
CG撮影の際に、「もうひとつビッグなプロジェクトがある」と予告したかと思いますが・・・予定通り刊行となりそうなので、いよいよ情報解禁いたします!
それはフェラーリ専門誌、「SCUDERIA」への掲載です!本誌には、以前拙宅完成時に「ガレージ紹介」ということで載せていただいたことはありましたが(それだけでも以降無い企画で貴重です)、今回はなんと!堂々特集記事となります(^O^)/
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まずは2月某日、待ち合わせとなった「大田スタジアム」へ。湾岸の大井南を降りてすぐ、こんな施設があったのは知りませんでした。他にも陸上競技場など隣接しているようです。
そこの地下駐を、午前中いっぱい貸切にしてもらっていました。
編集長の平井さん、カメラマンの藤井さん、さらにライターのハッサンこと高桑さんと誌面デザイナーさんが同行。
軽い打ち合わせの後、早速撮影開始です。
いつもながら、プロの手際の良さには感心するばかりです。
明るいうちに構図や仕上がりイメージを固めて、シャッターを押すタイミングで照明を落とし、リモート・バウンスも含めたストロボ光で露光するのが基本の流れでした。
こうした場所でその撮影方法だとどう仕上がるのか・・・カメラに詳しい方ならだいたい想像できるかと思います(^^)
日の当らない真冬の地下駐はとても寒かったですが、次々と撮られていく愛車の素敵な姿を確認しているうちに、退屈する間もなく楽しく時間が過ぎていきます。
藤井さんは各メーカーの公式写真も数多く手がける、超売れっ子のカメラマンですが・・・さすがの腕前でありました。そして仕事が早い!そこは以前写真集を作っていただいた悠佑さんに通じるところでした。
全体像、ディテイル、ライト点灯、カウル開閉など一通り予定していた画の撮影が順調に進み、予定通りお昼頃には終了、この日はお開きとなりました。
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続いて翌週、さらに早朝に待ち合わせ。初めて箱崎PAに入りました。
出発前に簡単に打ち合わせ。この日はなんと、かつて「日本一のフェラーリ使い」としてレーシングシーンで活躍された、太田哲也さんに試乗していただきました(^O^)
取材開始前、誌面構成の打ち合わせの際、「昔スクーデリアのBB特集で、太田さんが3世代を乗り比べ、365がベストと褒めていたのを何度も読み憧れていた」というお話をしたのを受け、「それなら」と平井さんから太田さんに打診〜快諾いただき実現した企画です。
僭越ながら太田さんに操作について簡単にブリーフィングさせていただき、早速首都高へ出発。まずは空いているうちにC1で「引っ張り」と「追っかけ」で走行シーンの撮影です。
ハッサンのチンクに同乗させていただき追走します。
一般道での撮影は、悠佑さんに写真集を作っていただいた時依頼ですが、事情を知るはずもない他のクルマ達がガンガン走っているので見ていてちょっとハラハラします(汗
が、藤井カメラマンの手際の良さで、1周でサクっと切り上げることができました(*´Д`)=з
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続いて首都高を降りて銀座へ移動。
4丁目交差点に堂々と停めます(笑) 日曜の早朝ならではですね。こんな機会はめったにないので自分のスマホでもパシャパシャと(^_^;)
太田さんと一緒のカットを撮ります
途中、通りがかった一般の方や早朝ドライブを楽しむナロー、ランボグループなどから注目を集めました。
ちょっと移動して日本橋へ。太田さんとの別のカットを。
さらにコレドの路地に入って、和のテイスト漂うポイントにて。
ここでも、同世代と思しき男性がとても嬉しそうに近くにいらして写真を撮っていました。好きな方なら、急に目にしたらテンション上がるのも分かります(笑)
ここでも藤井さんはサクサクとクローズアップなどイメージカットを撮り終え、ひとまず撮影は終了。
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太田さんのインタビューをするために、湾岸に乗って移動します。せっかくなので、もう一度ステアリングを握っていただきワタシが助手席に(^O^) 当時のことなどお話させていただきました。
大黒へ到着。日曜朝とあって、いつも通りさまざまなお車が集まっていました。
お茶をしながら、ハッサンが太田さんに「BBとはどういう存在だったのか」というテーマでインタビュー。その運転の仕方についても貴重なお話をきくことができました。
そして最後に企画のきっかけとなった、ワタシが何度も読み返したスクーデリア15号にサインしていただき、無事すべての取材が終了となりました(^^)
ちなみに撮影1日目のファーストカットは、表紙に採用する予定の1枚でした・・・そう、内面の特集記事のみならず、なんとSCUDERIAの表紙、しかもネット直売の特別限定版ではなく、書店に並ぶ一般発売分のそれになる予定です!(^O^)/
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BBはおろか、355も手に入れるずっと以前、まだアルファでイタ車に入門したての頃の昔から、ため息をつきながら読んでいたSCUDERIA・・・特に創刊からしばらくは、毎回250GTOやLMや(250)テスタロッサなど雲上レーシングカー含めてヴィンテージの特集が多かったので、その赤い表紙のフェラーリ専門誌は憧れでしかありませんでした。
数年前、拙宅完成時にはハッサンの計らいでガレージの紹介記事として掲載していただき、それだけでもとても光栄なことでしたが・・・今回はさらに「BB生誕50周年」特集記事として誌面を飾り、そしてあまつさえ表紙になる・・・昨年春のカウンシル主催者展示、秋のCG取材~CGオンエアならびに本誌掲載に続き、オーナーとして最高に素敵な記念となりそうです。

当時掲載していただいたスクーデリア(No.120)の誌面
すでに表紙の所謂ゲラ刷りや中面記事校正を拝見し、仕上がりについて相談させていただいています。藤井さん渾身のフォトは期待通り素晴らしいものですし、特集もかなり力の入った充実した内容となっています(^^)
そんなスクーデリア最新号、発売は月末3/31の予定・・・ということは、翌日4/1発売のカーグラフィックと合わせて、2日連続で愛車が掲載された記念の雑誌が店頭に並ぶことになります(^O^)
ぜひ本屋さんでチェックしていただき、どちらも素晴らしい内容になること請け合いですので、よろしければお買い求めくださいませ~(^^ゞ