• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2010年01月31日

備忘録 10 「SW20」 ~2代目MR2の登場~ その6(最終回)

備忘録 10 「SW20」 ~2代目MR2の登場~ その6(最終回) 1984年6月8日に、日本初の量産ミッドシップ車であるMR2(AW型)が発売されてから、5年――

数々の困難、葛藤。事故と苦難。昭和と言う激動の時代を乗り越えた平成元年の1989年10月17日。遂に、2代目MR2=SW型がその姿を現したのである。






※画像は、当時のカタログに掲載された『Midship Express』のピンナップ。動画は、SW20型MR2のプロモーションビデオです。ただし、動画は、全てがトヨタが作成したオリジナルのままであるのかは不明です。


~MR2 SW20の登場~

先代のAW型MR2は、自らをスポーツカーとは呼称せず、あくまでもミッドシップ・ランナバウト。即ち、『小型でキビキビ走るミッドシップのスポーティカー』と位置づけていた。

しかし、SW型MR2は、それとは打って変わり、『日本一速いスポーツカー』を目指して作られたクルマである。同じく1989年に発表され、翌年に発売された日本初のミッドシップ・スーパーカーであるホンダ・NSXや、日本初の量産ミッドシップ4WD車となるはずだった日産・MID4も、未だ開発中の段階であり、SW型MR2は日本初のミッドシップ・スポーツカーとして華々しく登場した。

トヨタ自身、SW型MR2の広報活動として、様々なイベントを企画。開催した。

まずは1989年10月17日。時刻は午後3時30分。東京はレールシティ汐留において、SW型MR2の発表会を大々的に行った。

薄曇りの天候の中、巨大なテントと、4m×3mの200インチ大型ビジョンを設置。スタッフは皆、『New MR2』のロゴをあしらった赤のブルゾンで身を固め、司会者には大石吾朗氏を起用。豊田章一郎社長も自ら挨拶を行い、黒沢元治氏の息子であり、トムスのグループAで活躍していた黒沢琢弥選手と、元F1ドライバーであるパオロ・バリラ選手によるSW型MR2のデモランも行われた。

なお、その日は芝の東京プリンスホテルにて開催されていた日産・インフィニティQ45の発表会場から、観光バス3台で報道関係者を移送するなどもトヨタは行った。

そして、10月17日から12月17日までの2ヶ月間。大型トレーラーが牽引するガラス張りコンテナに真紅のSW型MR2を積載し、計3台のトレーラーが全国のトヨタオート店、ビスタ店を巡行するという、『Midship Express JAPAN TOUR』と題する前代未聞の企画も行われた。このトレーラーは10月17日の発表会にも、もちろん登場しており、SW型MR2のコマーシャルにも使用されている。

↓MR2(SW20型)のコマーシャル↓




※使用されているBGMは、高橋幸宏の『FAIT ACCOMPLI』です。


また、10月21日から11月19日まで。全国8会場で『ニューMR2エキサイティング・フェスティバル』が開催された。さらには成城・明治学院・大東文化・一橋・青山学院・立教・成蹊と、7つの大学の学園祭と共同で『大学学園祭ミスMR2コンテスト』を行い、12月3日の『MR2スーパー・エキサイティング・フェスティバル』で決勝戦を行うなど、多額の金銭と時間、人間を費やしたイベントの数々が行われた。


~SW20の走行性能とその評価~

完成したSW20・MR2のデータは、下記の様なものであった。

全長×全幅×全高:4,170mm×1,695mm×1,240mm
ホイールベース:2,400mm
車重:1,240kg
エンジン :『3S-GTE』2.0Lターボ
最高出力:225ps(165ps)
最大トルク :31.0kg(19.5kg)

※データはターボモデル『GT』のもの。カッコ内はNAモデルのデータ。

なお、参考までに同クラス車種のデータを記載すると

・マツダ・RX-7(FC3S)

