ｺｰﾀﾛのブログ一覧

我が家の初期型アウトランダーですが、親戚の家までの１２０ｋｍ下道ドライブで、
燃費の測定を行いました。

あらかじめ駆動バッテリーは使い切った、エンジン発電のみの状態です。
下道ですので速度の上限は６０km/h
なのでエンジン→タイヤへの直結ＦＦ駆動にもなりません。

往路と復路で、回生ブレーキの設定を変えました。

往路はＢ０という、回生ブレーキが全く効かない状態です。マニュアルギアをニュートラル状態でとイメージしていただければおおむね正解です。

復路はＢ５という、回生ブレーキが最大に効いている状態です。セカンドギアでのエンジンブレーキのような感覚です。

これは疑似的なものなので、加速時は同じです。アクセルを離したときのみ、変化が大きく現れます。

Ｂ０（回生弱）では、下り坂ではどんどん車が加速してしまうので、速度を維持するためにフットブレーキを踏みます。アウトランダーはフットブレーキ操作でもモーターが回生します。
急ブレーキなどでは物理ブレーキも使っています。

Ｂ５（回生強）では、下り坂でアクセルを緩めるだけで減速します。少々の山道ではアクセルのオンオフだけで速度調整ができます。
赤信号で止まる直前だけは、物理ブレーキも使います。


よくネットで言われるのが、回生ブレーキを強くするより、回生ブレーキを弱にして空走のように走らせるほうが、余計なエネルギーの出し入れが少なく、結果的に燃費の数値が良くなると。

なるほど言われてみればそんな気もします。回生ブレーキと言ったって、運動エネルギーを全て回収できるわけはないはずですから。



で、実際に走ってみました。

往路、下道、気温１８度、路面ドライ、回生B0、最弱、エアコンオフ
１８．３km/L

信号ほとんどないし、渋滞も全くなしなので燃費伸びます。


復路、同じ道、気温２０度、路面ドライ、回生B5、最強、エアコンオフ
１９．１ｋｍ/L


？？？？？

回生ブレーキを最大にしたほうが、燃費の結果がよくなりました。

予想とは逆の結果となりました。



満タン法までしていないので完全に公平じゃないです。
ガソリンタンクは復路のほうが
１２０割る１８　で７リットルほど軽いのですが、

お土産で１０ｋｇの米を積んでいるので、また、自分も１ｋｇほど酒で水太りしたはずなので、重量的には帰りのほうが重い。
帰りは気温が高く、さらに蒸していました。エアコンオフは少々アレでしたが、
奥義シートベンチレーション最大と窓全開、空力的にもＢ５の復路は不利。



ううむわかりません。

ちなみに、Ｂ０状態の印象は２トン近い巨体が路面の凸凹をフラットにいなし続けます。ダイレクト感は弱く、サスペンションの動きが心地よく伝わります。

Ｂ５もサスペンションは同じ動きをしているはずですが、それをはるかに凌ぐのが、アクセルペダルに直結して速度コントロールできるような超ダイレクトさ。


どっちも面白すぎます。

ちなみに標準状態のＤは、Ｂ２です。