専門医、行ってきましたよ~!
なるほど写真の激痛止め薬が必要だ、って笑い話です。
新たにCTなどをとって明日また専門医に会いに行くのですが、今日既に分かったことは、みごとに2つの腎臓が詰まってて、あとそれから発生する尿管結石、だろうってことです。
帰ってきてまたまた早速調べましたが、日本人成人の場合腎臓に石があるのはなんと85~95%に達するそうです。 この数字には驚きました。みんなにあるってことですね。
ただ、石は腎臓にあるうちは、普通痛くもかゆくもないそうです(あってもちょっと調子悪いかなぁ程度みたい)。 何が最悪かというと、それが尿管に出たときだそうで、これは男子の場合生きているときに経験できる痛みで最高(最悪)の痛みだそうです。あまりに石が小さい場合は、気がつかずに流れてしまう場合もあるみたいです。(これが殆どのケースなのかもしれないですね)
女性の場合の一番痛いのがお産だそうです。男子にはお産がないわけですが、この尿管結石はこれにほぼ匹敵するそうです。しかもよく分からないのは、小さな石の方(例えば砂状)の方が大きなものよりも痛いそうです。理由はよくわからないです。
さて、タイトルの「鼻毛」ですが、これ無意味につけたタイトルではないです。
車でパワーを表すのに「馬力」って使うじゃないですか。あれって元々の意味はまさに馬一匹(駄馬)の力を基準にしたいたそうなんですが、これって「体力差」も「年齢差」も「種による差」も考慮していないいいかげんな表現だったわけですが、それではあまりにもいい加減だってわけで今はちゃんとした基準があります。 (英語でもHPで、まんまのHorse Powerです)
しかし、今回何を驚いたかって、
科学最先端を行くはずの医療の世界にも、こういう笑える間抜けな単位が残っていることがわかりました。これだから人間のやることって面白いですよね。
その単位は、なんと「鼻毛(はなげ)」です。
1鼻毛、2鼻毛と数えるそうです。
なんと「痛さの単位」です。
しかも、「馬力」同様、世界共通単位です。
cm、m、ml、ccと同じ、学会単位ですw
正確な痛みの程度を伝えにくい人間同士で、過去にどうにか痛みの程度を表そうと出来た単位だそうで、「1鼻毛 = 鼻毛を1本を一気に引き抜いた時の痛さ」だそうです。 これも随分個人差がありそうだし、中にはそんなことしたことない人もいるだろうし、ずいぶん大雑把な単位です。 でもこれ本当です。
で、今回の尿管結石。
先のとおり男性の痛みの王者です。
その痛みは、なんと「10万鼻毛」です!
鼻毛を10万本いっぺんに引き抜いた痛さですな。
だいたい鼻毛って10万本あるのかどうかしりません。
というか、ないはずです。 10万本ってたしか人間の頭髪の数ですよね?
これってすなわち、一瞬で鼻の中が空(カラ)になっちゃうことです。
頭の面積の比で考えたら、鼻30個分の鼻毛がいっぺんに引き抜かれるような痛さなのでしょうか。
とにかく、「ぎゃぁー!」なんてレベルじゃない痛さです。
で、この10万鼻毛の痛さが、絶え間なく何時間もず~と続いたのが今回の騒動です。「10万鼻毛」あなどれません。声も出ないです。救急車で運ばれる5時間前に1度目の発作があって、そのときも運ばれるときもそうでしたが、ある瞬間前置きもなくいきなり「ズゴン」と始まって、その瞬間から10万鼻毛です。暖機運転なんかありません。いきなりピークパワー。
コーナーで減速なんかしません。向こうのコーナーまでパイロンぶっ飛ばして、10万鼻毛ドリフトです。 息呑んだまま、声なんてでないです。
今回は居間にいるときになったのですが、5mくらい先に寝ている妻を起こすのに、学生時代の体育以来の“ほふく前進”しちゃいました。しかも当時よりはるかに真剣に。命かかわってたからな。5m動くのにたぶん5分は使ったぞ。
ばかげた話ですが、10万鼻毛で思い出したのが、10万馬力の鉄腕アトムです。 10万って数字、非現実的な話をする時に子供が“とりあえず”つけておく数字っていうイメージあるのは、私だけでしょうか。。。。
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Posted at
2009/03/16 21:18:00