく走ったところでやはり同じ症状が出てしまいました。


さらには冒頭書いたように、今日イベントへ向かう道中でも再発。だんだん頻度が高くなってきました。今のところは気まぐれに復活しますが、(恐らく原因と思われる)CDIが完全に壊れるまで間も無くな予感がしています。


すでに今後について某メカニックさんに相談し、解決へ向けて動き始めています。全てクリアになるのはかなり先になりそうではありますが、無事直ったらご報告しようと思います(^_^;)










Posted at 2025/02/24 20:27:48 | コメント(7) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記
2024年08月12日 イイね!

ご報告〜BBその後〜

ご報告〜BBその後〜あれ以来、憂鬱な日々が続き・・・みんカラもすっかりお休みしてしまっていました(汗 

もちろん、猛暑とはいえ子供たちが夏休みということで、休みごとにあれこれ動いてはいました。BBの凹み、その結末と合わせて、今回は夏休み前半の出来事をまとめてアップします。






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某日、期間限定「ちいかわレストラン」のボックス席の予約が(かなりの倍率をクリアして)当選した、ということで池袋へ。











メニューは少なく、どれも当然驚くような価格設定ですがいたしかたなく(汗
















ある日には、それぞれのお友達を呼んで、数年ぶりに流しそうめんをしたり(本物の竹を割って用意しています)。














夏休みの宿題がたくさんあり、この日はまず植物園へ観察へ。













息子の化学の宿題で、ミョウバンを使った結晶作りを代行したり手伝ったり














(※何度もやり直してなんとかここまで形になりました・汗 やられたことがあるとわかると思いますが、綺麗な正八面体ができるかどうかはテクニックだけでなく運も必要です)


歴史的建造物を調べてレポートする、というので「牛久シャトー」を見学したり。

















先日にはアバルトで今月のおはポンも。ただ、猛烈に暑いのと、さすがに集まりも悪く、パンを買って解散になりましたが(^_^;)














なんてことをして過ごしながらも、BBの凹みの件がずっと引っ掛かり、胸の中でモヤモヤは続いていました。



以前アップした通り、塗装面には傷もなく凹みも比較的軽度、ということで、できるだけ板金塗装は避けて、可能であればデントリペアで・・・と希望していました。


ただ、パネルがアルミであること、裏側に厚くアンダーコートが吹かれていること、塗装が最近の新車でなく、少なくともレストア時の再塗装から14年以上は経過していること、そもそもヴィンテージフェラーリという特殊なクルマであること、など難点が多く、作業の依頼先を決定するのはかなり難航しました。


お友達から紹介していただいたショップを含め、数件のデントリペアのお店とじっくり相談させていただき、結果的には宇都宮にある「トラストデント宇都宮店」の店長・小倉さんに託すことにしました。




待ちに待った作業当日。(管理、補償、天候等考慮し拙宅での出張作業をお願いしました)養生後、凹みの状態を確認。(了解を得て作業風景を撮影しています)














事前に打ち合わせした通り、カウルを浮かせた状態を維持して裏側からプッシュします。開始してすぐ、「とても素直で押し易いです」とのコメントで一安心。


もちろん丁寧に作業を進めますが、結果的にはものの数分で完了。実にあっけないものでした。














小倉さん曰く、「押した感触からしてパテは入っていないでしょう」とのこと。購入時から、レストアした際の外装の作業と仕上げに自信はありましたが、改めて雑な仕事ではないと確信。事前にどのショップさんからも「とかくアルミは厄介」と聞いていましたでしたが、ワタシが推察するに・・・

現代の車の、プレス成型する場合のアルミは剛性を確保するため鉄板よりもかなり結局厚みが必要になりますが(それでも比重からトータル軽量化にはなる)、アバルト含め当時のモデルは木枠に載せたパネルを職人が木槌で叩いて造るため、非常に薄く柔らかいのだと思います。クラッシュした、当時のレースカーなどの写真を見ると、正に紙を丸めたようにクシャクシャに潰れますからね(汗 そもそもの「アルミボディ」の意味が違うんですね。


作業前には、「微妙な歪みが残る可能性が高いです」との説明を受けていましたし、パテが介在していれば、応力に対する動きの差から最悪の場合塗装表面の割れ(→後日結局板金)のリスクも覚悟していましたが、幸い塗装も全く影響を受けず、跡形なく綺麗に直していただけました。









ちなみみこちらが前回も紹介しましたビフォー。一目瞭然です。







トラストデント」さんは、代表の押見氏始め、各店舗にもアメリカのデントリペアの大会で入賞された職人さんが数多くいらっしゃる、確かな技術を持ったショップです。

今回お世話になった小倉さんも、もちろんアメリカで厳しい審査基準の試験をクリアし、「マスタークラフトマン」のライセンスをお持ちです。お人柄も技術も素晴らしく、(何もないことが良いのですが・笑)足車も含めてまた何かあれば頼りにさせていただこうと思います。






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コメント、メール、LINEなどで励ましやショップの紹介など、この度は多くのメッセージをいただきましてありがとうございました。(そもそも否定的な意見の方は声を上げないでしょうが)ほとんどの方がワタシも味方につき、同情・応援していただけて、心の支えになりました。


改めて、車趣味というのはそれを通じての仲間が真の宝物であり、同時にいかに自分がBBを愛しているかも再確認しました(^^)



無事直るかどうか分からず、一か月の間何度も夢に見るほど気にかかっていましたが、これで気分スッキリ!自分も夏休みに入り、明日からは家族旅行に行く予定。心置きなく楽しみたいと思います♪

Posted at 2024/08/12 18:46:42 | コメント(16) | トラックバック(0) | フェラーリ | 日記

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「ロサンゼルス旅行② http://cvw.jp/b/446816/48630059/
何シテル?   08/31 19:39
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