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2020年04月26日 イイね!

Yes,This is it !

Yes,This is it !すでに先週になりますが・・・預けていたアバルトの修理が完了し、ほぼ一カ月ぶりに帰ってきました。なんだかんだで丸4週留守でした(汗 が、当初「キャブだけで一カ月以上かかるかも」と言われていたので、思ったよりは早かったです。乗らないにしても、ガレージにあるべき姿が見えないのは寂しいものですね・・・












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主治医の元へ入庫した際、もう一基のリフトにはカレラGTが!てっきり「闘牛」さんのお車かと思いましたが、別の方でした(^_^;)













主治医に言わせると「速いだけでつまんねえ車」だそうです(笑)が、珠玉のV10だけでも価値があると思います。

















そのすぐ隣に無造作に置かれた長大なヘッドは・・・カウンタックのモノ。これだけで見応えがありますね~。他にもブローしてピストンが溶けた(汗308QVのエンジンなど、色々同時進行で作業があり、お忙しそうでした。














いつも代車が出ないのが唯一の不満なんですが(このご時世なので尚更電車は避けたいです・汗)・・・主治医の愛車・てんとう虫で駅まで送っていただきました。初めて乗りましたが、絶好調の様子で走りは軽快そのもの♪「コレが乗っていて一番楽しい」とおっしゃっていました(笑)














購入後、モヤモヤしていたアイドリング~3000までの吹けの悪さ。キャブのセッティングの見直しが必要と思いましたが、開けてみればあれこれ(詳しい方にはどの部品かおわかりだと思いますが)ひん曲がっていたり、歪んでいたり・・・こんな状態では当然燃調が取れるはずもなく、セッティング以前の問題です(-_-;)















主治医から、さらにキャブレターのプロに依頼して必要な部品を作り直すなど、結局はほぼ新品になるほどのOHとなりました。(後ろのビニール袋内が交換した部品)















ちなみにスロットルバルブの不具合(削れたり歪んで全閉しない)に関しては、主治医は試乗に乗りだしてすぐに分かったそうです。流石です。内径を修正後、バルブを造り直してピッタリに♪
















購入前の試乗時から「絶対おかしい」と感じていた、アクセルペダルの異常な硬さ。アクセルコントロールが効かず大いに不満でした。ペダル自体も曲がってしまっていましたが、予想通りリンケージも不良な状態で、ワイヤーは一部干渉していたのか?伸びて切れそうに(汗 「こんなもんか」なんて呑気に乗っていたらいずれアウトでしたね。













エキマニ横のブローバイは折れているのを接着剤で誤魔化してあったそうです(~_~;) が、それもしっかり直してもらいました。これも吹け上がりやレスポンスに影響していたかもしれませんね。















デスビの中もこんな感じで要OHだったり、ダイナモへのベルトにかかるプーリーも当たりが悪くスリップしていたり(こちらはクルマの構造上簡単にプーリーを外せないため、根本的な改善は保留となりました)・・・気づかなかった不具合をいくつも発見・修理していただけました(汗
















さらに他にもウインカーレバーが左折時にオートリターンしなかったり、バッテリー収納部の蓋の固定ネジが、やはり「インチキ修理」してあってダメダメだったり?自分で気になっていた部分をすっかり直して頂きました♪






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「とりあえず気持ち良く走れるようになったよ。アバルトはチューニングカーと一緒。常に上までガンガン回して乗ってね!べらぼうに速いね~。免許に気を付けて(笑)」と修理完了の連絡を受け、引き取りに。















果たして、乗りだしてすぐにアクセルペダルが軽くなってコントロールしやすいのを確認。街中を移動しても下でグズグスすることもなくなりました。高速へ続く幹線道路に入り、温まったのを見計らって回しましたが、今までと全然違う!「コレだよ、コレ~♪( ≧▽≦)」と思わず膝を打つ仕上がり。















全域に渡ってトルクも明確にアップ。下から上まで一気に吹け上がり、これぞ小排気量ツインカムの醍醐味♪アクセル操作に対するレスポンスも向上し、ペダルの改善とも相まってシフトダウンも気持ち良くなりました。
















回すと喧しいのは相変わらずですが(笑)、それさえ耐えれば高速でも十分流れに乗れます。もちろん絶対的なスピードは大したことはありませんが、「60年以上前の750cc」と考えれば驚異的なパフォーマンスだと思います。正にアバルトマジック!




元々見た目はピカピカでしたが、中身も含め新品同様になったキャブ。「インシュレータを噛ませるのはアバルティスタの間では邪道」と聞いてはいますが、そんなことより熱害が減って気持ち良く走れる方が大切。主治医に従いました。















さらに点火系を安定させるために、OHと同時にフルトラにしてもらいました。見た目を損なわないよう、アンプは見えない所に設置してあります。「走ってナンボ」のアバルトです。BBと違って「オリジナル原理主義」ということではなく、とにかく安心してガンガン走れるようにはしたいので・・・











こうして、購入前に抱いていたイメージ通り、小さくて見た目は可愛い、でも実態は猛毒を持ったサソリとなりました☆ 一か月ぶりにガレージに納まり、再びツーショットを眺めてはニヤニヤの日々です(笑)











・・・それにしても、このクルマの真髄に触れることなく手離してしまった前オーナーはお気の毒だなあ、と思った次第です(^_^;) アルファにしてもそうですが、完調の個体を知らないと、ずっと「こんなもんかな」で過ぎてしまいますからね・・・改めて、信頼できる腕の良い主治医がいる、というのはヴィンテージカーを楽しむ大切な条件だと痛感しました。


このご時世、ほとんどの春のクルマ関係のイベントは中止、もしくは延期になりましたが、秋にはなんとか収束して、改めてアバルトでもいずれかに参加して楽しみたいなと希望しています!


Posted at 2020/04/26 20:47:04 | コメント(11) | トラックバック(0) | アバルト | 日記

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