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ザんスカーるのブログ一覧

2022年06月12日 イイね!

天空の騎士 -Les Chevaliers du ciel-

天空の騎士 -Les Chevaliers du ciel-
トップガンマーベリック、実機による飛行シーンは大迫力で素晴らしい物でしたが、飛行シーンの美しさでは2005年の映画ナイトオブザスカイ(原題:Les Chevaliers du ciel)も負けていないと思います。


お話的には伏線回収が完全でなく、グダグダ感がありますが・・・(^^;;

この映画、おフランス版トップガンだとか、おフランス版ファントム無頼とか言われてます。
しかし、元を辿れば1959年に始まった「タンギーとラヴェルデュールの冒険」というコミックを原作にしており、

トップガンやファントム無頼より全然歴史がある訳で、こちらの方が元祖なのかも知れません。

タンギーとラヴェルデュールは今までにこの映画を含めて3回映像化されており、最も古いのが1967年に開始されたテレビシリーズLes Chevaliers du ciel(天空の騎士)です。
フランス空軍などの全面協力を得て、3シーズンで39話(各話30分)が制作されました。

この1967年の第1シーズンの紹介をしましょう。
まずは主役であるこの2人、タンギーとラヴェルデュールで性格は正反対。

悪戯されて、大佐(司令官?)の前に下着姿で出された2人。

ミッシェル・タンギー

真面目、正直、献身的、正義感に溢れた熱血漢。



アーネスト・ラヴェルデュール

風変わり、コミカル、不器用、女の子大好き。
おフランス版の諸星あたるてなところでしょうか?

中の人は金髪ではないのですが、コミックのイメージに合わせる為に髪を染めてます。
どこかで見た様な気がするのですが・・・

そして花を添えるのが大佐の秘書のニコール。



最終的にはタンギーと恋仲に・・・

イチャイチャする横で運転するラヴェルデュールに「すねてるの?こんど妹紹介するわ!」だって。
何か、これぞおフランスって感じ。

第1シーズンはミラージュIII戦闘機のセールスと、それを妨害する謎の組織との戦いが描かれています。
2人が配属されたディジョン基地のシゴーニュ(こうのとり)部隊で使用するのはミラージュIIICおよび複座のIIIB。










シーン間でたまに機体が入れ替わる事もありますが、基本的にはドラマのために空撮を行っており、とても豪華な作りのドラマです。
決して資料映像を継ぎ接ぎしたドラマではありません。(射出シーンなどを除く)



自分の感覚に頼るな。計器を信じろ。 と言うてます。
ベストガイより20年早い!


そのどれもが本物であり、ミラージュ好きにはたまらない貴重な映像がいっぱいです。
スネクマアター9Bエンジンの燃焼テストにエンジン換装風景


ロケットモータによる高高度迎撃ミッション


ロケットモータの燃焼テストに、取付作業風景。


ロケット燃料注入作業にタキシング

よほど危険なのかノズルを水で洗浄し、消防車が散水しながらついて行ってます。

シラノ火器管制レーダーにマトラR.530


DEFA30mmガンパックの取付風景

まず砲身を差し込み、ガンパック本体を持ち上げて装着し連結してます。

火災消化訓練

燃えているのは、実際の残骸を使用している模様。

劇中で出てくる車は・・・
アルピーヌA110 1100かな?


2CVとサンパール4X4


サンパール4X4は初めて知ったのですが、ルノー4ベースの4WD車みたい。

TVアンテナにサイケなペイント、砲弾の突き出たグリル、そして運転席にぶら下がる変な人形w

全話ざっと観たのですが、第3シーズンのep8でビックリな事が・・・

うおおぉぉぉ
この方はOuiマリームでおなじみ、パリのおば様こと岸恵子さんではないですか!

高地訓練のため2人が訪れたスキー場で出会った謎の美女って感じでしょうか。

時代から考えると、ディスコではなくゴーゴーですな。
出演の記録は日本語のwikiにはありませんでしたが、おフランス語のwikiには載ってました。

エンドロールにもちゃんと明記されてます。

ミラージュをはじめ、普段見られない機体が実際に動いてる。
中には驚きの機動をする機体まで・・・
今の目からすればお話が少々稚拙で、演出も安っぽい感じがしますが、何せ55年前の作品ですぞ。
時代を考えると納得ですし、それを加味しなくても充分に観賞に耐えられる作品です。
(^^)

ここに3シーズン39話が揃ってます。
英語字幕付きですので、物好きな方は お好きな方はどうぞ。
Posted at 2022/06/12 11:25:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 劇中車・劇中機 | 音楽/映画/テレビ
2022年06月06日 イイね!

TOPGUN:001 って?

