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ザクとは違うのブログ一覧

2023年10月08日 イイね!

続・HGUCギャンの製作

続・HGUCギャンの製作バックパックの製作です。
キットのパーツは小ぶりなイメージ。
とある動画で紹介されていたギャンの改造ではガンキャノンのスプレーミサイルランチャーを使っているものがあったので、それをパクることにします。


2本のランチャーを合体させてディテールを追加し、こんな感じになりました。


次にスネ部。
ギャンのスネは足首近くが大きく広がっています。
これはこれでギャンらしさが出ている部分なのですが、なんとなくオーバーな印象なので、稼働域を広げるという意味合いも含めて、少し縮小することにします。

裾の、薄く鉛筆書きした部分を切り取ってしまいます。

また、膝アーマーは中央の丸パーツの上が短く下が長いという作りになっているので、上下を反転させることとしました。このため膝周辺をちょちょっと工作。


さらに膝アーマーの上半分に0.5mm角のプラ棒を貼り付けました。


スカートアーマーはふんどし部両側を下方へ伸ばします。


残るは武装です。
シールドはどうしたらカッコよくなるか考えたのですが、なかなかいいデザインが思いつかなかったので、ほぼそのままとします。
ビームサーベルはビームの根本にガトリングガンを付けようと思ったのですが、ちょうどよいサイズの円筒形が見つからなかったので、結局断念。これまたキットのままとします。
ということで、ここまでの工作状態がこちら。


各パーツを再びバラして塗装に入ります。

問題は何色で塗るかですね…。
ザク違版ギャンのカラーリングを考えてみようと思います。
Posted at 2023/10/08 20:45:39 | コメント(1) | ガンプラなど | 趣味
2023年10月01日 イイね!

揚陸準備(第140号輸送艦)

揚陸準備(第140号輸送艦)2月中旬から製作を開始した2隻の二等輸送艦。
1隻は159号として少し前にジオラマ化しましたが、残る1隻は140号としてジオラマ化するため作業を続けていました。そしてようやく完成。
作品をご覧頂く前に少々うんちく。

場所はフィリピン・オルモック湾。
レイテ島へ上陸したアメリカ軍を迎撃するため、同地の陸軍への海上輸送を行うことになった。これが多号作戦である。
時は昭和19年12月2日から3日にかけての深夜。第7次輸送に参加したのは一等輸送艦・第9号、二等輸送艦・第140号と第159号である。第7次ではそれまでの重火器等の輸送から弾薬や糧食等の物資輸送に切り替えられた。


といった状況の中、第140号輸送艦による物資揚陸場面をジオラマ化しました。
では作品を御覧ください。




二等輸送艦のジオラマはその多くが揚陸場面です。私の知る限りその全てが戦車を揚陸しています。
しかし今回のジオラマに戦車は出てきません。
代わりに輸送艦から降りてきた海軍士官と、物資を受け取るため建物から出てきた陸軍士官が出会う場面を再現しました。



太平洋戦争の日本軍はどこでも物資不足で泣いているので、輸送を受けるのは陸軍の兵たちには非常に喜ばしい瞬間だったはず。
このジオラマで少しでもそうした雰囲気が伝わればと思いますし、これこそがこの作品のメインテーマでもあります。

こうした状況表現を補強するため、艦首付近では水兵たちが慌ただしく動いている様子を再現しました。

艦首扉はアンカー後方にあるウインチで上下させますが、その間のワイヤーを引き回してその周囲に水兵を立ててあります。
また上甲板から艦首扉へ向かうための通路を塞いでいる木製蓋を取り外している様子も再現しています。
これらの様子はうまく表現できたと自己満足しています。

艦本体は残された実艦写真や同人誌などを参考に徹底的な考証を行いました。あくまでも自己評価ですが、二等輸送艦にかかる過去最高の考証が出来たのではないかと思っています。
特に、未解明な部分の多かった戦車庫内部の構造の正確な再現(車路両側が3階建てになっていて1階が倉庫、その上が兵員室であること、1室だけ士官室のため畳が敷かれていたことなど)が出来たこと、実現はしなかったものの艦橋前の艙口とデリックを確認し模型化使用としたことは、恐らく過去に例がないのではないでしょうか。

