
みなさまこんばんは~。
天候不順に花冷えで、体調も崩しがちですが、いかがお過ごしでしょうか?
休日や天気のタイミングが悪く、諦めていた今年の桜ですが・・・なんとか本日、ちょっとだけ堪能できました♪ その件はまた後日なんですが(^^;
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えー、こちらは以前ご紹介したカースタイリングのムック本、「ピニンファリーナを創る人々」。
あくまでその偉大な歴史の一部ではありますが、DVD2枚もついてますし、とても良い内容です。当時から「他のカロッツェリアも出ないかな」と思っていました。
ピニンの中でもフェラーリP5やP6、デイトナ、308、そして我がBB等を手掛けたレオナルド・フィオラバンティ氏はワタシの好きなデザイナーです。
他にもパオロ・マルティン、アルド・プロバローネ各氏など、ワタシの好きな素晴らしい作品を残していますが・・・一方、ピニンと双璧をなす名カロッツェリア、ベルトーネに在籍経験のある著名なデザイナーとしては・・・
カウンタック(写真は個人的にそのデザインの真髄だと感じるプロトタイプ)やストラトスゼロ等を描いたマルチェロ・ガンディーニ
個人的には史上最も美しいクルマだと思っている、アルファ33/2ストラダーレや、同・2000スポルティーバを手掛けたフランコ・スカリオーネ
辺りは、自動車デザイン歴史上にその名を残す巨匠と言っていいでしょう。しかし、中でも正に「天才」の呼び名にふさわしい代表と言えば・・・そう、ジョルジェット・ジュジャーロ。ジウジアーロでしょうね。
早熟の彼は若いうちから数多くの名作を手掛けています。代表作と言ってもとても絞りきれるものではなく、ベルトーネ時代ならアルファのスプリントGTやイソ・グリフォ。カロッツェリア・ギア時代ならマセラティ・ギブリやいすずの117クーペ・・・そしてイタルデザイン時代にも、初代ゴルフやパンダ、アルファッド、アルフェッタ等々・・・正に枚挙に暇がありません。
さらには自動車に限らず、鉄道、時計、カメラ、家電・・・あらゆる分野で活躍した、そんな彼なので、個人で1冊のムックが出来、ちょっと前に出版されました。表紙はブーメランですね。
改めて、工業デザインにおいて偉大な存在であると実感します。
ちなみにワタシが1番好きなのは、やっぱり「カングーロ」ですね~
いつの日かギャラリーアバルト美術館が再オープンして、小坂氏が並々ならぬ情熱でレストアされた、その美しい姿を見てみたいものです。
しかし改めて在籍したデザイナーや作品をみると、ベルトーネって凄いカロッツェリアですね。各デザイナーも個性豊かで・・・でもやっぱりピニンの、全体を通して普遍的、かつ女性的な美しさがワタシの好みかな~(^^;
Posted at 2014/04/06 22:36:13 | |
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