全長×全幅×全高: 4,335mm×1,690mm×1,270mm
ホイールベース: 2,430mm
車重:1,230kg
エンジン: 『13B』ロータリーターボ
最高出力:215ps
最大トルク:28.0kg

・日産・シルビア(S13後期)

全長×全幅×全高:4,470mm×1,690mmmm×1,290mm
ホイールベース:2,475mm
車重:1,120kg
エンジン: 『SR20DET』2.0Lターボ
最高出力: 205ps
最大トルク:???kg

全長×全幅×全高=3,950mm×1,665mm×1,250mm。ホイールベース=2,320mm。車重1,020kgのAW型後期モデルと比べれば、ボディサイズは全体的に拡幅されてはいるものの、同クラスの車種に比較すれば、一際コンパクトな仕上がりとなっている。車重は他車種と比較して若干重めとなっているが、この車重の重さは、隔壁の多いミッドシップの泣き所でもある。

最大出力の225psとは、2Lエンジンの出力としては世界最高のものであった。そして0→400加速では13.9秒。筑波サーキットを1分9秒台で駆け抜ける新型MR2は、有馬和俊技師の想いの通り、2リッタークラスとしては『世界最速』のスポーツカーとなったのである。

ただ、このSW型MR2(通称・Ⅰ型)は、有馬和俊技師の不安通り、その足回りの弱さ、ボディ剛性の不足などから、非常にピーキーな運動特性となってしまい、『すぐにスピンする』『欠陥車』『危険なクルマ』というレッテルを貼られることになってしまう。当時を知るプロドライバーも、『乗る時はいつもヒヤヒヤしていた』と述べたり、日常でも『交差点でスピンした』という話も存在する。

※ただし、このⅠ型に対する評価は賛否両論あり、『いくらチューニングしてもスピンする』という意見もあれば『少し足回りを弄っただけで高い性能を発揮する』という意見もあります。また、『危険』と切り捨てる人もいれば、『MR2で一番楽しかった』と言う人も居ます。いずれにせよ、Ⅰ型は高い性能を持ちながらも、それを乗りこなすには、かなりの腕前を必要とした、ということではないでしょうか。

それらの世間からの酷評もあり、SW型MR2は2年後の1991年12月にマイナーチェンジを実施。通称・Ⅱ型へと進化する。ここでは、特に足回りに関して大々的な見直しが行われ、ホイールサイズも14インチから15インチへとインチアップ。Ⅰ型を大きく上回る走行性能と、Ⅰ型から180度転換した好評価を得ることとなった。

その後もSW型はマイナーチェンジを続け、Ⅲ型ではさらなる馬力と、高速走行を視野に入れた仕上がりとなり、最終型のⅤ型では、可変バルブタイミング機構=VVT-iを装備したBEAMSエンジンを搭載し、NAモデルでも200psを発揮するまでになった。

MR2は、トヨタの評価ドライバーの中でもトップに位置するマスタードライバーの称号を持つ成瀬弘氏をして、ストラット式サスペンションの持ち主としては世界一と言わしめる程であった。しかし、年月を重ねる間、同クラスにスバル・インプレッサや三菱・ランサーエボリューションなど、280psを発揮するような2.0Lターボ車が登場し、もともと足回りやシャシー設計。ボディ剛性などに弱点のあったMR2は、馬力合戦、開発合戦などの負のスパイラルに陥ることを避け、1999年8月にその幕を降ろします。そして、MR2は、本来のコンセプトであった『ミッドシップ・ランナバウト』。決してパワーと速さだけがクルマの楽しみではない『Fun to Drive』をモットーとしたオープンモデル『MR-S』へと姿を変えることとなりました。


~スポーティからスポーツへ。トヨタの挑戦~

今や米国のビッグ3を抜き、名実共に世界一の自動車メーカーとなったトヨタは、昔から、AE86型スプリンタートレノ/カローラレビンやAW11型MR2などの『スポーティーカー』を作っても、『スポーツカー』を作ることは決してありませんでした。

