RIFTERの部屋のブログ一覧

発生してからの迷走具合
そして今後の予想進路

平成最大の風台風(りんご台風)と言われた
平成3年の台風19号に酷似しています。

この台風19号
強烈な風が南海上からもたらしたものは
湿った空気による蒸し暑さだけではなく
塩分を含んだ風と雨水であったということ

これにより電力供給設備が
広範囲なインフラだけでなく、
電柱上の変圧器一次側に設けられた局所設備
電力ヒューズを悉く短絡および地絡させ(＝停電)、
復旧に非常に時間がかかる災害をもたらしました。
当時、私の自宅もこの電力ヒューズ切れにより
30時間以上停電し、冷蔵庫の中の物が
ほぼアウトになりました。

当時の台風19号
最小気圧925hp
瞬間最大風速55m/s
であったのに対し

今回の台風11号は
最小気圧920hp
瞬間最大風速70m/s
とその勢力の大きさが伺える。

貴重なデーターが残っているはずなのに
何故マスコミがこの点に触れないのか
不思議でならない。


9/6　16:20追記
　進路がやや北寄りになったことで風は想定していたほどではなく
塩害がきつくなくて良かった。
しかし、台風による風は確実に塩を運んできたようで
家の窓ガラス、車の窓ガラスがベットリしています。

朝一番にリハビリを済ませて
加西市の(旧海軍)鶉野飛行場跡へGO！
前々から行ってみたかった「soraかさい｣へ
行ってきました。

ここは、大東亜戦争末期
近くにある川西航空機(現:新明和工業)で作られた紫電、および紫電改を組み立てて、試験飛行していた場所です。

零式艦上戦闘機(いわゆる零戦)の後継機として期待された高性能機でした。
戦争末期、日本国内の粗悪ガソリンでも、1990HP 最高速度594km/hを叩き出し、戦後アメリカの良質なガソリンを使って飛ばしたらなんと時速644km/hも出たそうです。

零戦との決定的違いは、起動部隊として空母から発艦して敵機との交戦に用いられた機と
敵機による空襲や攻撃からの守備のため、陸上から緊急発進して戦う局所戦闘機という位置付けの違いがあり、零戦のような長い航続距離より、短い航続距離でも高い運動性能と攻撃力が求められました。
そのため、20ミリ機銃四挺、銃弾1,000発で武装していました。(零戦は20ミリ機銃,8ミリ機銃それぞれ二挺、機体が重くなることを避けるため、銃弾装填数はかなり少なく、連射すると数十秒もたない)

写真の上の戦闘機は
九七式艦上攻撃機で中島飛行機(現:subaru)製です。
九七式とは、皇紀2597年(昭和12年)の下二桁を表示したもので、その年に製作された呼称として当時用いられました。
因みに零戦は正式には「ゼロ戦｣ではなく「れい戦｣です。
皇紀2600年(昭和15年)に完成し、日中戦争から用いられてきました。皇紀の下の桁から零戦と呼んでいましたが、戦後連合国軍が「ゼロファイター｣と呼んだことから、略して「ゼロ戦｣と呼ばれるようになったそうです。