
いよいよ今週にでも梅雨明けでしょうか?いざとなるといきなりの猛暑が怖いです(汗 でも9月になれば日差しは変わりますからね。今年の夏は短いですね・・・
さて、前回文末に書いたように、先日デビューフェア中の992に試乗してみたのでその印象を好き勝手に書いてみようと思います(^_^;)
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地元PC。時々お邪魔しますが、アプルーブド含め結構な回転率のようですし、移転後売上好調に見受けられます。
早速チェックします。こちらの展示車は、なかなか落ち着いたシブい色ですね。サテンのホイールがマッチしています。
全体的にドンドン大きくなりますが、特にリアのボリューム感が(汗 縦型のハイマウントも微妙・・・
内装は先代よりすっきりシンプルになって、旧いモデルへ回帰した意匠でしょうか。911にはこの方が似合っていて好きです。
小ぶりなセレクト(レバーというより)スイッチが印象的です。質感・タッチもだいぶ良くなり、ダイヤカットのスイッチがアウディを彷彿とさせます。
ナンバーの付け方が(~_~;)・・・下にはセンサーがありますし、仕方ないのでしょうが。
一番引っ掛かったのはフラップ式のドアハンドル。ウチではもう何年も乗っていません(汗 電動でちょこっとせり出したり引っ込んだりするのも慣れないと却って戸惑います。やっぱりグリップ式がドイツ車っぽくて好きかな?
ところで、いつも新車より気になるアプルーブド(笑) 白のRSに萌えます♪
992に試乗する前からすでに「こっちの方がイイな~」なんて(笑)
外装モノトーン、オレンジのロールバーにステッチ&カラーシートベルト、とお洒落な仕立て。フェア期間中にあっさり売約のようでした(^_^;)
ラバオレンジのGTSも魅力的♪ 役物まで気張らず、「T」とかGTSをサラっと乗るのもイイですね~
さて、こちらが試乗車。白だとガバっと開いた口も気になる・・・
そしてやっぱりケツのデカさが(汗
どのメーカーもそうですが、タッチパネルでのコントロールがドンドン増えるのは善し悪しです。ブラインド操作ができないので、走行中は危険です。
重なりをなくし、やはりクラシカルになった5連メーター。幅があるのでステアリングに隠れてしまい、覗きこまないと両端は見えません。レブカウンターだけアナログなのはトレンドですね。
試乗コースをチョイ乗りした感想ですが・・・おおよそ予想通りですね(笑) 下からトルクがモリモリで、出足からまあメチャ速いです。4Sの0-100タイムはウラカン並みだそうです(汗
踏み込んだ瞬間にグッと腰を落として蹴られるように猛然と加速するのは、(昔より薄れたと言われますが)やはりRR特有の感触。
試乗車はPCCB。初体験でした。当然ですが、
991を借りて乗った時のような効きの甘さはなく素晴らしかったです。このホイールはカッコイイですね☆
どうしても気になるのはターボですよね。一部のモータージャーナリストの方が言うように、もはや昔のような「ターボラグ」というのは確かにほぼ皆無です。PDKも含めて、制御技術は本当に素晴らしい。比較しようとしなければ、レスポンスも良いですしDBWも不自然さはありません。
が、「まるでNA」というのはやっぱり絶対違います。「あえての演出なの?」と思うくらい回すと盛大にターボの音はしますし、加減速にその存在は強く感じます。NAフラットシックスの、ペダルの微妙な踏み込みにもリニアに反応し、回転落ちも速く、高回転時の電光石火のレスポンス・・・アレを知っているなら、本気で「変わらない」なんて感想は出るはずが無いと思いますが。
それと、718の時は存在を知らなかったんですが、今回担当氏に教えられ試した「スポーツ・レスポンス・ボタン」。スポクロをOPで選ぶとステアリングに付く、モード切り替えスイッチの中央にあるボタンなんですが、これを押すと「20秒間だけ」エンジンやミッションがハイパーモードになる、というモノ・・・
ギアが数段下がり、アクセル開度に対するパワーや回転も異常なくらいな反応。思わず笑っちゃいました。メーター内では残り秒数がカウントダウンされ、0になると元のモードに戻る、という・・・えーっと、コレ、何のためにあるんですかね?(^_^;)
20秒間だけ、ということはサーキットでのタイムアタックでもないでしょうし、そもそも全開で攻めようとするならスポーツプラスでOK。想像するに、都心部など人の多い一般道、交差点など「ここぞ」という場所で目立ちたい、高速道路やワインディングで必要以上に「圧倒的なパワーの差を見せつけながら威圧的に」抜き去って自己満足を得たい(普通に追い越すならちょっと踏めば十分以上に瞬時に抜けるハズ)、そんなオラついた使い方しか思い浮かびません。だって誰もいない空いた道でアレ押して喜ぶ人、います?子供じみたギミックとしか思えないんですが(-_-;)

ポルシェが配信しているアプリ「AR Visualizer」で遊んでみました(笑)
ま、それはともかく。ポルシェのエゲつない所って、911もケイボクも通常モデルは全てターボ化しつつ、NAはしっかりGT3などには用意があったり、もはやとにかく「速く」走るならプロでさえPDK、なのにGT3にも設定が復活したり、今回もボクスパやGT4、さらには限定のスピードスターもそうですが、MTでドライビングプレジャーを感じたい向きには上位モデルに「それでしたらこちらに御座います」、という(笑) 極めつけはやっぱりケイボクで車名まで変えて4発を正当化しながら、最上位には6発を置いた事でしょうか。客観的に見てムチャクチャですよ(^_^;)

ボクスパの方がカッコイイな~(笑)
限定モデルの販売割り当てがホットカスタマー最優先など似ている部分もありますが、そもそもがさらに宗教的で、信者のクラスのように厳然たるヒエラルキーがあるフェラーリとはまた違った構造がありますね。「こっちとこっち」と二分化されているような。良い悪いは言いませんが、「なんだかなー」って思います(笑)

正規では右ハンしか入れないそうです。100kg重くなって、200万高くなりましたwww
ちなみにですが・・・あえての6MT、GT3以上にパワフルな4ℓNA、「ヘリテージデザインパッケージ」等、991最後を飾る素晴らしく魅力的なスピードスターですが、Kさんからの情報では、日本割り当てはたったの15台程度?カップ参戦者などトップカスタマーの希望者で終了、埼玉はおろか浜田山でも割り当て無しだそうで・・・918オーナーのKさんですら買えないそうです(滝汗
どうやら北米でのSS人気でそちらへゴッソリ持っていかれる影響らしいですが。最近では911Rの一時期の高騰が凄かったですが、こちらもすぐさま超プレミアになりそうですね~・・・
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ちなみにこの日一番グッときたのは、お隣に停まったお客さんのコチラ♪なかなか綺麗な個体でした。

(※許可を得て撮影しています)
カブリオレ、ってのがイイですね(^O^) BBの隣ならこっちの方がずっと似合うとも思います~
・・・こんなオチでスミマセン(笑) 長文失礼しました~(^_^;)