
先週の日曜には「オートモビルカウンシル」を見学してきました。
10回目となる今回は、会場も広くなり展示も充実したものとなりました。
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注目したモデルだけでも、ひとつひとつアップすると2~3回の分量になってしまうので、各メディアで紹介されている主催者テーマ展示はまとめて。
まずは今回招聘された特別ゲスト、ジュジャーロ氏が手掛けた10台。
ご存じのように、氏はクルマ以外も幅広くデザインを手掛けています。置かれていたバイクは永遠の憧れ、900SS。
もうひとつは先日まで富士で展示されていた、「マカルーゾコレクション」のラリーカー達。いずれも動態保存されているのが素晴らしいですね。
すぐ横にはコーギーズさんが初出展。貴重なレースカー達も注目ですが・・・
やはり販売車両の方が気になります(^_^;) 1000ビアルベーロ、ベッカリスのプロトタイプ。凄いお値段でした(汗
そして今回の目玉。「ストラトスゼロ」!奈良で行われた「コンコルソ・デレガンツァ」で展示された後こちらにも来てくれました。
ピニンファリーナの「モデューロ」に次いで、昔から見てみたいコンセプトカーの1台だったので、今回間近でじっくり拝見できて良かったです。
こう見えて、実走可能な状態にあります。
現オーナー氏はコレクションとしてしまいこまずに、積極的にイベントに参加して、時には走らせているようですね。見る側としては嬉しいですね。
隣のドラージュも素敵でした。
この時代の洒落た流行、ラジエターキャップ。これはラリックの作品で間違いないですよね。
以下、これでも目に留まったお車の一部ですが、順不同で。
個人的には330は赤以外が似合うかなと思います。
ここ数年、アストン不遇の時代のV8がやけにカッコよく思えます。ヴォランテよりクーペが良いかな~
こちらもまだ不遇の時代、先々代のQPもずっと気になる一台。この個体は最終のエヴォ。ガンディーニの端正なデザイン、いかにもマセらしい雰囲気の残る内装、素敵です。
355の高騰はとどまることなく、ついにMTだと3000の声も聴くそうです(@_@;) F1からMTにコンバートすることも増えてきたとか。
308もグングン価格上昇中ですね。この時すでに商談中になっていましたが、付いていたプライスはどうやらワタシが手に入れた頃の365BBに近いモノだったようです・・・
マツダは毎回貴重な過去のコンセプトカーを展示してくれます。これもマエストロが手掛けたモデル「S8P」。多くの方も気づかれたと思いますが、恐らくホイールとホイールキャップはジュリア時代のアルファからの流用ですね(^_^;)
こちらも900同様、ずっと理想のカフェレーサー。750SS
FIAT SIATA508。恐らく何度か国内のイベントにも出ていた個体。バルケッタにしてはお値ごろなモデル。
「お好きな方はどうぞ」、というヤツ(笑) ランボだけだった昨年よりバリエーションが増えていました。
「カーベキュー」だそうです。持ち運ぶのは難しそうなので、店舗やお庭に設置する感じですかね。
タミヤさんが持ち込んでいた「タイレル」6ホイラー。ゴードンマレーが手掛けた、ブラバムアルファの”ファンカー”然り、F1も個性が豊かだった時代ですね。
イタルデザインGTR
このフラヴィア綺麗でした
ワゴン、というのがイイですね。色も素敵です。
黒のスパイダー。昔乗っていたのと同じ1300のボートテイルということもありじっくり観察しましたが・・・まあ、あちこち突っ込みどころ満載でしたw アルファに関しては、当時ワタシ以上に「オリジナル原理主義」の猛者たちにずいぶん揉まれたので、ことさら見る目が厳しくなっています(^^;)
ケイターハムのこれからの姿?3シーター(後ろが1席)のEV。カタチは好きです。
今回の会場プライスタグ最高値らしい300SL(どーんと3本!)このショップは他に190や280パゴダなど、いずれもすでに海外で確保してあるベース車両を基にディスクブレーキや電動パワステなど、希望に合わせた「レストモッド」を施して仕上げて販売するそうな・・・
大手ディーラーのようなショップには内外装の色見本もあり、HPにはコンフィグもあってまるで新車販売のような感じです。しっかり2年間のワランティーも付くそうですよ。
こちらはさらにゴリゴリのレストモッド、「シンガー」。
BBi。クラシケ付きで良いお値段・・・
気になったのは隣のアバルト595。中を覗くと、こちらもクラシケのファイルが!質問したら、クルマが本国にあるうちに申請・取得した個体なのだとか。お願いしてファイルを見せてもらったところ、フェラーリと同じような内容でした。
昨年、ガレージ伊太利屋さんのブースでも質問したんですが、未だ日本ではアバルトクラシケの正式な窓口は無いままです。現状、申請するには向こうにクルマを持ち込むしかないかも、とのお答えでしたが、「とりあえず聞いてみましょうか?」とのことだったので、後日連絡できるようお名刺をいただきました。
アバルトのように(特にこの595辺り)、単なる「仕様」だったり素性が怪しい個体の割合が多いメイクスこそ、クラシケのお墨付きは有効ですね。ウチのもレジスター(過去の履歴)などの資料は受け継ぎ持っていますが、できれば取得したいです。
・・・とまあ、こんな感じで一部ピックアップしてご紹介しました。早いもので今回で10回目となったオートモビルカウンシル。特に今回はめったにお目にかかれない貴重なお車が多く眼福でした。
次回以降もさらに充実した内容となり、継続していって欲しいです。
Posted at 2025/04/19 20:55:12 | |
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