TOPGUN:001 って?昨日、トップガンマーヴェリックの2回目の鑑賞に行って来ました。
オッサンホイホイにまんまと掛かった訳ではありますが、今回の起案は私ではなくうちの子から。
若い世代にも確実に受け入れられています。







前回はIMAXレーザー、今回はドルビーシネマで観ましたが、違いが良くわかんない(爆)
いずれにしても楽しいひと時でした(^^)

2回目の鑑賞ともなれば、少しは余裕が出て色々なところが見える様になりました。
例えば、謎の試験機にスカンクワークスのロゴがあるとか。
スカンクワークスとはロッキード・マーティン社の一部門で、過去にF-104、U-2、SR-71、F-117などを開発して来た部門です。
エンドロールにもスカンクワークスの名前があり、そのちょっと後にKAWASAKIがありました。

で、そのエンドロールの途中に気になる名前が・・・

映画製作に協力した米軍関係の部署名や氏名が記載され、U.S. Navy Fighter Weapons School/TOPGUNおよび25名ほどの氏名が書かれていた次に
TOPGUN:001 TOM CRUISE
と記載されてました。
それ以降は、また別の部署名、飛行隊名および氏名の記載が続きます。
その中には空軍の部隊名もありました。
協力したのは米海軍だけじゃないんですね。


TOPGUN:001 って何?
愛機の機番はダブルナッツだったし・・・
おニャン子の会員番号みたいなもの?

何故軍属の間に挟まれてるの?

謎だ!
Posted at 2022/06/06 22:23:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2022年06月05日 イイね!

ベストガイGOKU -オレは、弾丸。-

ベストガイGOKU -オレは、弾丸。-会社帰りにうちの子と合流し、ベストガイGOKUを観て来ました











なんてことは、未来永劫ないだろうなぁ。

ベストガイとは、トップガンの世界的ヒットに影響され、これに続けとばかりに製作された織田裕二主演の1991年お正月映画。
航空自衛隊の全面協力のもと製作された、千歳基地F-15部隊の201飛行隊で繰り広げられる、挫折と成長、愛と友情のトレンディドラマwです。

トップガンマーヴェリックの公開に合わせ、GYAO!で6/9まで無料公開されていますので、物好きな方は 興味がある方はどうぞ。

お話の方はと言うと・・・まあ、当時はバブルの真っただ中で、日本中浮かれまくっていたと言うことで、正直そんな中でも浮きまくっていたかと思います。
バーのシーンとか、国家公務員が正式に民間人を口説くシーンとか・・・


国家公務員が正式に民間人を口説くシーンは水の教会なんですね。

どっかその辺の小川かと思い込んでました(^^;
このMV観て水の教会を知り、ベストガイを見直して「あっ!」とようやく気付きました。
だって、飛行シーンにしか興味ないから・・・

あと、今の水準で見てはいけないのはわかっていますが、ミニチュアを使った特撮が辛い。
ソ連のバジャーにSu-27、そしてF-15Jのテールスライド。



コックピットシーンの合成が比較的違和感無いだけに、とっても残念。

ここだけでもリメイクしてくれないかなぁ。

ただし、実機の飛行シーンは本家トップガンに負けていません。





ハイレートクライムなんてサイコー!


トップガンが比較的短いシーンをパッパッと切り替えて迫力を出しているのに対し、ベストガイでは実際の機動飛行を見せるシーンが多いです。



GOKUこと梶谷二尉を演じる織田裕二氏。


チョーク外せとか敬礼とか、所作が格好良いですね。
ちなみに劇中で使用する時計はチュチマのミリタリークロノグラフです。
ほとんど露出がありませんが、頑張って調べました。
最初Sinnかと思いましたが、特徴的なプッシュボタン形状でようやく特定出来ました。


転がりのシーンは、トーイングトラクタで引っ張っての撮影。

右肩のイーグルドライバーのパッチは映画オリジナルで、実際の201sqでは同様のデザインをロービジ化したパッチだったとのこと。

梶谷二尉が主に乗機するのが#911号機。
レジ番が92-8911で、89年度予算で調達されたバリバリの新造機(撮影時)ですね。

垂直尾翼と水平尾翼にディグロオレンジのライン。
当時はこれが精いっぱいのマーキングだったのでしょう。

飛行シーンの撮影は90年2月から開始され、まずはC-1にカメラを搭載しての撮影。
4月が空撮のピークで、(私の地元の)岐阜の飛実団からF-15J#801号機が参加し、増槽を改造したカメラポッドとコックピット後方にカメラを装着して撮影しています。


ディグロオレンジのラインがマーキングされたのは、まずは201sqの15J3機(#844,#855,#911)、続いて同じく千歳の203sqの15J3機(#825,#831,#841)、201sqの15DJ(#066)の計7機。
引きのシーンでは203sqの機体も使われたみたいで、最終決着のACMに離陸していくシーンを良く見てみると両機とも雪パンダの機体でした。

更には小松の303sqの15J3機(#903,#917,#864)に、飛実団の15J(#801)は垂直尾翼内側全面と外側前方1/3にマーキングが施されました。

このスピードブレーキを開いたシーンは、ハニカムマークの注意書が「踏むな」の日本語表記ではなく「NO STEP」になっていますので、飛実団の#801だと思われます。