『トヨタのクルマには個性がない』とは、トヨタを批判する際に良く用いられる文言です。しかし、トヨタがあるクルマを、ある一定のそこそこ高いレベルで開発し、さらにはローコストで仕上げるという能力に関してはあらゆる自動車メーカーでも群を抜いていることは紛れもない事実です。

SW型MR2が登場し、A70型スープラが販売されていた当時、黒沢元治氏は『トヨタは一度、ギンギンのスポーツカーを作ってみればいい』と述べました。

その後、実際。SW型MR2をその先鋒として、トヨタが『スポーツカー』開発に取り汲んだ時代が確かにありました。そして、そのフラッグシップとなったのが、セリカの上級モデル=セリカXXの流れを汲み、『グランドツーリング』から一転して『スポーツカー』となったA80スープラでした。スープラは、日産・スカイラインGT-Rやマツダ・RX-7(FD3S)、ホンダ・NSXの様に特殊な4WDシステムも、ロータリーエンジンも、ミッドシップレイアウトも搭載することなく、ベーシックな直列エンジンとFR駆動形式だけで、国産最強クラスにまで上り詰めました。

※ただし、MR2はSW型においてもカタログ上で『スポーツカー』を名乗ることはありませんでした。


日本には、ホンダや、日産、マツダなど、その独自、独特の技術、機構を持って『世界一』の称号を手にした個性的なスポーツカーを開発して来た国産自動車メーカーが数多く存在します。

しかしながら、スポーツカーの至高であり理想であった『ミッドシップ』を実現させたのは、そのいずれでもなく、『スポーティー』に徹して来たトヨタでありました。

ミッドシップには、日常における使い勝手の悪さという、市販上の大きな欠点があります。この欠点を可能な限り克服しつつ、さらにスポーツカーとしての性能を兼ね備えるというのは非常に困難な作業であり、これを達成するには、非常に絶妙で、優れたバランス感覚が求められます。そして、そのミッドシップ車を現出せしめたのは、バランスを考慮したクルマ造りにおいて極めて高い能力を持っていたトヨタでした。

MR2以降、ホンダのNSX、ビート。マツダのAZ-1/スズキ・キャラなどのミッドシップ車が発売されましたが、NSXはその性能の高さはあっても、極めて高価なものとなってしまい、ビート、AZ-1はスポーツカーではない『軽自動車』となりました。さらには、日産のMID4のように、市販に至らないクルマもありました。

そんな中、MR2は、販売台数10万台を超え、世界で最も売れたミッドシップ車となったのです。

もちろん、MR2がマイナーなクルマであることは否めません。しかしながら、安価で庶民にも手が届き、そして同時に速さを追求することも出来るミッドシップとして、その存在は唯一無二のものとなりました。

たかがトヨタ。されどトヨタ。決してスポーツカーの雄とは言えないトヨタが、このようなクルマを開発し、市販していたという事実は、もっと評価されるべきことではないでしょうか。


そして2009年。ライトウェイトスポーツカーが絶滅してしまった2000年代において、トヨタは二つのクルマを発表します。未発売ではありますが、一つは『FT-86 Concept』。そしてもう一つは『レクサスLFA』と呼称されています。

『FT-86 Concept』は、日産のS15シルビア以降、途絶えてしまった『FRスポーツカー』をコンセプトとしたものであり、『クルマ本来の運転する楽しさ、所有する歓びを提案する小型FRスポーツ』と位置付けられています。

また、『レクサスLFA』は、台数限定のクルマでありながも、最高速度300km/hオーバーの性能を発揮する、NSXをも超える性能と価格を備えた国産の『スーパーカー』でした。

スポーツカーにとって最も重要なファクターであるものは『トータルバランス』と言われます。スポーツカー、スーパーカー全滅の今の時代に置いて、トヨタがこのようなクルマを発表するというのは、別に不思議なことではなく、考え方によっては『トヨタだからこそ出来た』なのかもしれません。


