
えー、だいぶ前から予告していました「ビッグサプライズ」。一部地元のお友達には昨年末頃には打ち明けましたし、「実は・・・」とお話ししても、大方「だと思った!」とか、こちらから話す前から「家、建てるんでしょ?いつ??」と言われるなど、ほぼ皆さんにバレバレだったようですが(笑)
改めまして、このたび「ガレージハウス」新築の運びとなったことを、ご報告いたします(#^^#)
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「人生は、夢だらけ。」かんぽ生命のキャッチコピーですが、素敵だと思います。
中学から高校の頃、コピーライター、あるいはCMディレクターに憧れた時期がありました。サントリーの一連のCMは評価が高く、中でも最初にCM製作に興味を持つきっかけになったのは、そのうちウイスキー「ローヤル」の「ランボオ編」。今でも思い出深い作品No1です。

※音楽、コピー、そしてその世界観に引き込まれました。「(前略)あんな男、ちょっといない。」これをきっかけにランボオの詩集を買いましたが、中坊には全くピンときませんでした(笑)
さらに作品で好きだったのは大貫卓也氏。海外ではリドリースコットやデヴィッドフィンチャーなど、好きな映画監督でCMディレクター出身の方もいます。「アートとコマースの狭間」で、かつ限られた秒数で表現する、というのが独特の面白みがあると感じました。その辺を掘り下げると長くなるので今回は割愛しますが(^^;)

※どこぞの婦人団体がアホなクレームをつけて物議となったローリングK。他にもラフォーレ、としまえんなど秀逸な作品が多かった大貫氏。
結局は、それは「美大に行きたい」というのと同じく、若さゆえの?淡い憧れに終わり、実現することなく今の仕事に落ち着いた訳ですが、それも「夢を諦めて」というには贅沢な、というか、自分なりに努力した結果ではありますし、誇りを持つべき仕事だと思っていますし、ましてや「泣く泣く」という訳ではもちろんありません。まあ、「人生」にまで話を大きくしてしまうと、気恥ずかしくもあり大袈裟になってしまいますが(汗、「クルマ趣味」に限って振り返ってみると、客観的に見て自分は「夢」を叶えてきた方かなと思います。
以前のブログで書いたように、「30でデュエット、40でフェラーリ」という、学生時代に友人に宣言した大きな目標も達成しましたし、その、生意気にも学生時代に無理して手に入れた(そして苦労した・笑)アルファスパイダーは、その後今に至るクルマ人生の決定づけた1台でした。
「美しいスタイリングと気持ち良いエンジン」というのが、ワタシのクルマ選びの基準となっているんですが、そのうち「エンジン」に絞った視点から見ても、アルファのジュリア系の4発(スパイダーSr3の2ℓとデュエットスパイダーの1300)、同ツインスパーク(145)、BMのシルキーシックス(E90)、ポルシェフラットシックス(987S、981ボクスパ)、フェラーリV8(355)、そしてV12(365BB)・・・もちろんまだまだ乗ってみたいクルマ・エンジンはありますが(ここでは挙げませんが・笑)、およそどれも堪能してきました。
これまでは、子供の教育等の視点からから絞った居住エリアと経済的理由で、現在の地区にマンション住まいだった訳ですが、ワタシ個人の「カーライフ」という視点では、ずっと昔から夢見つつも、実現は諦めていた「ガレージハウス建築」。昨年秋ごろから、ヨメとの話し合いの中で(具体的な理由は割愛しますが)「マンションを売却して、戸建てに住もうか」という案が出てきて、「それなら憧れだったガレージライフを実現したい!」というのは当たり前の流れで(笑)
当然、ワタシの希望や拘りの詰まった家となると、新築で注文住宅以外ありえません(笑)。特に土地の選定段階では“すったもんだ”があったんですが(汗、昨年末には場所を決め、年が明けて2月には一番の懸念事項だったマンション売却も無事に買主さんが決まって、現在に至ります。その間常に心配事はありましたが、今となっては結果オーライ?この半年で順調に事が運んだといえるかもしれません。
ところで今回、振り返って改めて気が付いたんですが、今の場所に移る前、16歳まで住んでいた、旧い実家がガレージハウスでした。といっても、父親は特にクルマ好きというほどでもなく、土地が狭いせいで、飾りっ気のないシャッターガレージが母屋にめり込んでいる、程度のモノでしたが(笑)、一応家の中から直接ガレージに入り、(手動ですが)シャッターを開けて出ていける造りにはなっていました。(残念ながら、旧いアルバムを見てもそれと分かる写真はありませんでした・・・)
幼いころから当たり前に見ていましたし、その後クルマ好きになってからしみじみそれを思い出すこともなかったので、「あれ?そういえば!?」と、今回気づいてちょっと驚いたくらいです(^^;) 今思い出しても決してカッコイイ家ってことはないんですが、うっすらと「刷り込み」にはなっているのかもしれません(笑)
さらには地元のクルマ仲間である、Biancoさんの素晴らしいお宅や・・・
YUUICHIさんの、これまた素敵なお宅を拝見したのも大きな影響があったと思いますし、

※Photo:YUUICHIさん
昨年の「ガレージング・ピクニック」の開催も、背中の後押しになったと思います。
ズルズルとご報告が遅れましたが、建築申請も無事済んだ現在、地盤調査も終え、それの結果待ちで、着工間近です。もちろん間取りもほぼ決定し、キッチン・バス・トイレなど主要な住宅設備もとっくに(笑)決まっていて、あとは細かなインテリアや照明、電化製品、収納や家具などの決定という、やっと「予算や物理的・法律的制約などから悩みつつ落としどころを探す」という苦しい(?)時期を乗り越えて、「どれにしようかな?」と楽しく選べる段階に入っているんですが(笑)、詳細はまだまだ秘密です(#^^#)
家全体のトータルコンセプトは「徹底的に生活感を排除したシンプルモダン」。そしてとりあえずは「BBとボクスパ2台を収めるインナーガレージと、それらを眺めながら自分の時間を楽しめる書斎がある」、とだけお教えしておきます(^^;)

※さて、実家のガレージはどうしましょう・・・差し当たり通勤用のA1をカーポートからこちらへ格上げします(笑) そして落ち着いた頃にずっと復帰したかったバイクかな?・・・ま、まさかの増車!?(爆
実は、先日すでにマンションを引き払い、子供達はヨメの実家暮らし。ワタシは自分の実家(兼仕事場)とヨメの実家とを行ったり来たりのジプシー生活に入っています(汗 ネットで拝見していると、設備選びなどから完成まで、家づくりにまつわる流れを事細かにブログ等でレポートしている方も多いですね。ちょっと自分はそこまでマメにできませんが(^^;) 今後は着工しましたら、節目節目で進捗状況をアップしていこうと思います。
「幸せな人生」は何か、というと、もちろん人それぞれですし、答えが一つにならない大きな問いではありますが、「たくさんの夢を持ち、かつそれらをドンドン実現する」のは、幸せなことに間違いないでしょう。ここでもう一度「カーライフ」ということに絞ってみれば、まだまだ道半ばではあるものの、ワタシは幸せなそれを送らせてもらっている、と言わなければ罰が当たると思っています(^^;)し、 それは家族の理解あってのモノです。これからも感謝の気持ちは忘れずに持ち続け、自分にできることは全力で尽くしたいと思います。それこそ、家族の幸せはワタシの幸せに他なりませんから・・・
Posted at 2017/04/16 22:26:56 | |
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ガレージハウス | 日記