
先日、久しぶりにクルマのことで嫌な思いをしました。このブログなんて、普段から実際に交流のあるお友達とわずかなフォロワーさんくらいしかご覧にならないと思うので、遠慮なく「日記」として残したいと思います。
※長文の愚痴のような内容です。不快に思われる方はスルーして下さい。
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この6月、手に入れて丸12年となったBBが6回目の車検を迎えました。昨年、購入時からずっとお世話になっていた主治医が亡くなってしまったので、お任せすることができません。今回は油脂類の交換程度の予定でしたし、うっかり期限がギリギリになってしまったこともあり、さしあたり今回は地元に近いディノさんにお願いすることにしました。
特に大きな問題点もなく、1週間後に受け取りに。帰路は陽の高い日中、ほぼ進行方向から照りつける強い日差しで、その「異変」に気づけませんでした。
3日後、この前の日曜日には(朝から猛暑でしたが)おはポンがあり、エアコンガスチャージも済んだBBで繰り出すことに。ガレージから出てわずか数秒、朝の斜光、そしてやや逆光なので、Fフェンダー右側上部に映る景色が歪んでいることにすぐ気づきました。
移動中、機関好調、30℃程度ならエアコンもしっかり効いてくれて走りは快適。ですが、何度確認してもその部分がわずかに凹んでいるようにしか見えません。
到着後じっくり見ると、エクボ状に確かに凹んでいます。普通に真上から見ては分からない程度ですが、視線を移して何かが映り込むと、それがハッキリ歪んで見えます。メンバーの皆さんも「これは確実に凹んでいるね」と・・・
朝食を終えてすぐ開店時間に電話し、とりあえず現状を見てもらうことに。しかし・・・まあ行く前にお友達ともほぼ予想した通りなんですが、「整備中そこを凹ますようなことはありえない」「身に覚えがない」という回答のみ。
あげくに「担当したスタッフは最初から凹みがあったと言っている」とまで言いだしました。が、預ける際の状態チェックでホイールのほんの小さなガリ傷については指摘されましたが(それは前からワタシも当然把握していました)、凹みについては一言も言われていませんし、そんなことはありえません。
社長から押し付けるように電話に出された外出中だった担当スタッフに、「事前のチェックでその点は何も言ってませんでしたよね」と突っ込んでも「そこはよく見たらと言いますか・・・」としどろもどろ。
12年連れ添ってきて、こんな凹みがあったら絶対気付いていますし、現にこの日は乗りだして、正に「秒で」おかしいと感じました。せめて返却の時にすぐ気づけたら・・・とも思いましたが、たとえそうであっても恐らく向こうの言い分は変わらなかったでしょう。
まあ、さすがにBBの扱いにも慣れているはずのプロですし、作業中は物を落とす、不用意に力を掛ける、等明らかな過失はなかったとしても・・・
引き取りの日、お店の前の通りを挟んだ某施設の、ゲートやチェーンなど一切ない駐車場、通りがかる人の目にさらされ、誰でも近づける場所に車はポツンと停められていました。ダッシュボードにはサンシェードも置かれ、どうやら朝からずっとそこに置いてあったようです。(実は以前も預けた際に何度か同じことがあり、正直、日中とはいえ常には監視の目の届かない、人が簡単に触れる場所に数時間も放置されているのは嫌だな、と毎回感じていました)
「そこで誰かに悪戯されたかもしれませんよね」、といっても「そんなことはないと思うけどね〜」、と何の説得力もない「希望的意見」しか出てこず・・・(監視カメラの映像など、完全否定する証拠は当然無いわけです)
とにかく預かっている間に凹んだ可能性が十分ある状況、そしてオーナーのワタシが絶対おかしいと主張しているにも関わらず、水掛け論を繰り返すだけで誠実な対応は望むべくもないようなので、これ以上粘っても意味はないなとすっかり落胆、絶望し、諦めて帰りました。心から残念です。
ちなみにこれが凹んだ部位を撮影した写真。
動画の方が分かりやすいかもしれません。直線のはずの照明の映り込みがグニャリと歪みます。
不毛なタラレバですが、例えばもし、それを認めて謝罪し速やかに修理対応をしてくれたら・・・
真摯に対応してもらえた
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凹まされたことはともかく、事後対応については納得できた
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信頼関係なんとか維持
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今後もまた修理や整備でお世話になろうかな
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ついでにささやかながら拙ブログでも顛末を報告・お店について宣伝させていただく
という流れになったでしょう。ところが今回の場合・・・
全拒否
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不満、怒り、落胆
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信頼関係崩壊
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もう二度と作業を頼みたくもなくなった
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ブログで暴露
という事に。やや卑近な言葉かもしれませんが、「損して得(徳)取れ」。正にですね。(しかも実際には、もし修理するとしたら保険対応でしょうから、ショップとしては大した経済的損失にすらならないはず)
355を買うずっと前から、当該のショップと社長については良くない評判や噂も多く聞いていました。他方、信者のごときお客さんが少なくないことも知っています。ワタシとしては地理的な利便性もあることから、最初からどうこう決めつけずフラットな立場で、時々作業をお願いするスタンスでした。実際、その経験知識や在庫パーツのおかげで助かったこともありました。が、今回決定的に自分の中で評価が下りました。
そして最も感情的に許し難いと思った瞬間は、店に到着した直後、「ここが凹んでいるんですけど」と指摘したのに対して、社長は碌に見もせず、ヘラヘラ笑いながら「どこですか?」と言い放ったことでした。
大切な愛車に傷が付き、こちらはショックを受けています。顔も強張っていたと思います。心情を察すれば、普通なら不謹慎に笑みを浮かべてなんていられないと思います。まずは真剣にその部位を確認しようとするでしょう。が、ハナから「大した傷じゃないじゃないか」というスタンス。そしてそれは、最初から「事実なら責任をとって修理対応しよう」などと微塵も思っていないのがあからさまな態度でした。案の定、その後は第三者の悪戯などの可能性について検討することなど一切なく、「知らない、そんなはずはない」と言ったきりダンマリです。
とある修理屋さんの言葉ですが、「クルマの凹みの大きさと心の凹みの大きさは比例しない」。どんなにわずかでも、大切なクルマにそれまで無かった傷や凹みができていたら、物凄くショックでずっと気に病んでしまうのは、クルマ好きの方なら理解していただけると思います。
それを踏みにじるような上記の態度。どう思われます?
これらの経緯について、全面的に賛同・応援してくれるお友達もいてくれると思いますが、一方「お前が間違っている」「店に修理する義務はない」という意見の方もおありかと思います。が、ワタシの気持ちは変わりません。
そしてこの状態のままでは、自分の中でコンディションとして納得できないので、どうにか直して元通りの完璧な状態に戻してあげたいと思っています。
※すでに知人等に相談し、修復について検討をしています。追ってまた経過については報告したいと思います。
Posted at 2024/07/15 20:29:40 | |
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