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ザクとは違うのブログ一覧

2024年02月04日 イイね!

ゴーヤさん完成!

日本海軍潜水艦伊-58を小さなジオラマにしてみました。
伊58は巡潜乙型改2というタイプで、当初は水上偵察機を搭載していましたが大戦後期に撤去し、代わりに人間魚雷回天を搭載するための改造が行われました。
この艦は終戦間際に米重巡洋艦インディアナポリスを雷撃で撃沈しています。
インディアナポリスは原爆を輸送した後の復路だったため、米はその情報を日本が掴んでいたのではないかと訝ったとの逸話が残っています。
(ちなみにこれが日本軍による米艦最期の撃沈となった。)

ではご覧下さい。





艦本体は素組みにスミ入れ塗料によるウォッシングを掛けただけで、製作期間の大半を喫水線下の工作に費やしました。その甲斐あって、艦首の魚雷発射管や艦尾の推進装置、舵などはまあまあかなと思います。
艦上には人間魚雷回天を搭載していますが、これは本当は載せたくなかったです。十死零生の兵器など、兵器ではありません。
しかしキットの甲板に回天を取り付ける凹があったので、真にやむを得ず設置しました。
TAMIYAさん、ここは回天無しも作れるよう、甲板裏面に下穴だけある仕様に変更してもらえませんか?

ディスプレイについては、艦を縦横方向とも斜めに設置することで躍動感を演出しようという試みは一定の効果を上げたかなと思います。
爆雷攻撃を受けている時に浮上するのはご法度と思いますが、あくまでも模型としての表現ですのでご容赦ください。
薄手のアクリル板で作ったカバーは上面だけクリアブルーを吹いてあるので、上からの光りによって艦体に青みがかかって見えるようにしています。
(画像ではあまりその効果は感じられませんが、実物は少し青く見えます。)

一方で、LEDによる爆雷表現は、光り方には問題は無いものの、水中爆発の広がり方に迫力を欠き、またスクリューによる造波もリアルさを感じられず、これらによって作品の完成度を大きく損なってしまいました。
結果、あまり満足のいく作品とはなりませんでした…orz
まだまだ修行が足りないようなので、もう1隻ある伊58はもう少しちゃんとした作品に仕上げられるといいなと思いました。
Posted at 2024/02/04 17:48:06 | コメント(5) | 艦船模型 | 趣味
2024年02月03日 イイね!

趣味のお金を作り出すには…

模型工作を趣味にして長く経ちますが、近年はキットにせよ道具にせよ、そしてアフターパーツまで価格上昇が進んでいます。
しかしそれほど私の給料は上がっていません(汗)
キャンプはミニマム道具スタイルなので道具代はあまりかかりませんが、高速代はバカになりません。

よし、稼がなきゃ。
しばらく前からメルカリでの断捨離が一定の成果を上げていますが、ぼちぼちネタ切れ(笑)
と、少し前に完成させた二等輸送艦の小ジオラマがそこそこの価格で売れました!
元手は数百円なので、すごい高利回り(笑)
よし、この手で行くか(^ ^)
安いキットを入手して最小限の手間でジオラマ化して販売し、その売上げを次の模型関係グッズや高速代に充てる、というサイクルです。

ということで今回手がけたのは潜水艦伊58。
潜水艦は細かいディテールが少ないので、素組みでも十分鑑賞に耐えます。

ランナーは僅か1枚ですが、さすがTAMIYA、安定のハイクオリティ!

とはいえ今回は潜航中を再現するので、喫水線下をスクラッチします。
図面から寸法を割り出し、艦底板に合わせて5mmプラ棒などをアンコにした上でエポパテを盛って削り出しました。



艦尾にある縦舵と横舵、そしてスクリューシャフトとエディプレートをプラ板プラ棒などで再現しました。

スクリューシャフトはその支えを左右均等に配置するのが難しかったです。

今回のジオラマでは爆雷攻撃を受けている場面を再現するので、簡単な電飾も行います。
LED2個をハンダで固定し、3Vボタン電池と接続するよう簡易な電池ボックスを作成しました。


スクリューは回転している様子を出すため、透明ソフトプラ棒を削って作ってみました。


そして先程作ったLEDと電池ボックスをジオラマベースの下面に設置。


場面は海中なので、舞台まわりは透明アクリル板で囲います。材料は100円カードケース。これをカッターで切るとB4サイズのアクリル板が2枚入手できます(笑)

これを箱型に組み、上面のみクリアブルーを吹きます。
こうすると上から差した光によって潜水艦が青く照らされることとなり、大量のレジンを使わなくても海中感を出すことが出来ます。

さて、次は完成報告。
このあと爆雷の爆発表現を行いますが、果たして上手くいくかどうか…
Posted at 2024/02/03 21:11:59 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2024年01月06日 イイね!

