
みなさんこんばんは~。
冷たい11月の雨の夜は、ガンズの名曲「November rain」が思い出されるROSSOです・・・
前回のブログには、多くの励ましのコメントをいただき、ありがとうございました!不思議なもので、ますますBBに乗ってやりたくなってきている今日この頃です(^_^;)
と同時に、「雨でもOKな、気軽に乗れるヤツ」もますます欲しくなっておりますが(爆
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先日の木曜は、日曜に続いて朝からいい天気♪
自宅の窓から眺める、この時期の景色が好きです・・・
週末にはまた雨、との予報は知っていましたが、あまりにも汚れていたのでBMを洗車して(もらって・笑)・・・
まだちょっと時間があり。「BBに乗りたいなー」と思いましたが、そこまでの余裕はありません。
「そうだ、気になってたあのクルマの試乗車でドライブしちゃおう♪」と思い付き(笑)・・・
今年はなかなかの色づきとなった、自宅のすぐ横の大通りを数百メートル・・・
望遠だとチラリと見える交差点よりまだ手前・・・実は歩いても行ける距離に、地元のアルファロメオとフィアットの(しょぼいw)Dラーがあります。昔、145のコンデンサー故障で一度お世話になったきりでした(^_^;)
お目当ては新型ジュリエッタ。 個人的に「???」なMitoよりスタイリングもまとまっていて、登場以来気になってました。
500のツインエアーも乗ってみたいんですが、MTしか興味なく、試乗はパス。限定で出たMTは即完売だったとか・・・・だろうなー。
なにはともあれ、乗ってみましょう!
まずは下位グレードの「スプリント」。1.4ターボのTCT(ツインクラッチセミAT)です。
で、感想は・・・
・ブレーキが酷い。効きは悪くないが、いわゆるカックンブレーキで、踏み始めに制動力が立ち上がりすぎです。踏み方に気を遣う。ブレーキマスターは左のままで、右ハンの弊害もある様子。
・パワーは必要十分。d.n.a.システムという、ドライブモードをd(ダイナミック)に入れれば、交通の流れをリードするのは余裕。ただし官能性とは無縁・・・
・TCTのできは上々。セレスピードのタコさ加減からすると隔世の感あり。458の最新F1マチックほどのレスポンスではないが、当然加速はシームレスで発進もスムーズ。AT感覚で乗っても問題ないレベル。
次はトップグレードのクワドリフォリオ・ヴェルデ。伝統の「イチナナゴーマル」を名乗り、こちらも直噴ターボ。当然MTです!
で、乗ってどうか・・・・・
・端的に速い。nモードではモヤモヤするも、dモードに入れると豹変。トルクステアも隠さずにぐいぐい加速。4発のややガサツなフィーリングを感じつつも、飛ばせば飛ばすほど全体がバランスしていく感じは「これぞアルファ!」と言った感じも。
・ブレーキは、こちらにはブレンボが入っているせいか、制動もタッチもスプリントより全然良かった。
・シフトフィールは「普通」(笑)。特にショートではなく、カチっとも決まらない。ギア比は低めでこれもアルファらしさにつながっているかも。
そして双方に言える点としては、
・内装は「昔に比べれば」質感は上がっているが、ドイツ車に比するとまだまだ。フィアット500と大差なし。その上156のような、昔のモデルのデザイン引用もなく、ワクワク感に欠ける。ルーフが下がっているので、後席のヘッドスペースは不足気味。(一方、足元はかなり余裕がある。)
・右ハンの弊害のひとつ、ステアリングのオフセット、これは微小なので、試乗レベルでは気にならず。
・ただしペダルが最悪!!
TCTでは踏み変えないのでさほど気にならないが、クラッチペダル(角度もおかしい)のすぐ横に、センターコンソールの出っ張りがあって、スペースが足りず、フットレストが無い。左足の外側にコンソールが当たってしまい、クラッチを踏むたびにイライラ。これでは変速操作の楽しみも激減するばかりか、危険ですらあり。シフトのたびに、左横ではなく手前に足を引いていました(分かりますかね?(^_^;)) ポジションがどうにも決まらないシートにも要因はあるかも?
・シャシはかなり良さそう。また、足回りも硬すぎず、乗り心地も良い。特にリアサスが好印象で、粘る感じがアルファっぽい。専用セッティングのQVで顕著。
・ディテイルは凝ってます。全体のデザインはそれなりのまとまりかな?エッジが立って見える、白の方がカッコよく見えました。
・ドアハンドルも頑張ってますが質感はこんな感じ。撮り忘れましたが、ヒンジも安っぽい作りでした。
・パネルのツラ、チリもご覧の通り(笑) 日本車メーカーは鼻で笑うでしょうね・・・このホイールのデザインは好きです。
・昔から、車名のロゴデザインはアルファが一番カッコイイと思う。
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結論としては、乗るなら断然QV。幸いLHDも正規に入っているようなので、迷わずそちらを。ドライブモードはdに入れっぱなし(笑)で乗ると。クルマに急かされるようにガンガン踏んでしまい、次の信号までにすべてのクルマの前に出たくなる、ついついそういう血の気の多い乗り方になりますが、それでこそアルファ!
沢村氏も看破しておられますが、結局nモードはカタログ燃費や排ガス上の建前。dモードこそが本来のセッティングで、こちらがスタンダード、と捉えるべきクルマかと。
でもやっぱりターボのフィーリングがなあ・・・昔のアルファを知っていると、エンジンがやはり惜しく感じます。結局はツインスパークと、長寿だったV6が最後のアルファのエンジンだったんだな~と実感(-_-;)
ですが、あれこれ惜しいのもまたアルファ(笑)。足回りのまとめ方も含め、その奥底には「らしさ」が残っていて、嬉しくもなりました。単純にQVの方は「運転が楽しい」と思えましたし。正直、予想よりかなり好印象でした。
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最初から冷やかし丸出しにも関わらず(笑)、2台試乗を快く許してくださった担当者さまのお見送りを受け、「アリガトウゴザイマシタ~」とDラーを後にして・・・
元来た大通りを「フーム」と加速する直6のスムーズさ。そのままグーッと左折する時の、FRのフィーリング・・・「あー、こっちの方がイイわ!」と思ったのでした・・・・
って、、、
それじゃダメじゃん!!(爆
まあ、セグメントも価格も3シリとは違いますが、こっちは6万キロ落ちの前モデルだよー。ガチのライバルの新型1シリと比べても、ハードの出来がどちらがいいかは推して知るべし、でしょう・・・
来年はヘビ年だし、
頑張れ、アルファ!!まずは1日も早く4Cを出すんだ!
ただし、顔は直して・・・(笑)
そして「デュエットッタンタ」を、コンセプトカーそのままのデザインで「Newスパイダー」として出す!!
↑コレね。
8Cを出せたんだから、やればできる!そしたら俺もまた買うよ!・・・たぶん・・・
きっと。。。中古で(^_^;)