そして、それら、トヨタのスポーツカーの魁となったのは、間違いなくSW型MR2でした。

SW型MR2。それは決して広く受け入れられるスポーツカーとはならなかった。

しかし、発売から20年が経過した今も、そのパーソナリティを超えるクルマは存在しない。




参考文献:

・「日本初ミッドシップ トヨタMR2とトヨタスポーツ」/岡崎宏司(新潮文庫)

・「トヨタテクニカルレビュー」Vol.47/オーム社

・「CG CAR GRAFFIC」1983年12月号/二玄社
・「driver ドライバー」1985年10月20日号/八重洲出版
・「CARトップ」昭和59年6月号/交通タイムス社
・「CAR and DRIVER」1990年1月10日号/ダイヤモンド社
・「ベストカー」号数不明(グループS仕様AWとMID4の記事について)/三推社
・「Best MOTORing」1990年1月号/講談社

・「ベストカーガイド増刊 オールアバウト TOYOTA MR2」昭和59年8月/三推社

・「CARトップ ニューカー速報No.23 MR2」/交通タイムス社
・「CARトップ ニューカー速報No.74 NEWスープラ」/交通タイムス社

・「モーターファン別冊 ニューモデル速報 第78弾 新型MR2のすべて」/三栄書房
・「モーターファン別冊 ニューモデル速報 第257弾 MR-Sのすべて」/三栄書房

・「J's ネオ・ヒストリックArchives『TOYOTA MR2&MR-S』」/ネコ・パブリッシング

・「I LOVE A70&80 TOYOTA SUPRA」/ネコ・パブリッシング

・「ハイパーレブ Vol.21 トヨタMR2」/ニューズ出版
・「ハイパーレブ Vol.50 トヨタMR2 No.2」/ニューズ出版
・「ハイパーレブ Vol.63 トヨタMR-S」/ニューズ出版

・「タツミムック チューニングトヨタ MR2&MR-S VOL.1」/辰巳出版
・「タツミムック チューニングトヨタ MR2&MR-S VOL.2」/辰巳出版
・「タツミムック チューニングトヨタ MR2&MR-S VOL.3」/辰巳出版


・「MR2 AW10/11」前期型カタログ
・「MR2 AW10/11」後期型カタログ

・「MR2 SW20」Ⅰ型カタログ
・「MR2 SW20」Ⅱ型カタログ
・「MR2 SW20」Ⅲ型カタログ
・「MR2 SW20 ビルシュタインパッケージ」カタログ
・「MR2 SW20」Ⅳ型カタログ
・「MR2 SW20」Ⅴ型カタログ

・「MR-S」前期型カタログ
・「MR-S」後期型カタログ
・「MR-S Vエディションファイナルバージョン」カタログ


参考サイト:

・「ウィキペディア」
http://ja.wikipedia.org/wiki/

・「TOYOTA MR2 CLUB JAPAN」
http://homepage3.nifty.com/midship/

・「MR2ちゃんねる」
http://mr2.jp/

・「ダイエーモータース」
http://www.daie-motors.com/

参考動画:

・ベストモータリング1990年1月号より。中谷明彦氏によるⅠ型インプレッション。
【ニコニコ動画】SUPERミッドシップ New MR2

・ベストモータリング1991年7月号より。
【ニコニコ動画】トヨタはなぜスポーツカーを造らない!? 1/3
【ニコニコ動画】トヨタはなぜスポーツカーを造らない!? 2/3
【ニコニコ動画】トヨタはなぜスポーツカーを造らない!? 3/3

・ベストモータリング1992年3月号より。Ⅰ型とⅡ型の比較走行ほか。
【ニコニコ動画】NEW MR2 徹底全開フルテスト!! 1/3
【ニコニコ動画】NEW MR2 徹底全開フルテスト!! 2/3
【ニコニコ動画】NEW MR2 徹底全開フルテスト!! 3/3

・ベストモータリング1994年1月号
ネット上の動画の存在は不明。Ⅱ型とⅢ型の比較走行が行われています。


その他。MR2の歴史に関連する霧島のブログ:

