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霧島のブログ一覧

2020年08月21日 イイね!

アルテッツァジータ



「すまんのぅ」
「いいってことよ」

 そういうことで、何かバッテリー上がりの救援してました。バッテリー上がりの対処なんて軽く10年ぶりぐらいじゃないでしょうか。

 霧島さんは今からちょうど12年前、SW20のⅢ型NAを買ったのですが、その冬、仕事が忙しくて一ヶ月ほど放置してしまいバッテリーを上げちゃったんですよね。その時、近所に住んでる友人のパルサールキノ・オーテックバージョン(クッソマニアック)とバッテリー繋いで助けて貰ったのですが、バッテリー上がりはその時ぶりになります。

 言うて今回は救援側です。実は家車のアルテッツァジータのバッテリーが上がっちゃってたので、それであれこれやってました。AT車なので押しがけする訳にもいかないですしおすし。

 昨今の京都盆地は38℃越えの毎日なので、日中は暑くて作業してられない……ということで早朝からブースターチャレンジです。12年前に買ったブースターケーブルを、これまた12年ぶりにパッケージを開けて、SW20のバッテリーとGXE10のバッテリーを繋ぎます。マイナスはちゃんとアース取ったよ!取らずにマイナス直結する人もそこそこいるし、どうもそれでいけるっぽくはあるけれど。

SW20のエンジンをかけて、アルテッツァのキーをひねる。セルモーターがかろうじて回る微妙な手応え……やっぱしばらく待たないとダメかな?と思ったけれど、一瞬後にはエンジン点火。一発始動でした。

 あっと言う間に作業も終了。一番時間がかかったのは、SW20のフロントボンネットから荷物を取り出したり、テンパータイヤを外したりしてる時間でしたね。間違いない。何はともあれ良かった良かった。

 今回の作業で心配だったのは、ブースターケーブルの長さが足りるかどうか……だったのですが、それもぎりぎり足りたので助かりました。だってSW20はボンネットの奥底にバッテリーあるし、アルテッツァジータはジータでこれまた奥まった所にバッテリーがあるのですもの。



 それはさておき、しばらくはエンジンかけっぱなしで充電しなければならないのですが、平日の早朝からアイドリングしっぱなしというのもご近所迷惑な話なので、朝一からちょっとドライブ。奈良公園まで。朝の6時台ということで道路はまだまだ車も少なくてスイスイです。

 しかしそれにしてもアルテッツァジータ……めっちゃよく走ります。家のジータは直4の3S-GEではなく、2000cc直列6気筒の1G-FEエンジン搭載モデルなのですが、このエンジンがこれまた良いのですよ。

 SW20の3S-GEみたいなパンチはないのですが、とにかく芯の揃った上質なフィーリングで回ってくれますし、トルクも必要十二分。よくよく調べたら、SW20のⅤ型NAの赤ヘッド3S-GE VVT-iが200ps/7000rpm・21.0kg/6000rpm。アルテッツァの1G-FE VVT-iが160ps/6200rpm・20.4kg/4400rpmなんですね。1G-FEの方が低速トルク指向な感じで、そりゃ良く走る訳です。車重はジータの方が140kgぐらい重いんですけどね。

 年式的にはⅤ型NAもジータも実はほとんど変わらないのですが、いかんせん設計思想や技術が違いすぎて……。アルテッツァはとにかくボディ剛性が高いです。加えてサスペンション、ダンパーも本当に良い……。奈良のアップダウンが激しく曲がりくねったコースでも軽やかな走りをみせてくれます。完成されたFRって言うのはこんなにも凄いものなんだな。

 アルテッツァジータは何度となく運転してるのですが、乗る度に「なんでこんなに良く走るんだよ!」と思わされます。高速を走ってよし、ワインディングを走ってよし。燃費はちょっと悪いですけどね(汗)

 トヨタの熟成された2000cc直6エンジン、それに流体トルクコンバータの4速AT。枯れた技術の集大成という感じで、80~90年代におけるトヨタ車のひとつの完成系みたいな車ですね……。こんなコンパクトFRセダン/ステーションワゴンはもう二度と出ないんでしょうね。

 もしこれがMT車だったら。もしこれが軽いセダンだったら、もしこれが3S-GE搭載モデルだったら、あるいは3000cc直6モデルだったら……と考えるとワクワクが止まりません。やはりアルテッツァは良い……

 昔から「AE86の再来!」みたいに勝手に周りが変な期待して、結果賛否両論になったなんて言いますけれど、いやこの車はコンセプトが全く違いますって。だってこれレクサスISですもの。高級コンパクトセダンですよ。大衆車であるカローラのクーペであるAE86とは全く存在する領域が違う……

 自分がもしMT車のセダンを増車するなら、やはりアルテッツァ一択でしょうね。でもアルテッツァの中古市場を見てると段々値上がりしてきてる感じもあり。さらには15万kmぐらいの過走行車がめちゃめちゃ増えて来てるんですよね……。買うなら今が最後のチャンスなのかなとも思います。いやまあそりゃ霧島さんのSW20は23万km超えて元気に走ってますけれど。 

 セダンの3Sモデルもいいし、1Gモデルも興味あります。ATでいいならジータには3000cc直6の2JZ-GE積んだのもありますし。なんなら4WD車もありますしね(笑)おっと、トムスの280psターボチューンモデルもありましたか。

 何にしたって、本当にFRってなくなりましたね(15年ぐらい前から言ってる)。2000年代初頭って、アルテッツァもあったしプログレもあったしブレビスもあったし、コンパクトなFRセダンがあれこれ選べた時代だったんですよね。かつてのマークⅡ・クレスタ・チェイサー3兄弟もそうでしたが、「自動車のお手本」みたいな車が勢揃いですよ。ついでにヴェロッサも入れときます?

 最近だとマークXがFRセダンとして残ってましたけど、あれも生産終了になってしまいましたし。マークXもけっこう投売りされてて興味あるんですけれど、いかんせんMTがないんですよね……。え?マークX GRMN!?やめてください、しんでしまいます(中古600万

 自動車はFFが当たり前になり、FRは一部の高級車のみ。さらにはパワートレーンも今やハイブリッドが当たり前。電気モーターによる4WDとかも普通になりつつありますね……

 内燃機関のFRレイアウトのMT車のセダン。完全に消滅する前に(もう事実上してるけど)、どこかできちんと所有して、長く手元に置いておきたいですね。

Posted at 2020/08/21 22:10:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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