1943.6.8 戦艦陸奥爆沈(約1100名死亡)

約2ヶ月をかけて完成しました。
早速ご覧ください。






今回は電飾を行い、爆煙内部がオレンジに光るとともに、2秒間隔で点滅します。


戦艦陸奥は長門型2番艦。折しも海軍軍縮が議論されており、ワシントン条約締結に当たって陸奥の存在が焦点となりました。
米英などは「陸奥は未完成だから廃棄すべし」と、日本は「既に完成している」と主張(実際は艤装中)しました。
結局陸奥を生かす代わりに40.6cm砲を搭載したネルソン級戦艦2隻(イギリス)、コロラド級戦艦2隻(アメリカ)の保有を認めることとなりました。当時陸奥と同じ40cm主砲を積む戦艦は世界に7隻しかなく、それらを総称して「BIG7」と呼ばれました。
そこまでした陸奥の保有ですが、太平洋戦争の主役は戦艦ではなく航空機と空母。陸奥は出番のないまま訓練を続けました。
そんな中、昭和18年6月8日12:15、3番砲塔直下の弾薬庫で大爆発を起こし、艦は2つにちぎれて一瞬にして沈没してしまいました。乗員1,474人のうち助かったのは僅か353人…。
爆発の原因は未だ特定されていませんが、上官の厳しい指導に耐えかねた水兵が主砲弾薬庫で放火したという説があります。
軍隊は戦争のための組織。戦場では統制の取れた行動ができないと戦力が発揮できないので、普段から上意下達が徹底されています。しかしそれが高じてビンタや精神注入棒などが横行し、行き過ぎた指導が行われた時代もありました。その結果が陸奥の爆沈だったとするならば、これも戦争が生んだ悲劇と言えるでしょう。
そうした思いも込めて、ジオラマのネームプレートにも「約1100名死亡」と入れました。


キットはタカラトミーアーツのカプセルトイを利用しました。
キットは陸奥の姿を大変良く再現しており、各ユニットの姿はかなり正確で、各部の寸法も間違いありません。しかしプラという材質の特性上、どうしてもエッジが甘くなったり表現が省略されています。
従って、船体と主砲塔以外はすべてプラ板プラ棒によるスクラッチです。
特に艦橋、煙突周辺、後部艦橋の製作に当たっては「日本戦艦スタイルブック」を大いに参考にしました。逆に言えば図面や写真などを元にした考証は、今回はほとんど行っていません。



艦首付近には係留ブイを浮かべ、陸奥とつなげました。


また艦尾には少しだけ白波を立てています。

これは爆発の勢いによって艦尾部が後ろへ下がったことを表現したものです。

考証面で特に触れておきたいのは煙突両側の増設フラットです。これは従来あまり注目されておらず、模型化した例は珍しいと思われます。このフラットは一説には曳航標的の配置場所とされますが、昭和15~16年頃の写真では水上機のフロートと思われるものが置かれているので今回はそれを再現しました。

爆煙の上には3番主砲があります。

これは他艦から爆沈の瞬間を見た証言に、3番主砲が艦橋の高さまで上がったというものがあることによります。
またその周囲には小さな水柱を立てて、爆発により吹き飛んだものが海面に落ちた様子を再現しました。

横幅僅か15cmちょっとの小さなジオラマですが、なかなかよく出来たかなと自己満足できる作品に仕上がりました(^^)
Posted at 2024/01/06 15:39:04 | コメント(4) | 艦船模型 | 趣味
2023年12月30日 イイね!