備忘録 01 「SV-3」 ~トヨタ・プロトタイプMR2開発秘話~ その1
備忘録 02 「SV-3」 ~トヨタ・プロトタイプMR2開発秘話~ その2
備忘録 03 「SV-3」 ~トヨタ・プロトタイプMR2開発秘話~ その3
備忘録 04 「SV-3」 ~トヨタ・プロトタイプMR2開発秘話~ その4(最終回)
備忘録 05 「SW20」 ~2代目MR2の登場~ その1
備忘録 06 「SW20」 ~2代目MR2の登場~ その2
備忘録 07 「SW20」 ~2代目MR2の登場~ その3
備忘録 08 「SW20」 ~2代目MR2の登場~ その4
備忘録 09 「SW20」 ~2代目MR2の登場~ その5
おめでとう! MR2(SW20)発売20周年!!


※霧島の備忘録。「SW20」 ~2代目MR2の登場~は、今回で終わりです。貴重な資料を提供して下さった方、当時のことを教えて頂いた方、コメントを下さった方。そしてこれを読んで頂いた方々へ、最大の謝辞を申し上げます。ありがとうございました。

ブログ一覧 | 備忘録・MR2の歴史 | 日記
Posted at 2010/01/31 19:51:16

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

華金GW
闇狩さん

昨日の雨とうって変わって☀️
mimori431さん

小樽の穴場スポットをクドイくらい語 ...
エイジングさん

愛車と出会って1年!
にゃん太!さん

熱海リベンジに行ったよ.🚘
すっぱい塩さん

【超お得なクーポンあり】70mai ...
みんカラスタッフチームさん

この記事へのコメント

2010年1月31日 19:58
いつもながら読みごたえのある文章を拝見しました。

ここ数年間のトヨタは走りのクルマが少なくなりましたが、レクサスLFAやFT-86など、これからのトヨタのスポーツカー回帰への萌芽となるクルマが散見出来るのは好ましい事です。
今の章男社長になったのはとても期待出来ますね。

あとSW20のCMはタイムリーで見ていましたが、元YMOの高橋幸宏のBGMが好きでした。
コメントへの返答
2010年2月1日 22:33
いやもう今回、期間を空けた割にはグダグダです……誤字脱字もいつもより多いですしorz

トヨタは、豊田章男社長の元で、G'sやGRMNと言った新ブランドを立ち上げて、少量生産ではありますが、新たなスポーツカーを世に送り出そうとしています。

トヨタが率先してスポーツカー製作を始めれば、他社も負けじとそれに倣うでしょうから、FT-86やLFAが起爆剤となって、再びスポーツカーの黄金時代が到来したら……いいかなぁ?

霧島も観たかった……テレビが、スポーツカーのCMで溢れるその光景を……
2010年1月31日 23:13
MR2バンザーイ!\(TOT)/

読み終わったら自然とそう思えました。
時代という背景はあるにせよ、まさにトヨタだから出来た車ですね。


ちなみにジムカーナではMR2はRDW最強の座に居るそうですヨ。

ハイブリットMRーSの話もありますし再びその勇姿を見せてくれると信じてます。
コメントへの返答
2010年2月1日 22:51
バンザーイ!\(TOT)/バンザーイ!

書き終えて、MR2に乗ってて本当に良かったと思えます。

上では書くのを忘れましたが、ミッドシップスポーツカーと言う高嶺の花を、お金の無い若者でも楽しむことを可能にした。これが、トヨタとMR2の最大の功績だと思います。

トヨタってのは時々、こういう他社がやらないことを真っ先にやってくれるからニクいんですよね~。

確かに今でも、後輪駆動でなら、そのストップ&ゴーのトラクションで、叶うクルマなんてそうそう無いでしょうね! ……ま~、あとはイン●グラをぶっちぎれたら言うことないんですけど(笑)

そうそう、先日の東京オートサロンにも、ハイブリッドMR-Sが出展されてましたね! 少量生産にはなるでしょうが、発売の可能性は極めて高いらしく、楽しみです!

