ようやく激務期間も終わり、休みを取れる状況となってきました。
しかし、だからと言って家でぼーっと過ごしても仕方ない。
ということで行ってきました、京都奈良。
京都は3月に行って以来です。
今回行ったのは京都市街でなく、少し離れた山崎にある「
大山崎山荘美術館」。
以前から気になっていたところです。
施設には駐車場がなく、近隣の民間駐車場を利用することになっています。
美術館は小高い山の上にあるので、駐車場から美術館まで徒歩で行くことになります。
こんなところを通り抜け…
竹林や紅葉を潜り抜けます。
そして到着。
大変趣のある建物です。
実はこの美術館の見どころは美術館としての機能だけに留まりません。
受付近くに「10のみどころ」と題された小冊子が置かれており、この建物自体の素晴らしい作りが解説されています。
例えば玄関ホール脇にある暖炉の上には、太さ数十センチもあろうかという太い無垢の梁があしらわれていたり、別の部屋には後漢の画像石が壁面にはめ込まれていたりします。
そうした贅沢な建物内には、モネを中心とした作品群がいくつも飾られています。
折りしも開館20周年を迎えて「モネ展」が開催されており、彼の素晴らしい作品群を見ることができました。
モネといえば「印象-日の出」や連作の「睡蓮」が有名ですが、それ以外にも多くの作品が私の眼を奪います。
意外だったのはSLを描いたもの。
印象派というと、人物や風景を対象に、光と陰を絶妙に使って描写するというイメージがあり、機械的なものを描くイメージはほとんどありませんでした。
もうひとつ印象に残ったのは、モネのタッチ。
近づいてみるとかなり粗いタッチで油彩を塗りつけてありながら、遠目から見るときちんとした絵画として成立している。
これがどういうことなのか、よく分かりませんでした。
さて、そんないろいろなことを考えながら館内を回ると、テラススペースから外を見下ろせるようになっています。
そこからはこんな景色が。
さらに庭に出るとこんな風景も。
決して大きな美術館ではありませんが、作品、建物ともじっくりと堪能することができ、大変満足度の高い時間をすごすことができました。
その後、お昼と適当に済ませ、いよいよ奈良へ。
奈良といえば、行ったのは小学校の修学旅行以来。
実に36年ぶりですw
あまり時間も無かったので今回は奈良公園へ。
奈良公園といえば鹿。
間近で撮影することが普通にできてしまいます。
落ち葉をあげたら、食べてくれましたwww
そんなこんなで修学旅行終了(笑)
行き先は2箇所だけでしたが、充実した1日を過ごせたという実感がありました。
また行ってみたいな…。
Posted at 2016/11/13 22:35:38 | |
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