「何シテル?」にも書きましたが、急性虫垂炎と診断され、緊急手術をしてもらいました。
時は2月1日(日)にさかのぼります。
夕方まで通常どおりに仕事をこなし、7時過ぎに帰宅しましたが、どうにもお腹が痛い。
実はその1週間前くらいから右下腹が痛んでいたのですが、「そのうち治るだろう」と考えていたところでした。
当日はおヘソ周辺が、どうにも我慢できないくらい痛い。
たまらず妻に頼んで、近所の町医者に連れて行ってもらいました。
レントゲンや問診などの結果、
「ん~、これは大きな病院で診てもらったほうがいいでしょうね~」
仕方なく近所の大病院へ。
そちらではCTを2回ほど撮り、3時間位待たされました。
は、早くしてくれ!
どんどん痛みが増してるんだ!
内科と消化器科の先生が相談した結果、ようやく出た結論は
「急性虫垂炎です。通常なら薬で散らすのですが、あなたの場合は石がたまっている状態なので、切除するしかありません。これからすぐに手術を行いますが、部分麻酔ではなく全身麻酔を行います。」
というもの。
ようやく鎮痛剤を処方され、ベッドに寝かされて手術室へ。
そして5泊6日の入院生活が始まりました。
病室から見える景色はこんな感じ。
入院中は好天に恵まれ、昼間は暑いくらいの日差しがありました。
しかし、天候に関係なく傷口は痛みます(><)
入院3日目からは、食事も取るようになりました。
最初は全粥から始まり、徐々に普通食になっていきますが、決して多くない量なのに全部食べきれません(^_^;)
寝てばかりの生活なので、カロリーをほとんど消費しないんですよね~。
ここで、入院中に感じたことを少し。
4人部屋だったので、私以外に3人が同室でした。
まずはF井さん。
年の頃は70前後くらいでしょうか。
看護師さんとの会話からすると、恐らく糖尿病がひどくなったものと思われます。
食事は一切取らず、流動食を管から入れているようでした。
そしてI上さん。
奥様とは死別したそうで、娘さんは20歳を超えているとのことでした。
私の入院中に人工肛門をつける手術をしています。
最後にW尾さん。
奥様と中学生と4歳の息子さんがいらっしゃいます。
腸に穴が開いているそうで、食事はほぼ取られませんでした。
先生に「アイスクリームは食べていいですか?」と何度も聞き、「2個くらいならいいですよ」と言われるとすごく嬉しそうにされていました。
3人とも本当に大変な状況。
なのに先生や看護師、そして家族やお見舞いの人々との会話では、決して落ち込んでいる様子や不安を感じている言葉は一切見せません。声の感じも明るく、時に冗談すら飛ばしていました。
対して私。
すぐに弱音を吐いてしまいます。
辛い時はすぐ「辛い」と言ってしまう。
疲れた時はすぐ「疲れた」と言ってしまう。
こんなに弱くて、ストレス社会を乗り切っていけるのか?
もっともっと強くならないと、素手で任務はやり遂げられません。
そんなことを考えてしまう6日間でした。
そして先週金曜日に退院。
今日まで自宅療養し、明日からいよいよ社会復帰です。
こうしている今でも鎮痛剤無しでは生活できない状態ですが、いつまでもゴロゴロしているわけにも行きませんからね~。
「…担当する仕事が混乱しちまえば、病気だ怪我だって言えるかよ!」
くらいの気合で行きたいと思います。
頑張るぞー!!!
ところで、疑問がふたつ。
1 看護師さんが全員カワイイってどういうこと?
2 病院食って、なんでお箸がついてこないの?
Posted at 2015/02/09 20:05:13 | |
健康ネタ | 日記