今日は、午前中は実家の墓参り、午後からは家族でテニス・・・という予定だったのですが、あいにくの雨により、テニスは中止。
やむなく、真にやむを得ず、午後からはガンプラ作りをしました。
ここで突然ですが、私がプラモデル製作を行う際に使っている道具たちを紹介したいと思います。
私がプラモデルを作り始めたのは、多分小学校1~2年生くらい。
当時はイマイ(今井科学)から発売されていたロボダッチシリーズにハマっていました。
もちろん道具は「手」。
ランナーからパーツをもぎ取り、説明書どおりにくっ付けるだけ(確かスナップフィットだったような・・・)。
その後、小学校3年生の時に、運命的な出会いがありました。
ウォーターライン(WL)シリーズです。
近所のYまだ君の家に遊びに行った際、彼から見せられた「空母赤城」「航空巡洋艦最上」の2隻は今でも忘れられません。
「カッコいい♪」
以来、ひたすら艦船キットを作り続けました。
当時の道具と言えば、「爪切り」。
今のようにニッパーなどという道具がこの世に存在するなど、当然知りません。
家にあった爪切りをプラモデル製作用に拝借しては、引き出しに返す。
そんな日々でした。
爪切りは、「切る」という機能の他に、「ヤスる」という作業も出来る、優秀な道具でした。
でも使っているうちに刃がダルくなってくるので、爪が切れなくなってくるんですよね。
そのたびに親に怒られたものです。
しかし、小学校も高学年になってくると、大きな本屋さんでモデルアートやホビージャパンなどの雑誌を立ち読みするようになり(雑誌を買えるほどの小遣いはなし)、徐々にいろいろな道具が存在するということが分かるようになってきました。
でも、その多くは「画材屋さんにある」とか「海外の○○社から出ている」など、とても田舎者には容易に入手できるものではありませんでした。
ちなみに、いわゆるファーストガンダムの放映は、私が小学校5年生の頃であり、その後まもなくガンプラ大ブームがやってきました。
もちろん私もその渦に巻き込まれた一人です。未だに。
そして現在。
自分で使えるお金が子供の頃より飛躍的に多くなり、さらには「百円均一」という画期的な商法が普及したことで、私のガンプラ道具を充実させました。
ここで、私が普段使っている道具の一部を、紹介したいと思います。
まずは切る道具。

ニッパー2丁&はさみです。
緑の柄のベビーニッパーは安価なので、ランナーから切り離す時など、大きな力をかけるときに使い、タミヤのニッパーは、繊細な作業のときに使います。
はさみは100円モノ。プラスチックは切りませんが、何かと使えます。
ちなみに一緒に写っているカッティングマットも100円です。

ピンボケでスミマセンm(__)m カッター等ですね。
一番左のオルファカッターが、最も使用頻度が高いと思います。が、刃の先端がすぐに折れてしまうのが悲しいです。その右はPカッター。プラバンを切る時や筋彫りなどの際に使います。
その右がデザインナイフ。100円です。
その右は彫刻刀。確か中学の時に学校で使っていたものです。4種類の刃先のものがあります。
一番右はタミヤのエッチングノコ。柄部分は、100円デザインナイフのものを利用しています。
これがまた、ものすごく使えます。最近使い出したら止まらなくなってしまいました。刃が薄すぎてすぐ曲がってしまうため、注意が必要です。

これまたタミヤ製の薄刃ノコ。つい先日アマゾンで買いましたが、これほど大きいとは・・・。
しかも切れ味がイマイチ(^_^;)一度使ったきりでお蔵入り中です。
続いてピンセット。

艦船モデルは細かい部品が極めて多く、ピンセットは当時から必需品でした。
画像一番下の小さなモノは当時(中学生くらい?)から使い続けているものです。さすがに最近は出番が減りましたが。
代わって主役になっているのが、一番上のもの。高校生の頃にホームセンターで買った記憶があります。
真ん中は100円の逆ピンセット。けっこう使えます。
次にヤスリ。

昔から表面処理というものに心を砕いたことがなく、未だに紙やすりよりも金属やすりのほうが出番が多かったりします(^_^;)
一番左のもの以外はすべて100円です。
一番右は最近使い出した自作ヤスリスティック。水ペーパーもこうすると、すごく使いやすくなりますね~♪
お次はパテです。

長い間、ラッカーパテ一本でやってきましたが、最近になってエポパテを使い出しました。
「人体に有害」というのが玉に瑕ですが、大きく形を変えたり、部品を一つ作り出したりするにはすごく便利なアイテムですね。
真ん中の光硬化パテも最近買ったものですが、なぜか全然硬化しなかったので、お蔵入り中です。
接着剤です。

私は現在に至るまで、「流し込みタイプ」というものを使ったことがありません。時々必要性を感じるので、買ってみようかな。

プラバンは子供の頃は1枚が高すぎてなかなか買えませんでしたね~。当時は1枚ごとで売ってくれた記憶がありますが、今はダメみたいですね。
プラ棒も初めて見たときは感動さえ覚えました。今では売るほどあります(笑)
次にテープ類。

右の二つはマスキングテープ。いずれも100円で2個とか入っている安物です。
両面テープはヤスリスティック用ですね。
次は塗装道具。

私は未だにエアブラシを持っておらず、筆塗りメインです。
ほぼすべての作業をこの4本でこなしています。
一番右に写っている極細面相筆では、少し高かっただけあって、使えますね♪
そして塗料。

プラモデルを作り出した当初は色を塗るという概念がありませんでしたが、徐々に周りからの刺激などによって塗装をしだすようになりました。
最初の頃は水性塗料がなく、部屋中シンナー臭にまみれながら作業していましたが、その後「ホッペ」「レペ」といった水性塗料が1個100円で売られるようになり、そちらに移行しました。
さらにタミヤからも水性塗料が出されるに至り、「やっぱりタミヤだよなぁ」ということでさらに移行。でも世間ではタミヤカラーって評価低いんですね。塗膜が弱いとか、隠ぺい力が低いとか・・・。実はつい最近までそのことを知りませんでした。
私がタミヤカラーを使い続けたのは、ブランド名からくる信頼感に加え、ふたの角が丸くなっているため、開け閉めがしやすいこと、中ブタの真ん中が凹んでいるため、そこに付いた塗料がビンのみぞに移らないため、久しぶりに開けるときも固まっていないことなどが上げられます。
当時のグンゼカラー(今のGSIクレオス)は、開け閉めするたびに痛い思いをしなければならなかったので(@_@)
しかし、少し前に久しぶりにGSIを使ってみると、その素晴らしさに驚きました。
今後は徐々にそちらに移行していく予定です。ゴメンナサイ、田宮さん。
そのほか、こんな道具達も。

左上は100円サークルカッター。0.3mm程度のプラバンならきれいに切れます。(それ以上の厚みは試したことがありません。)
左下はコンパス&デバイダー。高校の製図の授業の時に使ったものです。
クリップや洗濯ばさみも100円。
歯ブラシも何かと重宝ですね。
一番右はハンズで買った精密彫刻刀。もったいなくてあまり使っていません(爆)
だらだらと書いてしまいましたが、昔のことを思うと、隔世の感がありますね。
特に100円パワーは恐るべしです。
今や百均なしに模型製作は考えられません。
ただ、道具の充実度と技術の上達度が正比例しないのが辛いところです。
ところで、みなさんのイチオシの道具って、何ですか?