皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、今年も昨年に引き続き、キャンプと模型工作を軸に、星空を観測し、美術館巡りや鉛筆スケッチや城跡巡りやビリヤードも時々しながら、それらをブログを書きながら、楽しく1年を過ごしていきたいと思います。
ということで、新年一発目のブログは模型工作。
ビグザムジオラマは粘土と色付けスポンジの乾燥待ちが続いているので、一時休止中。
その間を使って次の作品の構想を練ります。
モチーフはこちら↓
連邦軍輸送機
ミデアです。
元はと言えばビグザムジオラマの添え物としてドムを入手したいがためにゲットしたこのキット。その時はミデア本体を組むつもりはありませんでした。
でも今では貴重品となった旧キット。このままオクなどに出してしまうのももったいない。
ということで制作することにしました。
しかし、組説のまま素組して合わせ目を消して塗装で見せるような工作で満足するザクとは違うではありません。
特に旧キットは
「いじってなんぼ」。
塗装はもちろん、工作もがっつり楽しみますし、さらにはその前に「どう作るか」の構想段階(≒妄想段階)も楽しませてもらいます。
私がガンプラを組む時に心がけているのは「兵器としての蓋然性」です。
MSにせよ通常兵器にせよ、兵器であることに変わりはありません。
つまり「マシンとして戦える」という状態が成立している必要があります。
例えば水陸両用MSの装甲表面に小さな突起がたくさん付いていると、その分だけ水の抵抗が増えるので、水中の速力が落ち、戦闘力は低下します。
同様の理由で大気圏との往還機能のある艦船(例えばホワイトベース)は、大気圏突入時に小さな突起があると、摩擦熱に耐えられません。
結果、両者ともつるんとしたフォルムとなるはずです。
ミデアに関しても、航空機である以上、空力特性を無視することは出来ません。
設定では亜音速(マッハ0.82)で飛ぶことにもなっていますし。
同時にGファイターを運ぶことができる輸送能力も持たせなければなりません。
これらを勘案した上で、より「リアルなミデア」を作りたいと思います。
そのため、まずは航空機専門家のみん友・成田のオッサンさんにお尋ねしました。
ザク違:
素人的に気づくのは次の3点です。①コンテナは空力を激しく悪くしている②水平尾翼はもっと上にあるべき③VTOL機の割りには、そのための機能は三本の足にあるローターのみに頼っている。成田のオッサンさんから見ると、どんな問題が見えますか?
成田:
垂直離着陸するF35を見ると分かりますが、吸気側の蓋を開けます。ミデアはこの開口が不足している気がします。
ザク違:
主翼の大きさやジェットエンジンの位置はどうですか?
成田:
主翼の面積は、実機の例を見てもそれほど大きくありません。エンジンは中央に集まり過ぎの気がしますが、ハリアーは翼端からエアを出して姿勢制御していましたから、これでも行けるかなと。また水平尾翼は、整った気流の中を通過するならこれでもいいかもしれませんが、機体前部が起こした乱流の中では舵が効かないでしょう。
ザク違:
コンテナハッチが背面にあるので、水平尾翼が一番下にあると、貨物の出し入れに邪魔になるという問題もありますね。あと、垂直尾翼の付き方はどうですか?主翼上にエンジンが集中していますが、その下のコンテナが受ける風圧を考えると、つんのめってしまいそうに思います。よってエンジンのうち2基を両足の脇に移設しようかと思いますが?
成田:
垂直尾翼は乱流を避けるためにも上に持っていくのが正解でしょう。エンジンの移設もいいと思います。
成田のオッサン様、大変大変参考になりました。どうもありがとうございました。
これでおおまかな作業の方向性が決まってきました。
さて、作業に取り掛かるか…
待てよ。
実は他のみん友さんからも意見を頂いておいたほうが、「みんなで作ったミデア」になって楽しいかも♪
ということで、皆様方からのご意見を募集したいと思います。
「どこがどう問題なので、その解決策としてこのようにしてはどうか」といった感じでご意見をいただけると、ザク違にて真剣に検討いたします。
新年早々お願いごとで恐縮ですが、よろしくお願いしますm(__)m
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Posted at
2019/01/01 21:36:09