1/2000戦艦陸奥(後部艦橋・航空艤装の製作)

主艦橋、煙突に続いて後部艦橋もフルスクラッチします。
下から順に積み上げ。




そして完成。キットと比較すると精密感が大幅に上がったと感じられ、自己満足に浸ります(笑)


主砲はキットを極力活かしますが、2番3番砲塔の上にはなぜか機銃座があるので、きれいに削り取ります。合わせて砲身を0.4mmプラ棒に差し替えます。

この後さらに測距儀フードを追加しました。

航空艤装についてはリノリウム甲板上に伸ばしランナー等で運搬軌条を設置します。前後に伸びる軌条は長門と陸奥で形状が異なります。長門は前端が両側に開くようになっているのに対し、陸奥は直線になっているので、そのように表現しました。

後部艦橋直後にある射出指揮所なども図面を元に極力正確に再現しました。
またこの後、航空機揚収用クレーンも設置しました。

旧Twitterのフォロワーさんからの情報では、煙突側に用途不明のフラットが設けられているとのこと。フラットは、左舷は4本、右舷は3本の支柱で支えられています。
実艦写真を元に0.1mmプラ板と伸ばしランナーで再現しました。


艦載艇も作ります。
図面では17m艦載水雷艇2隻、12m内火ランチ1隻、9mカッター2隻など、多くの艦載艇が描かれていますが、昭和15~16頃と推定されている上空からの写真では艦橋直後左舷寄りに9mカッター、煙突直後に11m内火艇2隻の3隻が確認できます。
最終時の陸奥がどれだけ積んでいたか不明ですが、今回は工作を楽にするため(笑)写真のとおりに積載します。

艦橋直後の9mカッターは図面だと煙突直前に左舷向きで1隻配置されていることになっていますが、この場合海面に下ろすためには高角砲射撃指揮所直前のデリックまで移動させる必要があります。しかし運搬軌条のようなものは認められません。
従って同カッターは図面の位置ではなく1番2番高角砲の後ろあたりに斜めに1隻ずつ格納されていたものと思われます(昭和15~16頃の写真どおり)。
また明確な根拠のない推測ですが、少なくとも艦載水雷艇については阿賀野型や甲型駆逐艦などの整備によりその必要性が薄れ、撤去されたのではないでしょうか。

次回はジオラマベースの工作です。
2023年も経を含めてあと2日。
年内完成、間に合えーーーっ!!!
Posted at 2023/12/30 11:09:27 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2023年12月24日 イイね!

1/2000戦艦陸奥(煙突などの製作)

前回までに艦橋構造物が概成したので、そこへディテールを追加します。

最終時には、装填演習砲が25mm連装機銃に置き換わっている可能性もありますが、その確認ができる資料が見当たらなかったので、換装されなかったものとしました。

次に甲板上の通風筒やハッチ、ボラードなどを取り付けます。

ごくごく小さなプラペーパーや伸ばしランナーを一つ一つ図面や写真を参考にしながら付けていく作業は、なかなかの修行でした(笑)

煙突の工作に移ります。
こちらも艦橋と同様、「日本海軍戦艦スタイルブック」の図面を参考に寸法と形状を割り出し、プラ板などを切り出していきます。
まずは基本的な構造物。

実艦写真を参考に、伸ばしランナーで小煙突を、プラ板で機銃座を追加します。


そして完成。

前方には応急用円材置き場も再現しました(笑)
少々いびつな艦橋に比べると、割ときれいに出来た気がして自己満足(^ ^)

更に探照灯台を追加します。
ここで悩んだのは台座を支える構造。
先人たちの作例を見る限り、3パターンが見られました。
①1枚板の上に上下3段の×字トラス凸モールド
②3段のうち下段は1枚板で上2段は×字トラス
③上下3段とも×字トラス
ここは写真を確認するしかない!

どうやらパターン②ようなので、伸ばしランナーなどで工作。
次は煙突両側にある高角砲射撃指揮所。これもプラ板プラ棒でスクラッチ。


それらを艦に設置しました。


このあとは後部艦橋、航空機関係設備を作り、ジオラマベースの作成という流れの予定。
んー、年内完成は厳しいかな…(爆)
Posted at 2023/12/24 21:53:52 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味

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「戦後80年に寄せて http://cvw.jp/b/488285/48601981/
何シテル?   08/15 20:44
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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