前述のように戦車は登場させない方針でしたが、せっかくなので上甲板を取り外し可能とし、95式軽戦車1両と97式中戦車2両を載せておきました。

この他にも、煙突前後の通風筒について深めたり、防空指揮所ブルワークの作りや後マストの立て方などにバリエーションがあることを分析出来たのは考証の成果だと思います。
また中発に消音器を設置するなどの作り込みも行ったり、8cm高角砲をスクラッチしたのも楽しかったです。
ウォーターラインモデルでありながら艦首下部のゲタを作った事例も多くはないと思いますが、Twitterフォロワーさんから正面線図の情報を得て自分なりの形にできたのも良かったです。

キットの箱絵(TAMIYA・ピットロード)で二等輸送艦の揚陸場面が描かれていますが、ゲタが描かれていません。つまりゲタは浜に埋もれています。



しかしこの状態だとゲタが浜に深く埋まっているので、二度と海に戻ることは出来ません。実際は↓のようにゲタが見える状態となります。

ジオラマでこのように表現できたのも満足度が高いです。

脇役として大発2隻も登場させました。

小さな船が大波に揺られている様子が伝わるでしょうか。

また地上の建物なども作りました。

大きな建物は南方の基地にありそうなものをイメージしながら作りました。
またヤシの木は南方感を演出する格好のアイテムなので、頑張って2本作りました。

製作は7ヶ月半というかなりの長期間に渡ってしまいましたが、資料の乏しい輸送艦の考証はなかなか大変だったことに加え、以前に比べて気力が続かなくなってきたため、作業がなかなか進みませんでした。
やり残しが無いわけではありませんが、自分なりのテーマで自分なりの精一杯の表現が出来たのではないかと感じており、お気に入りの作品の一つに数えても良いだろうと思っています。

それにしても長かったー(笑)


↑に掲げた以外の完成写真は以下のフォトギャラに収めました。
第140号輸送艦揚陸場面ジオラマ・その1
第140号輸送艦揚陸場面ジオラマ・その2

備忘録を兼ねて、これまで綴ってきた製作記を以下に掲げておきます。
二等輸送艦製作記(資料の確認・キットのチェック)
二等輸送艦製作記(船体の工作続き)
二等輸送艦製作記(船体の工作さらに続き)
二等輸送艦製作記(船体の工作まだまだ続き)
二等輸送艦製作記(船体の工作・最終回)
二等輸送艦製作記(煙突周辺の工作)
二等輸送艦製作記(滑り止め甲板と艦橋の工作)
二等輸送艦製作記(各部艤装・ジオラマベースの制作その1)
二等輸送艦製作記(各部艤装・ジオラマベースの制作その2)
二等輸送艦製作記(各部艤装・ジオラマベースの制作その3)
二等輸送艦製作記(各部艤装・ジオラマベースの製作その4)
ジオラマ「今、助けてやるぞ!」
二等輸送艦製作記(ジオラマベースの製作その5)
二等輸送艦製作記(艦首付近のディテールアップなど)
二等輸送艦製作記(ジオラマ小物類製作など)
Posted at 2023/10/01 20:07:25 | コメント(3) | 艦船模型 | 趣味
2023年09月30日 イイね!

笠寺高射砲陣地の講演会

時々行く戦跡めぐりは主に遠方ですが、近隣の名古屋市内にもいくつかそういう場所があります。
そのうちの1つが名古屋市南区にある笠寺高射砲陣地跡。
そこは現在「見晴台考古資料館」となっており、主に弥生時代の遺跡について研究される場所となっています。


しかし戦争当時は、6基の12cm単装高角砲が南向きの扇状に配置され、B29などを迎撃していました。
先日、その詳細について同資料館の学芸員さんが講演してくださるという機会があったので、行ってきました。

講演では、対空防御の歴史から説明がありました。私も知りませんでしたが、もともとは日中戦争開始頃にソ連が本土へ空襲してくることを想定したものだそうです。その後戦争末期に米軍による無差別爆撃が行われ、その際には笠寺の高射砲での迎撃が行われたと。

終戦後、陣地は破壊されたり埋められたりしましたが、平成64年以降数度に渡って大規模な発掘調査が行われ、その全体像がかなり分かるようになりました。
それによると陣地はかなりの広さで、通信関係の建物や兵舎など多くの建物があり、それらを繋ぐ塹壕も掘られていたそうです。
砲台は終戦後に米軍が爆破したそうですが、土を盛って隠したものは比較的良い状態で残っています。