撮影に使われたパイロット装備は、フライトスーツ、サバイバルベスト、Gスーツ、酸素マスクが空自から貸与された本物。
ヘルメットは本物に似せて作られたレプリカです。

ゴロンゴロンとメットを落とすシーンがあったので心配してましたが、レプリカと聞いて納得です。

おまけ
ブロッケン現象。


F-1


旧塗装のJAL B747と、旧々塗装のJAL B747。


クラリスでお馴染シトロエン2CVと、マセラッティビトゥルボスパイダー

(^^)

主役機である#911号機ですが、その模型をチマチマ作ってまして、この度ようやくほぼ完成しました。

スケールは1/144で、プラモではなく映画ミッドナイトイーグルの食玩で、接着済みだった模型を全バラして再組立したものです。

発売元はタカラトミーですが、原型製作はハセガワが行っており、1/144とは思えない出来。
後に彩色済みプラモの技MIXシリーズに発展しました。

左側が技MIXのF-15J(まだ仮組)で、百里基地F-15運用20周年記念のスペマ機です。
レジ番は92-8911で、右のベストガイ主役機と同じ機体です。

食玩の発売(=映画ミッドナイトイーグルの公開)が2007年ですので、実に15年掛けてほぼ完成した訳です。
製作のため集めた資料がこれだけで、何と織田裕二氏の写真集まで買ってしまいました。


食玩ベースですが、色々と追加パーツやデカールを投入しています。


パイロットは当然、5空団から来たからGOKUの梶谷二尉。
今にして見れば、オレンジのスーツが新鮮です。

拡大すると泥人形にしか見えませんが、メットにはTACネームと鳥さんマーク、右肩にはイーグルドライバーパッチを入れてます。
そうは見えない方は、心の目で見てね。

装備はセンタータンク1本に、左パイロン内側にAIM-9Lのキャプディップ弾。

サイドワインダーのランチャーは、マイクロエース(アリイ)のF-15Jからコンバートしています。

最終ACMとだいたい同じ装備にしてみました。


だいたいと言うのは、シーンによって搭載位置とか変わるから。


さて、映画に話を戻します。
本家トップガンの続編としてトップガンマーヴェリックが製作されました。
となれば、ベストガイの続編としてベストガイGOKUを作るべきだとの意見がネットにちらほら(笑)
賛成!

ベストガイ撮影時、織田裕二氏はDJ後席で模擬離陸(地上滑走)のみ体験しています。
最近でこそ芸能人のブルーインパルスやF-15の同乗飛行の企画が許される様になりましたが、当時は許される様な状況ではありませんでした。
織田祐二氏はその当時「出来れば飛んでみたかったし、もし機会があれば次回はぜひ飛んでみたい」と発言されてました。
「次回はぜひ」
「次回はぜひ」
ベストガイGOKU、機は熟しましたぞ!
東映さん、おねがいしますよ~
あ、脚本は良く考えてね。
Posted at 2022/06/05 16:09:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | 劇中車・劇中機 | 趣味
2022年06月03日 イイね!

トップガンマーヴェリック

トップガンマーヴェリック会社帰りにうちの子と合流し、トップガンマーヴェリックを観て来ました。









いやぁ、面白かったです。
本来は19年に公開予定でしたが、製作の遅れ、更にはコロナ禍のため約3年遅れでようやく公開になりました。
飛行機好きは観て損はありません。
今回の主役はF/A-18E/Fで、「トップガンと言えばF-14でしょ」って方には物足らないのかも知れませんが、私は充分堪能して来ました。
ネタばれになるので多くは書きませんが、ちゃんとF-14も出て来ますよ。

米海軍ではパイロットとは呼ばず、アビエイター(Aviator、航空士)と呼んでいます。
個人的に残念だったのは、セリフではちゃんとアビエイターと言っているのに、字幕に反映されてなかったこと。

後はフレアの発射ボタンかな。
まるでクイズの回答ボタンか何かか?って感じで、あれはないでしょう。
HOTAS思想とちゃうんか?

な~んてのは些細なことで、映画の面白さはスポイルされていません。

前作トップガンの監督であったトニースコット氏が本作の企画途中で亡くなっており、予想通りエンドロールに氏に対する追悼メッセージがありました。
ちなみに前作では、カメラプレーンを操縦していたアートショール氏が、スピンから回復出来ず墜落し亡くなっています。
エンドロールの最後に、アートショール氏への追悼メッセージが出て来ます。


では、まだ観ていない人はこれを見てその凄さを感じてください。


あら、間違えた。
にしても、凄い出来だねこれ。
比較して見ると、そのクオリティに驚かされます。

ね、「ぐっもーにん、えいびえいたー」って言ってるでしょ。

3年待った、いや36年待った甲斐のある映画した♪
おすすめです。
Posted at 2022/06/03 00:58:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記

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