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ザクとは違うのブログ一覧

2021年02月25日 イイね!

ジオラマ「平和への道程」

ジオラマ「平和への道程」昨年11月から製作を開始して以来、約4ヶ月。
漸くの完成です。
今回のジオラマの場面はこちら←を再現します。

舞台は江田島小用港。
呉周辺に疎開係留された戦艦榛名は樹木や迷彩で偽装するも、1945年7月28日、大量の米軍機に蹂躙されます。
その際に米軍機が撮影したのが冒頭の写真。
それでは作品をご覧ください。





榛名はエフトイズの1/2000キットですが、船体と主砲以外は全てスクラッチです。
戦後を中心に残された写真や、図面・各種資料を丹念に調べて作りましたが、こんなに小さなスケールでもここまで作り込めるのかという感想を持ちました。
「意外とできるじゃん、オレ」みたいなw
また製作に先立つ考証ではどの資料にも見られない3番主砲両脇の機銃座を発見したり、1番煙突周囲の小煙突位置を新たに推定したり、第2煙突から後部艦橋にかけての機銃配置を解明したりできたので、これらは今回の成果だと思っています。
艦の各所には偽装用の樹木を配置しました。当時米軍飛行機乗りからは「木が枯れてきたので、取り替えてはどうですか」などと書かれたビラを撒かれたとの逸話もあるので、一部を茶色に着色しています。
また艦橋トップの防空指揮所からはたくさんのロープ(?)が垂らされていたので、極細伸ばしランナーで再現しました。

陸地部分も複数の写真から地形や建物の位置を特定または推定し、極力その通りに作りました。


小船舶用船台周辺には資材を置き、街並みには電柱や空襲警報用スピーカー塔を立ててみました。井戸や防火水槽、物干し台&竿なども作りたいと思いましたが、さすがにこのスケールでは…^_^;
完璧には程遠いですし当時を知る人が見れば叱られそうなレベルですが、場の雰囲気は伝わるかなと思います。

ベース後半部には透明板で空を表現し、弾幕をエアブラシで描くとともに、墜落中のB24(1/2000スクラッチ)も配置しました。


榛名は空襲時、主砲で2機のB24を撃墜したとされるので、その1機です。

2本の水柱は1秒間隔で交互に点滅します。↓でご確認ください。


艦尾側の水柱は芯になる部分の綿にスミ入れ塗料で着色し、その上から薄く綿を重ねたもので、なかなかいい雰囲気になったかなと満足しています。
また、ベース壁面の透明プラ板は裏面から塗装してあるので、見た目「海」感が出ていて気に入ってます。海面も石粉粘土の上に木工ボンドを塗るだけの簡単おチープ製作ですが、「ぽく」はなったかなと(^^)

作品タイトル「平和への道程」は、(決して戦争指導者たちのためではなく)家族や友のために文字通り必死に戦う戦士たちと、同じ意識を共有しながら彼らを支える町の人々の血のにじむような努力が、戦後の江田島、呉、そして日本の平和へ繋がっていったという思いを込めて付けたものです。

改めて作品を眺めると相変わらず「1.5流の考証を行い、3流の工作で終わる」という作風だと感じますが、小さな小さなキットで非常に密度濃く楽しめたのは大きな収穫でした。
満足度の高い作品がまた一つ、我が家の棚に並びました。
Posted at 2021/02/26 21:19:18 | コメント(4) | 艦船模型 | 趣味
2021年02月24日 イイね!

コンパクトキャンプカー

コロナを景気に大ブームになっているキャンプをしようと考えるなら、無駄に大きなミニバンよりもシャトルをオススメします!
Posted at 2021/02/24 17:20:06 | コメント(1) | クルマレビュー
2021年02月23日 イイね!

1/2000戦艦榛名の製作 ジオラマベースの製作その4

ジオラマベースの制作を続けます。
江田島の陸地部分の平地はプラバンに色を塗っただけでは平板な印象になってしまうので、ラッカーパテを塗り付けて微妙な凹凸を作ってみました。



また建物は、屋根となる三角棒の高さを削って低くし、1.5mmプラバンの上に載せます。さらに三角棒の上にプラペーパーを貼り付け、その上から流し込み接着剤を塗布し、乾く前にデザインナイフでたくさんの切れ込みを入れます。こうすることで瓦屋根のように見えるのではないかという目論見です。

当時の写真をもとに建物を配置し続けるという地道な作業が続きます。
建物は大小合わせて60くらい作ったでしょうか。
さすがに疲れましたorz


町並みは映画「この世界の(町並みは映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の場面を参考にしました。



建物の配置が終わったら外構工事に移ります。
併せてオーバースケールを承知の上で電柱も立てます。

ネットで画像検索をしていたら偶然この写真を見つけました。

写真の左手に長く伸びる桟橋が確認できます。
空襲中の写真では水柱に隠れて見えなかった箇所なので、作品完成前に見つけることができたのはラッキーでした。
なお、榛名のチェックもしましたが第2煙突から後部艦橋にかけての機銃座の配置は今回の工作が正しかったように思われます。

桟橋は、柱を0.19mm針金で立て、高さを1.5mmプラバンに合わせて切り揃えます。

この後、プラバンで踏み板を設置し、軽くウェザリングを施します。

細かい工作が概ね終了したので、榛名を設置しました。

中央構造物をキットと比較しましたが、苦労して細かい工作を続けた甲斐があったように感じました。自己満足度高めですw

弾着による水柱の水面部分は石粉粘土で整形してありますが、のっぺりした表情では寂しいので、ホワイトを塗った上からプラバンの削りカスを振りかけました。


脇役として小舟を3隻とB24を1機登場させます。

いずれも1/2000で作りました。
次回にはいよいよ完成報告ができるかと思います。
今しばらくお待ちをm(_ _)m
Posted at 2021/02/23 13:56:32 | コメント(1) | 艦船模型 | 趣味
2021年02月11日 イイね!

1/2000戦艦榛名の製作 ジオラマベースの製作その3

ザクレロも完成させたので、次は榛名ちゃんを成仏させる番です。
前回に引き続き、ジオラマベースをいじります。
まずは裏面に電飾を設置。2箇所の水柱を点滅させるため、いつものように100均置き時計から取り出した回路にLED2つをハンダ付けしました。

今回からハンダごてを新調しました。
今まではダイソーの500円商品を使っていましたが、新しいものは温度調節機能付き。350℃が適温らしいのでそのように設定すると、きれいに付けることが出来ました。

海面部分はロイヤルブルーの上からクリアグリーンをところどころに塗り、さらにその上から木工用ボンドを一面に塗り重ねます。


陸地部分の一部は小高い山になっているので、スチレンボードで作ったアンコの上から石粉粘土を塗り付けて整形。
形状は実物写真にできるだけ近づけたつもりです。





そして建物の製作。
まずは屋根部分を三角プラ棒から作ります。三角棒そのままだと屋根の傾斜角が大きくなりすぎるので、緩くなるように削って調整します。

これを約50棟分繰り返さなければなりません。
作業は現在も継続中。
これ、本当に完成するんだろうか…と思ってしまうほど、苦行は続きますw
Posted at 2021/02/11 15:13:45 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2021年02月05日 イイね!

ザクレロ完成!!!

お待たせしました。
ザクレロ完成です!
では早速完成品をご覧ください↓

















スミマセン、冗句です(笑)
では、真の完成品をご覧くださいっ!!!


今回は作業時間短縮も兼ねて、ジオラマではなくビネットにしてみました。
では若干くど目な各部の詳細解説をいたします。
まずは頭部。

ザクレロと言えば大きく開いた怪獣的な口と昆虫的な複眼が特徴的です。
しかしそれらがザクレロを「無条件にどうしようもないオモチャ」(脚本とSF考証を務めた松崎健一氏談)にしている要素の一つでもあります。
今回は、目は1本レールのツインアイ、口は開閉式のカバー付きとするとともに、ザクロカラーのイエローからイメージした虎柄をデザインしてみました。
ツインアイはそれぞれが独立して動くことで複数のターゲットを狙うことができます。口に付いていた牙状のものはオミットし、ペットボトルの肩部から作ったカバーは動力パイプ(「ザク」レロなので)で本体と繋がっています。
虎柄は機体後半部にも施しても良かったのですが、くどくなるかなと思って控えめにしてあります。

次に右腕。

製作記にも記しましたが、キットパーツのヒートナタ2本を含めたクロー形態とし、RGザクなどのジャンクパーツで無骨さを演出してみました。
なお今回は固定モデルなので、可動はしません。