設置されていたのは旧式の八八式75mm野戦高射砲でもあり、まともな射撃管制システムも無かったので、撃ち落とせないどころか、そもそも殆ど弾が届かなかったそうです。
それでも低空で飛来したものに当たったこともあるようで、「笠寺が撃墜したんだ!」と主張するB29が近隣に堕ち、戦意高揚のためその尾翼を取り外して持ってきて、高射砲陣地内に飾っていたそうです。その実物は同資料館に展示されています。


現地で見られるのは当時の遺構のほんの一部で、発掘調査でも全てを調査したわけではありません。考古資料館は弥生時代の研究が主な業務だからです。
しかし今回講演された学芸員さんは戦争遺産について深く研究されてきたようで、愛知県東海市市にある太佐山高射砲陣地跡についても研究され、その調査後に作られたパンフレットはその学芸員さんの研究結果が広範に取り入れられたのだそうです。


これはあくまでも個人的な意見ですが、ロシアがウクライナに侵攻し、中国や北朝鮮の軍事力強化が着々と進む中では、日本も戦争に無関係とは言い切れないと感じます。
島国ゆえに他国と地続きで隣接していないため、直接の脅威を感じる場面はなかなかありませんが、長距離ミサイルなどのリスクは確実に上昇しています。
弥生時代などの考古学の研究が無駄だとは言いませんが、こうした社会情勢を考えると先の戦争でどのようなことがあったのか、またそこに至るまでにどういう立場の人たちがどのような判断をしたのかを考えるのは大切なことだと思います。
特に日本はそうした部分から目を背けてきたので。

今後、より多くの人が戦争のことについて考えるようになることを切に望みます。

フォトアルバム
笠寺高射砲陣地(見晴台考古資料館)
Posted at 2023/09/30 22:32:30 | コメント(1) | ダークツーリズム | 旅行/地域
2023年09月27日 イイね!

二等輸送艦製作記(ジオラマ小物類製作など)

製作も大詰めとなってきたので、なんとか今月中に完成させたいという思いを持つようになりました。

今回の舞台はフィリピン・オルモックなので、南方感を出すためヤシの木を立てます。
ヤシの葉はコピー用紙を細長い半円形に切り取り、その円弧に合わせて0.19mmワイヤーを貼り付けた後、カッターで無数の切れ込みを入れました。幹はテーパーのかかったプラ棒に、荒目の鉄ヤスリで傷を付けました。

普通の木は0.19mmワイヤーをねじって幹や枝を作り、その上にラッカーパテを盛って塗装。葉はフォーリッジクラスターです。
こうして出来たのがこちら↓


前回プラ板を箱組みした建物を塗装しました。ウェザリングも施したので、なかなかいい感じ。

多少大きすぎたかな(笑)

倉庫も2つ作りました。
周囲には木箱やドラム缶などを配置。

壁面はレンガにすると火薬庫っぽくなったかもしれませんね。

これまで作ったものをジオラマに設置しました。合わせて小物類も多数配置。

おー、ちょっと雰囲気出てきたかな(^ ^)

海に設置した大発には白波を描き、ドラム缶や木箱などを置きます。


車両の製作です。
トラックは3DP製品をそのまま塗装し、荷台に貨物を載せました。
第7次多号作戦では弾薬や糧食などが輸送され、戦車や野砲などは運ばなかったようですが、せっかく揚陸場面を作るので戦車も登場させたい!まずは97式中戦車。
遊就館で撮ってきた実物写真とキットパーツを比較しました。


寸法やフォルムは非常に正確です。さすがTAMIYA。
でも主砲塔の末広がり構造や本体後部のマフラーなどが再現されていません。よし、改造!
勢いでキャタピラも作り替えました。


ここで蘊蓄。
旧陸軍の戦車戦構想では、主力は97式ではありません。1式砲戦車でもありません。なんと95式軽戦車が主力で、97式がそのサポートなのです。
なぜか。
構想を作った当時の仮想敵である中国とソ連は強力な戦車を持っていなかったこと、加えて中戦車を量産するための資材が既に無かったことによるのだそうです。
なんと残念な旧陸軍…
なので97式を量産し95式とセットで太平洋戦争末期まで戦い続けました。
ならばこのジオラマでもそのように再現したいと考え、なんちゃってスクラッチすることにしました。
Wikiで全長などを調べ、今年の静岡ホビーショーに来ていた実車写真などを参考にします。

そして出来たのがこちら↓
左から素組みの97式中戦車、隣の2台はそのディテールアップ版、1番右が95式軽戦車です。

いかんせん米粒サイズなので、細かいディテールは大目に見てやって下さいm(_ _)m

あとは輸送艦に前後マストを設置し、舞台全体にフィギュアを配置すれば作業終了。次回はいよいよ完成報告の予定です。
Posted at 2023/09/27 21:55:32 | コメント(2) | 艦船模型 | 趣味
2023年09月22日 イイね!