2010年2月1日 19:58
SWの初期はかなりピーキーで2型になってかなりかわったとわ聞きましたがスゴい変わりよう(汗)
MRって今は絶滅状態ですよね(アクティはMRですが) 最近になってトヨタはスポーツに力を入れて
いるのが嬉しですね☆ しかしこの情報集素晴らしいです♪
コメントへの返答
2010年2月1日 23:09
霧島も、上の動画の比較走行を見て、びっくりしましたよ。マイナーチェンジとは思えない変わりよう……。でも、中低速でふり回して遊ぶなら、Ⅰ型も楽しそうです。

そういやアクティやバモスもMRでしたっけ(笑)。MRは実用性皆無ですからね~。しかし、一度乗ると、エンジンが背中に無いと物足りなくなってしまうのです(爆)

最近のトヨタもですが、スポーツカー全滅時代において、ホンダなんかもFFスポーツカーというジャンルで、実用性と速さを兼ね備えたクルマ造りを頑張ってますよね! 敬服致します。

当備忘録。どうせならロードスター、シビック、GTOなどなど、みん友さんのクルマも書こうかと思いましたが、ムリです! 関連書籍多過ぎ!!

MR2というマイナー車だからなんとか書けた駄文でございますorz
2011年7月25日 20:06
ちょっと用あってSWの新型車解説書を見てたのですが・・・

【開発のねらい・はじめに】
のしょっぱなに
「トヨタMR2は、ミッドシップスポーツカーとして【中略】 今回のモデルチェンジに際しては、従来車から脱却し、 真のミッドシップスポーツ車をめざして開発しました【中略】 本格スポーツカーに見合う性能【以下略】」
とスポーティーカーでなくスポーツカーとして説明がなされていましたよ。

チト意外・・・
コメントへの返答
2011年7月25日 20:49
書いてます書いてます。

ちゃんとSWの新型車解説書&修理書は追補版も含めて全部手元にございます、配線図も☆。これを書いた時はまだ持ってなかったですが……

ついでにAWも解説書と修理書もあります。無いのはパーツリストとボデー修理書ですかね……

一応、Ⅰ型ターボはクラス最強のパワーだったわけですし。それこそんにょんさんが主張されるようにLSDと15インチタイヤさえあれば……。そうでなくともSWは、シ●ビアとかに比べたら、かなり造りこまれてたんじゃないかと。

あと、んにょんさん。↑のyoutubeの「トヨタビデオカタログ MR2」持ってないですかね……。あれだけはいくら探しても見つからんのですorz

ついでに。このシリーズ、セラとスープラの後にまた書きなおしま~す~

プロフィール

「@辺境伯 通勤快適(?)仕様なので、距離がどんどん伸びます。じゃんじゃか傷んできます……」
何シテル?   01/30 16:31
こんにちは。基本的にはぐれ者です。 一般に広く受け入れられて支持を得ているようなものよりも、マイナーなものや、世の中から認められないもの、あまり人気のない...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

     123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

17万kmを超えて 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/04/30 22:55:21
アスク・スポーツ 
カテゴリ:チューニング&パーツショップ
2011/11/07 17:09:24
 
トヨタテクノミュージアム 
カテゴリ:トヨタ
2011/09/24 22:39:02
 

愛車一覧

トヨタ MR2 トヨタ MR2
〓詳細〓 ・車種:トヨタ MR2 ・型式:SW20 ・年式:平成10年5月登録 (Ⅴ型 ...
トヨタ MR2 トヨタ MR2
〓詳細〓 ・車種:トヨタ MR2 ・型式:SW20 ・年式:平成8年4月登録 (Ⅲ型) ...
その他 その他 その他 その他
弟の東京土産……って言っても、普通に奈良でも売ってる一品。 日記用の画像保管庫です。

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation