約2ヶ月半ぶりに艦船模型復帰です。
輸送艦本体に喫水線を入れます。
舷側にマスキングテープを貼る際には、艦中央よりも舳先の方がほんのわずかに高い位置にします。そしてハルレッドを塗装。文丸も同様に塗装しました。
次に舷側中央に塗装された艦番号を入れます。
当時の乗組員・細谷孝至氏の「日記帳」の昭和20年12月25日には「"T19"影を附して、極めて綺麗にはっきりと現はし得たり」という記述が見られます。しかしながら第1回操業当時の写真では明確に確認できません。
ただ、今作品の依頼主F様は記載はあったと考えておられます。私としても当時の記憶などで書かれたのではなくその日の出来事をその日に綴っている日記にそうした記載がある以上、艦番号の塗装は「あった」とするのが妥当だと考えます。
そのうえで気になったのは「T」と「19」の間に「.」があったのか?

第9号輸送艦の例ではある時期とない時期があるようです。
他艦も調べました。
「.」のある例は少ないように感じました。
改めて19号の写真を見ると、「ない」と判断するほうがよさそうな気がします。

全体的には縦長の字体を使っていることも分かります。
文字の間隔や艦橋両側に描かれた日の丸の位置も確認。
こうして準備作業は終わったので、いよいよ施工です。
「T19」はヤマシタホビーのデカールを活用します。数字のフォントは実艦写真と少々異なりますが、やむを得ません。「T」は含まれていないので、7の横棒部分と1を組み合わせます。
位置を決めるため、マスキングテープに印を付け、そこへデカールを仮置きして実艦写真と見比べてみました。
日の丸は適当なサイズのデカールが手元に無かったので、伊58の甲板用白線と艦載機用赤丸を組み合わせました。
こうして出来たのがこちら↓
水転写デカールは苦手な私ですが、まぁまぁかなと自己満足♪
第35播州丸は船体の制作途中です。
実艦写真を参考に、ラッカーパテで全体の形を整えます。
上甲板は木だったようなので、細いプラ板を当てて0.5mmピッチで線を入れます。
ズレまくり…orz
やりなおしますm(_ _)m
Posted at 2024/11/23 11:14:20 | |
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