久々のまちある記&星空撮影

今年の暑さは本当に異常ですね。未だに熱帯夜が続きクーラーを付けて寝る日々です。
こんな時は涼しいところ=キャンプに行かなきゃ!(笑)

行先は愛知県豊田市の山奥。紅葉で有名な香嵐渓周辺の山城をいくつか攻略した後、すぐ近くの足助(あすけ)という集落へ。
ここは古い町並みが保存されているので、そこをまちある記します。





昭和の佇まいが心地よいです。
そしてこれまでのまちある記同様、メインストリートから外れた道を歩きます。
例えばこんな↓

ずっと歩いていくと、こんな風景が。



うーむ、昭和から更に大正や明治まで遡った感覚に陥ります。

建物の間のこんな細い道を発見。

こりゃ入ってみなきゃ!
するとこんな景色が開けます。

んー、気持ちいい!
戻って更に進むと、こんなスポットも。


それぞれに人感センサーが付いていて、近付くと自動的に動いたり音楽が流れたりする仕掛け。
こんなすごいものがメインストリートではない奥まった場所にこっそりと置いてあるなんて勿体ない!

路地裏を存分に満喫し、再びメインストリート。
すると道中に大きな建物があります。

「旧鈴木家住宅」で、紙屋と大書された大きな暖簾が掛かっています。ここは重要伝統的建造物、いわゆる重伝建に指定されています。

中には案内役の女性がいたので、いろいろお話を伺ってきました。
・ここは当初は紙漉きを生業としていたが、その後他の業種に転換した
・近年はずっと空き家だった
・母屋の修築だけで7年かかった
・修築作業は名古屋城や大阪城の本丸を手掛けた宮大工が行った
・宮大工は高齢のベテランだけでなく若い世代も多く、技術が受け継がれている
・部材は空き家期間中に虫に食われたが、その部分だけ同じ素材で補修している
・大きな太い梁は虫食いが酷かったため、全体のサイズやフォルムを全く同じにしたもので作り直した
・母屋以外にも作業場や蔵など多くの建物があり、現在修築中
・それらの修築完了と公開は6~7年くらいかかる見込み






大変貴重な建物だということが、ひしひしと伝わってきました。
過去にも重伝建をいくつか見てきましたが、こちらの建物は入館無料。しかし保存し続けるには大変な手間ひまとお金が掛かります。例え100円200円でも入館料をもらっても良いのではないかと思います。

その後キャンプ場へ。
今回は岐阜県中津川市。これまで何度も来ていて、管理人さんとも仲良しになってきたので既に常連扱いです(笑)
設営を終えるとすぐに缶チューハイをプシュッ!
サイトから見える景色に癒されながら、持ってきたPCでブログの原案を作ります。
そして夕飯時、という頃にポツポツ雨が…
こりゃ今回も星空はダメか…
そう思って晩酌を楽しみます。
暫くして雨はやみましたが、空一面に雲。
持ってきた酒を全て飲み終えたのは22時近く。ふと空を見上げると、なんとキレイな星空が!
西の空には夏の大三角も見えます!
はくちょう座やこと座がくっきりと確認出来ます!
そして久々に見る天の川も!
慌ててデジイチで激写!

椅子に座って眺めていると、流れ星も!
確実に確認出来ただけでも3つはありました♪
更に東の空を見ると、冬の星座が登ってきつつあります。
おーっ、すばるが見えるぞ!


この約1時間、心は踊りっぱなし♪
かなり久々に見る美しい星空でした。

最近感じていたのは、数年前なら真夏はほぼ毎日雲ひとつない晴れで、田舎に行けば満天の星空や流れ星が見放題でした。
でもここ最近は雨や曇りばかり。
これも気候変動の影響でしょうか。
だとしたら今後も星空はなかなか見られないことになりますね。
しかしそれは寂しい。
それなら数打ちゃ当たるで、また行くぞー!
Posted at 2023/09/23 08:55:13 | コメント(2) | まちあるき | 旅行/地域

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模型工作とキャンプが大好きなヘタレをやぢです。 私がフォローする方には2種類あります。 一つは「以前からのみん友さん」 もう一つは「ちょっと興味を持っ...
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