クローの先には破壊されたガンダムMAモードを突き刺しました。
ガンダムは首と右腕が破損した状態で、ビームサーベルも2本とも失われシールドも持っていません。つまり刀折れ矢尽きた状態です。なお、塗装からお気付きと思いますが、G3ガンダムです。キットの状態から左肩アーマーを一旦切り離してから腕の角度を変え再度肩アーマーを取り付けたり、グーになっている左手の指を切り落としてから伸ばしランナーで開いた指を作るなど、地味に手間がかかっています。
劇中のザクレロはアムロやシャアにボロクソの評価をされていますが、ガンタンクを戦線離脱させガンダムも傷付けるという大活躍をしています。そんな名パイロット・デミトリー曹長へのリスペクトも込めて、ガンダムに無傷で圧勝した場面としてみました。

そして左腕。

こちらはみん友さんから頂いたアイデアの有線サイコミュを装備しました。
左腕もRGザクのジャンク中心ですが、肘から先はほぼスクラッチです。
高速移動と有線サイコミュの相性がどうなのかはさておき、ブラウ・ブロの試作としてのサイコミュユニットは、このザクレロを全方向的最強MAに押し上げる要素になったのではないかと思います。
ご提案頂いたみん友さん、ありがとうございました。
ただ難を言えば、サイコミュユニットに貼った縞々デカールのせいで土木工事用重機っぽくなってしまいました。貼る場所をまちがえましたね(笑)

次に機体後半部。

上面にはキットのロケットエンジンノズル基部を羽根状に配置し、その前面にメガ粒子砲4門、後面にはロケット砲8基を左右に装備しています。
前方に向いたメガ粒子砲は遠距離及び中距離で敵の動きを牽制する役割を果たし、ロケット砲はターゲット撃破後の離脱時に残機を狙い撃ちます。
本体後端はシャッターになっていて、内部には重MS1機、通常MS2機、航宙機4機のいずれかを格納できる設定です。つまり移動小型要塞ですね。
ちなみにメガ粒子砲の砲身はムサイ主砲から切り取ったもので、ロケット砲の弾体部は1.5mm丸棒から削り出しました。


オリジナルザクレロはビネット基部に配置しました。
これが1/550サイズでガンダムMAモードと同スケールなので、今回作ったネオ・ザクレロがいかに大きいかが分かります。ボリューム感で言えばビグザムを超えたかも(笑)


ザクレロを支える部分はザクレロの「Z」を形どっています。円形のベース部分もZのオブジェもSeria商品なので、台座は200円で出来ました(笑)

【製作後の感想】
今回の製作期間は約3ヶ月。その多くが単なるプランク(戦艦榛名製作)だったので、実質は1ヶ月半くらい。工作量を思うと、私にしてはかなり早かったと思います。
完成品の満足度は75%くらいでしょうか。
カッコいいザクレロを目指しましたが、全体を見るとあまりカッコよくない気がします。
ただ口と腕(特に右腕)は概ね想定通りに作れた気がするので、その点は満足しています。ビネットのディスプレイも成功したと思っています。ジオラマよりお手軽ですね♪

最近の私はガンプラ・艦船ともスクラッチ度が高くなりつつあります。ただスクラッチは時間がかかるので、キットパーツを極力使うとともにジャンクパーツもたくさん使いました。大事に取ってあるだけでは持ち腐れるだけですもんね。キット同様パーツも在庫減らしを進めたいと思います。
ちなみにキットパーツの残はこれだけ↓


製作中最も悩んだのが全体のシルエットの決定。ザクレロとしての記号を残しながら、いかにカッコよくデザインするか。
結果、自分のデザイン能力の低さを痛感しましたorz
ムサイやマゼラアタックは大改造が成功したと思っていますが、MSやMAは自由度が無限大な分、デザイン能力を問われるので、今後は別の方向性での製作に取り組もうと思います。
やはりザク違の得意分野は「MSの擬人化」かなー(笑)

色々と書きましたが、一言で言うなら「楽しかった」です!



コロナでキャンプに行けない日々ですが、ザクレロが私の相手をしてくれました。
ありがとう、ザクレロ!
Posted at 2021/02/05 21:04:53 | コメント(5) | ガンプラなど | 趣味

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「重巡鳥海の製作(船体の修正その4) http://cvw.jp/b/488285/48472648/
何シテル?   06/07 13:55
模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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